バイオジェンファーマへの転職は年収、家賃、働き方全てが魅力だったけど落ちた話

希少疾病系への転職

みなさんこんにちは。

現役MRのだいさくです。

私は現在3社目の製薬会社で働いていて、

この度4社目のバイオジェンファーマに転職したく面接を受けて参りました。

結論から言うと、、、落ちました。

かなり入りたかったので、残念です。

もし、今後バイオジェンに転職を考えてる方に参考にしてもらいたく、

バイオジェンに落ちた理由や魅力を纏めてみました。

バイオジェンファーマへの転職は働き方、年収、全てが魅力的だったけど落ちてしまった話

SMA領域(ヌシネルセン)

今回受けたのはSMAの領域になります。

SMAは、簡単に言うと、小児のCNS領域であり、

希少疾病の領域になります。

脊髄性筋萎縮症(SMA)の略で、Ⅰ型からⅣ型まであり、

数字が若いほど難知性です。

遺伝子異常が原因の病気です。

Ⅰ型の場合はお母さんのおなかの中で発症することもあり、

大体、生後1年から2年でなくなってしまいます。

症状としては、ALSのようなイメージで、

筋肉が徐々に働かなくなってしまい、

最後は呼吸不全などで亡くなってしまうというもの。



ヌシネルセンがSMA対して初めて製剤化!

そんなSMAという難知な病気に対して、

初めてバイオジェンファーマから

ヌシネルセンという薬が治療薬として出てきたわけです。

バイオジェンファーマSMA領域プレスリリース

ヌシネルセンとは?

ヌシネルセンを簡単にご紹介します。

ヌシネルセン(Nusinersen)は、脊髄性筋萎縮症の治療に用いられる医薬品です。

投与経路は髄腔内投与です。

小児に全身麻酔して、髄腔内から髄液をとり、

その分のヌシネルセンを投与するというものになります。

遺伝子異常なので、ずっと投与し続けなければなりません。

一般名はスピンラザ、代表的な副作用は血小板減少症、腎障害などが挙げられます。

日本では2017年7月3日に承認になっていますね。

薬価は1バイアルあたり9,320,424円、大体の年間薬剤費は27,961,272円になります。

詳しくは下記参照

※バイオジェンジャパンHPより

バイオジェンはずっと入りたい会社だった

僕はかねてから、外資系製薬会社の創薬の理念に共感してました。

バイオジェンも例外なく、

「これまで治療薬の無かった疾患の治療薬を作る」

「治療薬のある領域でも、その領域で№1の薬を作る」

多少、言葉尻は違えど、このような理念をかかえている

外資系製薬会社は多いですし、実践してます。

なんていうか、国内製薬会社のハゲタカ的手法があまり好きでは有りません。

既に出来上がっている市場に同じような薬効をもって、

他社よりも多いMRの数と資金力で市場をひっくり返すみたいな。

そんなハゲタカ的手法が全然尊敬できないんです。

面接は2日間で計4回

面接は1次面接でSMA領域の営業部長とセールストレーナー。

2次面接で、事業部長と人事担当者でした。

聞かれたことは、なんでこんな良い成績がこれまであげられたの?

とか、君と他の人の違いは何?

最初の会社からなんで製薬会社に転職したの?

って感じの普通の質問から、

英語の話せます!

って言ったら、いきなり英語で話しかけられて、

10分くらい英語で面接しました。

まぁ英語は絶対話せるようになっておいた方が良いですし、

英語喋れるMRの年収は200万高いというデータもあるくらいなので、

ベンチャー系は結構必要になってくるので是非簡単なスピーキングくらいはできるように

しておきましょう!製薬会社の社員におすすめの英語勉強法7選!

SMAの患者さんは日本で年間大体600人くらいしかいないんです。

今回の募集人数はなんと8人でしたので、

48都道府県を単純に8人で割り振ると、1人あたり6県担当するわけです。

1人で広域を担当する必要があるので、

できれば患者さんをどこか大きい施設に集約させたいらしく、

専門施設ではない病院で処方をしたいといわれたら、

どう断るか?みたいなロールプレーもしました。

中々面白い面接でした。




即戦力としてみられなかった

張り切って面接に望んだわけなんですが、

落ちました。

理由は、私は27歳の時に大手外資系製薬会社に未経験中途で入社したんですが、

それから約7年間オンコロジー領域しか経験がありませんでした。

バイオジェン側からすれば、

小児、もしくはCNS領域の経験者が取りたかったみたいで、

かなりの広域を1人で担当して、

かつ未経験領域に踏み込むというのには、

人材として私は適してなかったということなんです。

たぶんそれだけじゃない落ちた理由

落ちた理由としてはそんな風にいわれたんですが、

恐らく僕の慢心もあったんだと思います。

僕はこれまでオンコロジー領域でかなり良い成績を収めており、

担当施設もかなりのハイポテ病院を担当してます。

正直、俺を採らないなんて有りえないっしょ。。。

みたいな気持ちが、なかったわけじゃなかったんです。

計4回の面接の中で、

恐らくそういった自分の慢心の部分が見透かされたんじゃないかと

思っています。

オンコロジー領域で培った部分をどうSMAに生かせるかという部分を

もっともっと伝えなければならなかったんだと思います。

意外に良い!?バイオジェンの家賃補助

僕は、次転職するのであれば、

ベンチャー系の小さい組織が良いと思ってます。

なのでそういった会社は必然的に福利厚生が悪いと勝手に思ってました。

私は今、東京に住んでいるんですが、現在の国内企業の場合は

家族持ちだと大体家賃補助が19万円くらい出ています。

バイオジェンはなんと!約16万円まで出るんです。

第二都市(大阪・福岡・名古屋)でも12万円くらいはでるそう

しかも、家賃の上限がないので、

住みたい所に住める。

上限内であれば、社員の負担は20%程度とのことで、

基準家賃の超過分は社員の負担になるって感じみたいです。

単身赴任手当て

単身赴任も認めているみたいですね。

ただ、たとえば、東京に家族を残して、

北海道で単身赴任するとした場合には、

北海道の家賃が出るみたいです。

単身赴任は基本的に持ち家の人のためにある!?と考えられているんでしょう。

帰省費用は月2回まででるそうです。

バイオジェンの働き方は在宅

バイオジェンは、基本的に在宅です。

営業所が全国に一箇所も無いので、家にプリンターが送られてきて、

直行直帰がメインになります。

私も以前勤めていた外資系では同様に在宅でした。

在宅は良いですよ。

めんどくさい人間関係は無いし、子供と朝ごはん、夜ごはん食べられるし。

ちなみに、会議とかは日本橋の本社に集まるか、

WEBでやることが多いそうです。

バイオジェンの年収

年収もかなり良いですね。

普通に40歳くらいのMRで、1400万円くらいもらってるみたいです。

人事の人が言ってたんですが、うちのような小さい会社は、

転職してきた人がお金の面で不利になってしまうと誰も入ってくれないので、

お金の面でもかなり手厚いですといってましたね。

日当は詳細は聞かなかったんですが、普通に出るみたいです。

車は基本的に営業車のみって感じでした。

いわゆる借り上げ車両精度は無いそうです。

バイオジェンの年収は+ストックオプション

まぁバイオベンチャー系によくある、

ストックオプションですが、バイオジェンもあるそうです。

金額や付与のタイミングは人それぞれで、

成績にもよるそうですが、

年間200万くらいはもらえそうなイメージです。

30歳前後の方だと、年棒が大体700万前後で、

プラスボーナスが年間200万前後みたいです。

日当は3400円くらい、

ストックオプションが20万程度入社時にもらえるケースがあるとのことです。

バイオジェンの求人募集はまだまだ有りそう!?

冒頭にご紹介したように、SMAは1型から4型まであります。

まずは1型の適応をとるんですが、徐々に4型まで取っていく予定なので、

今後も募集はかかりそうですね。

他にも血友病や多発性硬化症領域もありますので。

ちなみに、平均年齢って何歳くらいなんですがか?って聞いたら、

分からないっていってました。データの中に個人情報の観点で年齢を入れてないんですって。

大体、43歳くらいじゃないかな~とのことでした。結構いってますね。。

バイオジェンは認知症の大型新薬も期待できるので、

その辺を待ってみても良いかもしれません。

バイオジェンなどのベンチャー系製薬会社は情報収集が命!

私のように、ベンチャー系の製薬会社への転職を考えている人は、

かならず転職サイトのエージェントと繋がっていた方が良いです。

MR個人でバイオジェンなど、ベンチャー系の募集情報は

キャッチできません。

※現場でバイオジェンのMRと仲がよかったりすれば別です。

一応バイオジェンはDODAが一番仲が良いと言われています。

DODAエージェントサービス

ただ、ベンチャー系の製薬会社に強いエージェントというのは中々ありません。

会社によって仲が良い悪いがありますので、

僕の場合は、様々なエージェントと繋がっておいて、

「ベンチャー系求人は全部ください!」と明確に伝えておくと、

相手もわかりやすくて優先的にくれるようになりますので、

登録してない人は3、4個はやっておいた方が良いと思いますよ。

希少疾患(オーファン)系製薬会社への転職を考える人にオススメの転職サイト

最後に

私の中で、バイオジェンのもう一つの魅力は、

中途入社しかいないというのも魅力なんですよね。

大手になればなるほど、新卒ブランドというわけの分からん

風習がついて回るんですが、バイオジェンは新卒で募集をしてないので、

中途入社でもエグゼクティブや海外勤務の可能性が大いにあるというのも

大きな魅力です。

福利厚生は全く無いと思っていたので、

以外に手厚いですし、良いですよね。

一度バイオジェンなどの会社を受ける前に

この会社に入って何がやりたい?自分の強みってなにかな?など、

自分の希望やキャリアの棚卸も必ず必要になってきます。

自分の強みって子供の頃から自然に身につけて来た部分もあるので、

中々自分ではわからりにくいものなので、

グッドポイント診断なんかも活用すると良いかもしれませんね。

グッドポイント診断LP

では!是非頑張ってください!




コメント

  1. オンコロジーMR より:

    とても興味深ければ深い記事で勉強になりました。私、大手内資二社で、臨床開発、ジェネラルMR、オンコロジーMRを経験した、30後半のものです。だいさくさんとは、異なる会社だと思います。

    記載されている通り、専門性や給料を考えると、ニッチな外資バイオメーカーにいきたいなと考えていたものの(私も数社紹介頂きました。)、やはり年齢が増せばますほと、リストラなどの驚異が大きくなるため踏み出せないのと、あと、ニッチな領域にいけばいくほど、次の転職などが難しいのかな?と感じてしまい、何かリストラなどにあってしまった場合に他の製薬メーカーにいきにくいイメージがあるのですが、そのような点はどのようにお考えでしょうか?

    また、専門性を磨くという上では、いま流行りのMSLを極めるのもありかなと考えますが、どう思われますでしょうか?

    是非意見交換をさせて頂けますと幸いでございます。

    何卒宜しくお願い申し上げます。

    • 大ちゃん 大ちゃん より:

      オンコロジーMRさん、こんにちは。
      コメントいただき誠にありがとうございます。
      僕も色々悩んではいます。
      中々一言ではお伝えできないことも多いので、
      記事にしてみました。
      http://teigakurekikousyunyu.com/mr-tennsyokusaki.html
      ご査収いただければと思います。
      よろしくお願いいたします。

  2. […] 神経疾患をおもに対象とした製薬会社対象疾患:アルツハイマー病・パーキンソン病 ・多発性硬化症(MS)・筋委縮性側索硬化症(ALS)・脊髄性筋委縮症(SMA)・進行性核上性麻痺(PSP)日本法人については、だいさくさんの転職ブログがおもしろいです。http://teigakurekikousyunyu.com/baiojenfa-ma-tensyoku-nennsyuu.htmlアルツハイマー病に関してはエーザイと共同開発している アデュカヌマブ についてのプレスリリースが興味深いです。エーザイのプレスリリースの方が読みやすいのでリンクを貼ります。https://www.eisai.co.jp/news/2018/news201894.html […]

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