希少疾患(オーファン)系製薬会社への転職を考える人にオススメの転職サイト

希少疾病系への転職

どうもこんにちは、だいさくです。

最近はベンチャー系の会社も数多く立ち上がって来てますね。

当ブログでも度々書いておりますが、

今のMRのやり方とか仕事の仕方っていうのは、

少なからず変わっていくというか既に以前と比べると大きく変わってきています。

その昔はMRの花形と言われていたような内資系で大学の専従担当者が、

訪問規制をされたことにより、

柱の陰からコソッと先生の出待ちしてるのを見かけたりするのをみると、

10年間以上MRをやっていた僕からすると、

なんだかな〜と、悲しい気持ちにもなります。

メガファーマは女性を多く登用するようになっていくと思いますし、

昨今の訪問規制や医薬品販売提供ガイドライン、薬価改定の現状を考えると、

やっぱりこれまでと同じようなMR活動を維持していくと言うのは難しいと思います。

オーファンの時代が必ずくる

明らかに、これまでのようにブロックバスターを目指すような時代ではなくなっています。

仮にブロックバスターができても、すぐに薬価改定で値下げされちゃいますよね。

昨今の状況を見てるとそもそも高薬価が付きにくい状況ではありますが、

どの会社も高い薬価のつきやすい希少疾患の薬剤を多く持つような時代になっています。

診断が細分化されてきているという背景もありますが、

開発もそちらの方向にシフトしており、世界の開発費の約45%が今オーファンに注がれていて、

今後医薬品業界の成長部門は希少疾患になっています。

2024年までに処方箋医薬品の売上成長は+6.9%と言われていて、

その成長を牽引する一つがオーファンドラッグ(2018年比で約+100兆円)とされています。

今後はメガファーマもオーファンに取り掛かるようになりますし、

私が今いるようなバイオベンチャーやオーファン系の製薬会社も

数多く誕生していく方向性になっていくと思います。

オーファンMRの働き方は未来系




オーファンのMRとか、いわゆるKAM(Key Account Manager)と呼ばれる人たちは、

一人で広域を担当します。

そのため出待ちもしないですし、基本的にアポイントか、

説明会で訴求するケースが多いです。

広域を担当して、ピンポイントで訴求する、

MRの姿は間違いなくそういった形にシフトしていきます。

昨今は広域担当や希少疾患の経験を優遇する会社も増えてきており、

希少疾患(RD)領域の経験とは一体なに?将来性やアピールポイントまとめ

現状の訪問規制や薬価改定の背景などを考えても

オーファンMRのような形は未来系であると考えられます。

オーファンには中々行けない

しかし、続々とオーファンの会社の募集はありますが、

中々人目に触れることがありません。

特に最初の立ち上げは人脈でまかなわれるケースも多く、

一度オーファンの会社に入ってしまうと人脈で渡り歩ける部分はありますが、

普通に募集をかけることもあります。

しかし、元々少ないオーファンの会社は募集人数も少ないので、

普通に転職サイトに登録しておいても中々自分にまで案件が回ってきません。

エージェントに自分をアピールすることがまず最初

バイオベンチャーに行きたいと言う人は現状まだ少ないです。

しかし、募集人数も少ないので、エージェントとの付き合いは長い目で見る必要があります。

私も実際1年半かかって、その間に2社落ちましたし。。。

なので、エージェントに自分に案件を紹介してくれるように自分をアピールするところから

始めないと行けません。

エージェントも自分の他にも沢山の顧客を抱えています。

アピールといっても別に簡単で、

「ベンチャー系の製薬会社は全部紹介してください!」

「僕はベンチャーのこう言う部分が魅力に感じています」

これだけ用意しておけば大丈夫だとは思います。

自分の過去の経歴にもよるかもしれませんが、

会社側は基本的に自分の会社に入ってもらいたい人は歓迎だし、

嬉しいと思っているので、

面接をしてくれることが多いですからね。

希少疾患(オーファン)系製薬会社への転職を考える人にオススメの転職サイト

以前投稿しましたこの記事、

製薬会社のアミカスがついに立ち上げ!転職状況は?

この記事を投稿した後にも、どうやってこういった情報をとっているのか?

そして、だいさくはどうやって今のバイオベンチャーの会社を見つけたのか?

といったご質問をいただくのですが、

正直いって、バイオベンチャーの転職に強いのはここだ!みたいなのはありません。

転職サイトやエージェントによって案件の種類は異なって来ます。

僕は今の会社に転職する時には、

20社以上転職サイトに登録していましたので。

ただ、今日はその中でも特にベンチャー系の転職に強い、

力になってくれた転職サイトを中心に紹介していきたいと思います。

第1位:JACリクルートメント

JAC Recruitment

JAC(ジェーエーシー)は意外に知らない人もいたりするんですが、

非常に優良なエージェントです!

僕も今のベンチャーの会社にはJACを通して転職しましたし、

数多くのエージェントとお付き合いしましたがダントツで良いと思います。

バイオベンチャーに転職した人でJACにお世話になった人は多いと思います。

JACのエージェントはとにかく優秀で良い人が多いです。

JACリクルートメントのエージェントは評判が良い?実体験を語るよ

JACって実は、製薬業界を手がけるエージェントの中で一番数が多いので有名で、

企業側からの信頼度も一番高いそうなので案件も集まりやすいんですよね。

JACは元々イギリスで創業しているため、外資系の案件を非常に多く持っています。

外資系のエグゼクティブとのパイプを豊富に持っているために、

外資のベンチャー系に対するネゴシエーションの力は強いです。

外資のバイオベンチャーとも強いパイプを持っているので、

そのパイプで案件を取ってきます。

このパワーは本当に凄いものがあり、

私も今回の転職には本当にお世話になりました、

大変感謝してる会社です。

外資系のエグゼグティブの案件や、バイオベンチャーへの転職も多く手掛けているので、

ノウハウをよく知っていますし、長い付き合いをしてくれる会社です。

JACのデメリット

JACのデメリットは特段ありませんが、

他の転職サイトとは違い、エージェントと対面式(もしくは電話)での、

面談が必ず必要になります。

JACはあまり宣伝してないにも関わらず、

日本の転職業界の第3位になってるのは高額案件を多く保有してるためです。

なので、逆にいうとこれまであまり転職した事がない人や、

若い人にはもしかしたら向かないのかもしれませんね。

JAC Recruitment

2、ビズリーチ

ビズリーチはもうすでにご存知の人も多いかと思いますが、

ベンチャー系製薬会社の情報を得る手段としては非常にリーズナブルです。

もし登録してない人は登録した方が良いです。

ビズリーチはほぼ全ての転職サイトやエージェントがビズリーチを通して、

あなたの事をみることができます。

プロフィールに「バイオベンチャーや、希少疾患系の求人に興味があります」

のような事を記載しておく事で、網羅的に情報を取得することができます。

ビズリーチのデメリット

ビズリーチを通してあなたを見ているエージェントは、

自分の顧客も抱えています。

そのため自分の顧客に良い案件を渡してしまうことが考えられます。

また、自分にとってスペシャルな案件が上がってきて、

それに応募したいと思っても、レスがないときが有ります。

そういった時にはその案件を問い合わせることができる

エージェントを作っておいた方が良いです。

あとは、2ヶ月経つと登録が有料になることですね。(5,000円)

ただ、無料でも情報だけは取れるのでビズリーチは特にバイオベンチャー系

には鉄板のサイトになると思います。

会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』

3、ランスタッド

ランスタッド

製薬会社の立ち上げ系案件をキャッチアップしたい場合に、

鉄板と言って良いのがこのランスタッドです。

僕は個人的には、JAC、ビズリーチ、そしてこのランスタッドを登録しておけば、

魅力的な案件の9割は取れると思っています。

昨今立ち上がった、インスメッドやレオファーマの案件も先駆けたのはランスタッドです。

米インスメッド日本参入!転職情報やArikayceについてまとめる!

レオファーマの転職案件が立ち上がりそうなのでチェックしてみる

ランスタッドは世界第2位の外資系の転職エージェントで、

とにかく外資系に強いですし、非公開求人が多いです!

ご存知の通り製薬会社や今後日本で立ち上がってくる会社のほとんどは外資系で、

しかも求人を公開してない事が多いです。

正直このランスタッドの情報網にはびっくりします。

なのでランスタッドを紹介するだけの記事も書いてしまいました。

完全外資系の転職エージェント「ランスタッド」をご紹介!立ち上げ系案件は要チェック!

僕も立ち上げ系案件はこの会社から情報を取得することが多いです。

非公開求人に強いというのはオーファンへの転職を考える方にとっては大きなメリットになります。

HPに飛んでみると、色々な業種を扱っているように見えますが、

ランスタッドの中心はヘルスケアになりますし、

エージェントの方が元々製薬会社に勤務していた方も多いので、

よくこの業界を知っているし、製薬会社が何を考えているか?ってのを、

よく理解していて、転職を急かすようなことは絶対にないですし、

とにかく話しやすくて信頼のできるエージェントである印象を持ちます。

デメリット

ランスタッドのデメリットですが、登録も無料なので特段大きなデメリットはありません。

しかし、人によっては外資系特有の淡白感を感じる人がいるかもしれません。

ただ後から知ったんですが、

履歴書や職歴書をHPにアップロードしないと、連絡を一切くれません!

その辺は外資系の淡白感をちょっと感じますが、

とりあえずPDF版の簡単なものでも良いので、

まずはしっかりアップロードして、エージェントの方と繋がりを持ちましょう!

ランスタッド

4、MRBiZ

MR専門サイトMRBiZ

MRBiZは唯一のMR専門の転職エージェントです。

特にバイオベンチャー系の会社がMRが欲しいと思った時に必然的に、

MR専門のエージェントに声をかけます。

そのためMRBiZの案件の量は非常に多いです。

実際、私が転職活動をしている時もMRBiZからの案件紹介は多かったですし、

ビズリーチを通してスカウトが来るのもMRBiZからが多いです。

ちなみにビズリーチ上では、株式会社クイックというのがMRBiZの事です。

MRBiZのデメリット

MRBiZのデメリットは、私の個人的な感想としてですが、

エージェントが若い人が多いためか、

こちらからの質問や相談に対する回答や応答が的確でないと感じる事がありました。

また、若干大手のエージェントのようなせわしなさを感じました。

まぁそれはもしかしたらどのエージェントでもある事ではあるかもしれませんし、

その辺は自分の考えをしっかり持っていれば特に問題ありません。

まぁバイオベンチャー系を含めて案件の量はとても多いと思いますし、

全体的に熱心なエージェントが多いと思います。

MR専門サイトMRBiZ

5、CAREER CARVER(キャリアカーバー)

CAREER CARVER

キャリアカーバーはリクルートがミドルキャリア専門の転職サイトとして、

リクルートの勢力をあげて新たに作られたサービスになります。

新たに作られたサービスなので実情をいま使いながら把握してますので、

現状では4位にしております。

やはりリクルートの営業力は非常に強固なものがあり、

特に優れている部分は外資系製薬会社の希少疾患に関する案件と、

外資、内資問わずの立ち上げ系案件になります。

基本的な使い方はビズリーチに類似してます。

ビズリーチと異なる面は、すべて無料だというところと、

使い方が比較的簡単です。

キャリアカーバーのデメリット

このサイトのデメリットは年収が600万円以上ないと、

案件が回って来づらい部分です。

基本的にミドル世代などの高年収層をターゲットにしているので、

年収がそこまで高くない方は、

ビズリーチや後述するMRBiZの方が良いと思います。

CAREER CARVER

6、DODA

DODAエージェントサービス

DODAは特にバイオベンチャーに強いという訳ではありませんが、

例えば、バイオジェンや、シャイアー系など特定の会社に強いです。

バイオベンチャー系の会社もエージェントの好き嫌いがあるので、

DODAが特別に好きな会社がたまにあるので、

その辺は無視できないと感じています。

7、ジョブくるアプリ

ジョブくるアプリ

ジョブくるも仕組みとしては、ビズリーチと類似してます。

ジョブくる自体は転職エージェントではありませんが、

ジョブくるを通してあなたのことをエージェントが見る事ができます。

ビズリーチは登録をしなければなりませんし、

履歴書や職務経歴書をアップしなければなりませんが、

ジョブくるは特にそういったものが必要ありません。

チャット上でやり取りするだけなので、

非常に簡単です。

スマホにアプリを入れたら、LINE感覚で「バイオベンチャーの案件ください」

的なことを入れたらAIや人間が判断して勝手に案件を送ってくれます。

とりあえずどんなのがあるのかな〜くらいの感覚の人には良いと思います。

エージェントは長く付き合ってくれるエージェントを選ぶ

僕は20社以上のエージェントに登録しました。

中々ベンチャーの情報が回ってこないと感じている方は、

もしかしたら情報収集の仕方を変えた方が良いかもしれませんね。

とりあえず今日ご紹介したような会社には一度明確に自分は、

バイオベンチャー系、オーファン系の会社に

転職したいと思ってるということを伝えておけば、

力にはなってくれると思います。

特にランスタッドやJACは強引な転職誘導なんてしませんし、

本当に長い付き合いをしてくれますのでオススメです。

ビズリーチやキャリアカーバー系の網羅的に情報を自分から取れる形態の転職サイトに合わせて、

ランスタッドやJACのエージェントを活用するとより良いと思います。

登録も無料で簡単なので情報はどんどんとった方がより有利だと思います。

もし何かベンチャー系の転職に関してご質問などありましたら、

コメントでも私のプロフィールにアドレス貼ってますので、

メールでもいただければと思います。

それでは!




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