MRの今後を人生逃げ切り戦略目線で書いてみる

MRの今後

どうもこんにちは、だいさくです。

長年ブログをやっていると「トレンド」っていうのが良くわかるようになります。

ブログ運営はGoogleと密にお付き合いする必要があって、

今、「MR」や「製薬会社」の後のセカンドワードは何が検索されているのか?とか、

どうゆうキーワードが流行ってるのかなとか。。

このトレンドってのを意識して記事を書くこともあって、

そして、今のトレンドって何か?っていうと、

AIや機械学習の登場や、

政府の医療費削減策によってMRどうなの?という不安感というのがあります。

しかし、一方で不安感はあるけど、

具体的にその不安感を拭うために何したら良いかってのもよく分からない、

というのが一つのトレンドではあると考えています。

そこで、今日はMRの人生逃げ切り戦略を少し考えてみました。

MRの今後を人生逃げ切り戦略目線で書いてみる




僕が実践するかしないかは別としては、

MRは確かに減少しておりますし、

特に日本の中では医療業界自体が衰退産業の一つとされています。

医者は今までほど高給のままではいられなくなるとか、

看護師の激務の上に薄給は変わっていかない、

薬剤師不要論なども問われています。

MRもそうかもしれませんが、

この医療業界自体が間違いなくこれまでよりは、

衰退していく産業の一つなんだと思います。

衰退といってもかなり緩やかにどこかで下げ止まりすると考えられます。

MRの今後や将来性を整理

ではMRの今後や将来性について一度情報を整理してみようと思います。

MRを含めて昨今製薬企業ではリストラがかなり横行しました。

2019年の製薬会社リストラ状況と原因、今後まで全部まとめてみる!

歴史に悪名を残す鳥居薬品新卒2年目MRのリストラもありました。

鳥居薬品のケースは少し特殊なケースではありましたが、

政府の医療費削減のための薬価抑制、

薬価抑制戦略の一つであるMR不要論、

MR不要論による情報提供の規制(訪問規制やお弁当問題も含む)、

ざっくりですが簡単にそんな状況になっているかと思います。

ただ、実際情報のIT化がMR不要論の原因と言われる事がありますが、実際そうでもありません。

僕はICTだけで売上を作るぞ!といって、

MRをほとんど雇わないスタイルで立ち上げた会社を1社知っており、

見事に撃沈している会社があります。

あまりにも悲劇的なので情報が精査できればまた記事にできればと思いますが、

やはりお医者さんが人間である以上、

ITやICTだけでは中々MRの代わりをするのは難しいと感じます。

化合物の枯渇化と個別医療

また昨今の新薬開発も非常に厳しい状況となっています。

いつも出すスライドで恐縮ですが、

2013年から大手製薬会社の上市された薬剤のほとんどは他社からの導入品であります。

また下記は、2016年度に上市された薬剤のほとんどがバイオベンチャーが創薬したという、

経済産業省の日本のバイオベンチャー の現状を示すプレゼンテーションの中のスライドの一つになります。

これまで大手の製薬会社が得意としていた領域の化合物が枯渇化していること、

また、個別化医療が発展し、希少疾患系への開発が進んでいる事、

こういった理由からもはや大手の製薬会社に開発力は無く、

現在では有力なバイオベンチャーの開発する薬剤をいかにして目利きをし、

導入してくるか?という部分が製薬会社の生命線になってきています。

とりあえずここまでで、

MRを取り巻く環境は医療費削減の観点からも大きく変わってきていること、

そして製薬会社自体が開発力を強化するよりは、

有力な提携や買収が活発にしている、

日本国内外関わらずバイオベンチャーが台頭をし、

自販体制を敷くバイオベンチャーも現れているというのが現状になります。

ここからMRとしての人生逃げ切り戦略をご紹介させていただきます。




1、ずっとMRで良いです、は最後の手段

中にはずっとMRで良いです、という人もいると思います。

恐らくですが、ほとんどの大手外資系で、

ずっとMRで良いですは通用しないケースが多いと思います。

外資系の場合は中には本当にずっと頑張っていて、継続的に実績をあげる、

MRが天職のような人も中にはいます。

でも多くの場合長くMRをやっていると飽きてしまいますし、

ずっと高いレベルの実績をあげられるわけではないと思います。

そうなると大手外資でずっとMRで良いですという人は、

大体50歳前後で危ない状況になって行く人が多いです。

まだ子供も高校生や大学生だとストレスが半端ないと思います。

なのでずっとMRで良いですは、大手外資ではやめておいた方が無難かと思います。

ずっとMRで良いです、は準大手以上の内資ならいける

ただ、中には本当にずっとMRで良いですという人もいると思います。

そんな人は準大手以上の内資系であればずっとMRで良いですというのは、

叶いやすいと思います。

なのでずっとMRをやっていく戦略としては、

若いうちは外資系でチャレンジしてみて、

30後半くらいからうまーく準大手以上の内資系に転職して、

MRをやり続けるのも人生逃げ切り戦略としてはありだと思います。

本当に沢山のバイオベンチャー が国民皆保険である日本を魅力的に感じています。

その中で日本でビジネスを進めて行こうと考えた時に、

準大手以上の内資系はやはり強いです。

お金を持っているというのもありますし、潤沢なリソースと、ノウハウや歴史、

医療従事者からの信頼感というのもやはりあると思います。

導出する側からすると薬剤を日本で成功させたいと思っているので、

ベストパートナーはやっぱり準大手以上の内資は強く、

僕は安泰だと思っています。

また準大手以上の内資は中々人が辞めないので、

ポジションがあきません。

なので、特に若手の方はMRを長くやり続けなければなりませんが、

ずっとMRで良いですという方は、

準大手以上の内資にチャンスがあればいってしまうのもありかなと思います。

内資も変わってきていると思うかもしれませんが、

外資の方がそのスピードは断然早くドラスティックですので、

内資の方が逃げ切りやすいと思います。

2、とにかくMRから本社に潜り込む

MRからとにかく本社へ潜り込むっていうのも非常に重要な戦略です。

まずその経験が結構重要で、

製薬会社での本社経験があると、転職の際など案件に困りません。

僕はブログがら、多くの立ち上げ案件に目を光らせておりますが、

MRの案件というのは本当に最後の最後に回ってきます。

僕が今掴んでいる立ち上げ系の案件が20社程度あるんですが、

全て本社系の仕事で、MR系の募集はするのかしないのかわかりませんが、無いのです。

いざ募集が出てみてもライバルも多く倍率が高くなってしまいます。

しかし、本社勤務の経験があると立ち上げ系案件の引き合いはMRの5倍くらいあると思います。

その分倍率も低いので、逃げ切り戦略は図りやすいのでは無いかと思います。

また本社勤務すると現場でMRだけをやっていると見えてこないものが沢山見えてきます。

本社から日本や世界を見るという経験はやっておいて損は無いと思います。

本社経験をしたからといって、

やっぱMRが良いなと思ったらMRを選択肢に入れれば良いだけの話だと思います。

僕はマネジャーを目指すのもありだと思いますが、

本社勤務の経験は逃げ切り戦略を図る上でもとても大切だと思っています。

なので、給料が下がるからという理由で断ったりすることがない方が良いと思います。

3、一旦他業界に行く

一旦他業界に行く。

ちょっと若手しかできないかもですが、

これもありなのはありだと思います。

この場合は必ずまた戻ってくるのを想定した上で、

医療系コンサルとか、医療系ITが僕は良いと思います。

コンサルはなぜか経験すると、

いちMRだったのがとても過剰評価されて戻ってくることができます。

これも本社勤務した人の案件が多い事に似た現象かもしれませんが、

実際にコンサルを経験してから、製薬会社の経営側に入った人は沢山いらっしゃいます。

また今後はIT系人材がどんどん登用されると思います。

アプリ開発とかは全部ITの会社に委託してる会社がほとんどですが、

これは必ず自社で行うようになります。

日々の血圧をチェックするアプリや、薬剤×アプリ、

また特に精神疾患系のアプリ開発も自社でやる時代になります。

その際にITに強い人材は必ず重宝されます。

しかも元MR出身のITは中々いないので結構穴場だと思います。

僕がもっと若かったら多分そっちへ一度転職してると思います。

今は独学でやりこんでますが、

【読むべし】完全素人の僕がプログラミング副業で1万円稼げたのでご報告

若い方は独学でプログラムしてみて、MRの傍副業して見るとか、

IT系の会社に一回転職してみるとかも有りかなと。

まぁもし副業で稼げるならMRやりながらチャンスを伺う方が効率的かなと思います。

でもWEBデザインくらいのプログラミングはマジで簡単ですので、

是非チャレンジして見ると良いと思います。

それで月間20万くらいでも稼げれば心の安定にも繋がると思います。

最後に

僕自身はMRの経験は本当に貴重だと思っています。

絶対になくなることはないと思っているんですが、

しっかり時代に合わせて変化してない会社や、自分を変えていけない人には厳しいと思います。

僕はあんまり内資は好きじゃないですが、

やっぱり強いのは強いです。

一人のMRが沢山の薬剤を担当して小規模範囲を担当するスタイルは、

準大手以上の内資系は多分これからも続くと思いますが、でも強いです。

また、本社勤務すると案件がとにかく多いのも特徴なので、

本社勤務しておくことは僕はオススメです。

そのためには英語です。

正直英語が喋れないというのはお話にならないので、

英語は来たる日まで必ずやっておきましょう。

【初心者向け!】大人になったら始める英会話おすすめ勉強法!

製薬会社の本社にいる人は結構適当な英語喋ってます。

また母国語が英語ではない国の人のテレカン聞いていても、

びっくりするくらいわけのわからない英語喋ってます。

英語なんてそんなもんでしょと思って恥ずかしがらずにどんどん喋ってしまえば良いと思います。

ではまた!




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