早期退職募集の際に言われる「転職支援」って一体どういうものなのか?

転職

どうもこんにちは、だいさくです。

最近早期退職を募集する会社も多いですが、

積み増し退職金が幾らで〜みたいな事はよく話題になると思うのですが、

その際に「転職支援も行う」っていうのも良く聞きますよね。

今日は実際に早期退職で退職された方に会社の「転職支援を行う」というのが、

どういうものなのか聞いてきたのでご紹介させていただければと思います。

早期退職募集の際に言われる「転職支援」って一体どういうものなのか?




「転職支援」とは簡単にいうと、早期退職を行う会社が転職支援サービスの会社と契約をして、

自社の早期退職に応募した人材の再就職支援を行うというものになります。

一度でも転職エージェントを利用して転職をしたことがある方はご存知かと思いますが、

いわゆる転職エージェントを会社側が選んでくれて、

そのエージェントの方が手厚く再就職まで支援してくれるというものになります。

なぜ早期退職を行う会社は「転職支援」を行うのか?

では、なぜ早期退職を行う会社はわざわざ「転職支援」を行うのでしょうか?

別に早期退職に応募した人が、

個人で好きな転職エージェントに登録すれば良いだけの話のようにも見えますよね。

その理由としては2つあるようで、

1つは、手厚く支援する会社の姿勢を見せるという事で、

早期退職=リストラ=悪い会社というイメージがやはりありますが、

早期退職で積み増し退職金を支給して、さらに再就職支援もしてくれる良い会社!

という、入って損はない会社という優しいイメージを持ってもらうというのがあるようです。

再就職支援をする会社は離職率が低い

2つ目は、転職したことがない人が多いからというのが理由のようです。

僕は外資系で働いた経験の方が長いのですが、

外資系というのは内資系と比べると人材が流動的です。

なので、外資系でもたまに早期退職を行う会社がありますが、

再就職支援を行う会社というのはやはり内資系の会社の方が多いと思います。

なので、再就職支援を行う会社というのは一般的に離職率が低い会社で、

社員が転職することを身近に考えていないケースが多いようで、

新卒からお世話になった会社が選んでくれた再就職支援サービスの会社というのは、

安心感があるようです。

思ったより決まらない!?早期退職からの再就職

では、早期退職で退職を決めた方が、

半年以内に再就職ができる確率はどれくらいでしょうか?

得られている統計では、大体60〜70%程度だそうです。

しかし、1年以内に限定すると、93%程度の方が再就職できるそうなので、

選ばなければ基本的には1年以内に何らかの再就職はできるのですが、

早期退職に応募する方は、

その間の収入が途絶えてしまうこともよく考えて応募なければいけませんね。

一応大手の人材紹介サービスの会社の早期退職からの再就職支援率をまとめてみると、

再就職支援会社 半年以内の再就職率 1年以内の再就職率 備考
パソナキャリア 72% 91% 再就職支援の大手
リクナビNEXT
76% 93% 日本最大手 
ランスタッド 65% 92% 外資系に強い 

ですので、早期退職で退職をすると、4割弱の人は半年以内の就職ができないと言えます。

もちろん一般的に早期退職というのは年齢が高い人が対象であることが多いですし、

こちらの統計は業界不問ですので、業界別に考えたら変わってくるかもしれません。

最後に

まとめると、早期退職の際によく使われる「再就職支援」というのは、

その会社と人材紹介の会社が何らかの契約を結んで、

早期退職に応募した人の転職を支援するというものになります。

特に再就職支援に強い会社を選んでくれるのも特徴的なことなのかと思いました。

ではまた!




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