MRが転職を何回も繰り返すことによるデメリットについて

転職

どうもこんにちは、だいさくです。

MRをやってると転職を考えることってあるとは思うんですが、

以前お問い合わせいただいた読者さんとメールでやり取りさせていただいている中で、

MRが転職を何回も繰り返すことによるデメリットって何か?

って話があったんですよね。

それからMRが転職を繰り返すことによるデメリットって何だろうか?

と結構真剣に考えていました。

転職を繰り返すとは具体的に何回か?会社の人事に聞いてきた




そもそも転職を繰り返すって何回くらいのことなんでしょうか。

一応、大前研一さんの著書の中に(どの本か忘れてしまいました)、

転職は4回でやめとけ、35歳からの転職は慎重にっていう文言があったんですが、

ちょっとかなり気になってしまったので会社の人事の方に聞いてきました。

一応その人は製薬会社の人事歴20年以上のおじさんで、

外資の大手と内資のベンチャーっぽい製薬会社での経験がある人です。

同じ職種で4回以上の転職は危険

その人事の方曰く、同じ職種で4回以上転職してる人は、

多いな〜と思うそうです。

ただ、年齢にもよるとのこと。

30代でそれだと多いな〜と思うとの事。

僕の場合は、1社目が異業種だったので、

それから外資→内資→外資なので、同じ職種だと2回転職してることになります。

36歳で2回はとりあえず何とも無いとの事。

あと、30代で4、5回転職してても、

MR→MR→マーケ→マーケとかならそこまで気にならなくて、

見方によっては着実にステップを歩んでいる、

転職によってキャリアを形成しているようには見えるんだそうです。

MRが転職を何回も繰り返すことによるデメリットについて

では、実際MR(この場合30代)が同じ職種で転職を4回以上行う事だったり、

単純に転職回数が多いことによるデメリットは何か?というところですが、

具体的に教えていただいたんですが、

その人事の方の以前の会社の時に、

39歳で8回転職してる人が面接に来られたみたいです。

やっぱり39歳で8回は多いですよね。。。

転職回数が多いと人事はまず何を思うか?




人事担当者として、

転職回数が多い人がくるとまず何を思うかというと3つあるそうです。

1、理由はわからないけど何かある人だよね?

やっぱり何かあるんだろうな〜と思ってしまうそうです。

特に製薬会社だと、何かコンプライアンス違反が多いのかなとか、

コミュニケーション能力がないのかなとか、

とりあえず何かを疑ってしまうみたいです。

2、ただの面接上手では?

逆にその若さで8回とか転職ができるとなると、

ただの面接上手の人なんだろうな〜と思われてしまうそうです。

面接での言葉もそのまま受け取れないように感じてしまうとの事です。

3、絶対入社しても続かないよね?

まぁこれは当然だと思うんですが、単純計算だと、

17年間で8回ということは、1社勤続平均2,1ヶ年です。

やっぱうちの会社に入ってもすぐやめちゃうのかな?と思われてしまいます。

これは転職回数が多いという他にも直近の会社を1年半で辞めてるというケースなんかでも、

同じように思われることはあると思います。

転職回数が多い人に直面したら人事担当はどうするか?

では転職回数が飛び抜けて多い人が来たら、

人事担当者はどうするか?というとこですが、

やっぱ単純に「なんで?」と率直に聞くそうです。

そこで納得できること、

例えば製薬会社だと合併とかですよね。

いつも例を出してしまいますが、

バクスター→バクスアルタ→シャイアー→武田、となると、

別に自ら転職はしてないけど、4社渡ったことになります。

履歴書には当然そのように書かなければならないので、

こういったのはもちろんカウントされないそうです。

しょうがないですからね。

あとは撤退や廃業もしょうがないとなるそうです。

基本的にはリファレンスを取る

ただ、そういった特別な理由がないと、

一応リファレンスは取るそうです。

リファレンスというのは、その人が今いる会社の社員とか、

人脈を通じてだったり、エージェントを介して、

なんでこの人はこんなに沢山転職をしてるのか?ということを聞くことがあるそうです。

そうすると何か懸念となる理由があったりする事は少なくないとの事も言ってました。

転職を繰り返すMRはキャリアが選べない

あと、転職を定期的に繰り返してしまうと、

MR以外のキャリアを目指そうと思ったらやっぱ難しいと思います。

その会社でマネージャーになろうとか、

マーケティングやMSLになろうと思ったら、

やっぱりそれなりに会社に長くいて機会を待ったほうが無難ですよね。

実は上の人がこいつはマネージャーにしようと思っていても、

辞めてしまったら次の会社でまた新たに評価を獲得していかないといけません。

転職をしないデメリットもある

一方で転職をしないデメリットもあります。

まぁこれはよく言われている事ですが、

特に内資系で多いのが、新卒から入った会社で、

50歳前後で早期退職で辞めてからのキャリアは結構厳しいと聞きます。

あとは、30代後半でずっとMRで1社しか経験してないとなると、

そうではないキャリアを持ってる人がくると厳しいですよね。

アメリカの経済研究所の調査で、

35歳までに転職を何度か繰り返した人の方が、

そうでない人よりも年収と幸福度が高いというデータがあります。

あくまでアメリカ、カナダなどの欧米人が中心の調査ではあります。

挑戦はどうにしたって若いうちにどんどんやった方が良いと思います。

最後に

まぁ30代後半で転職回数6回とか7回という人はレアケースだと思います。

ただ、30代で転職回数0回というのもレアケースではあります。

転職をしすぎるのも良くないし、

ずっと同じポジションなのに転職しなさすぎるのも良くないんですね。

難しいですが、なんにしても後悔しない人生を歩んで行きたいですね。




 

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