どうもこんにちは、だいさくです。
先日、ずっと揉まれていた働き方改革法案が強行採決されましたね。
この改革って結構重要で、
特に女性が多く、しかも女性が活躍しやすい製薬業界ほど超重要です。
重要っていうか、、ついに明るみに出たかって感じなんですかね。
当ブログで何回も書いておりますが、
日本の製薬業界は間違いなく女性優位にもっともっとなっていきます。
この記事で働き方改革と女性MRの活躍に関して詳しく説明してますが、
働き方改革はそもそも女性を専業主婦にしないで、社会に引っ張り出すのための改革です。
今回強行採決されましたが、実際はもっと前からこの話は議論されていたし、
やっと採決されたというだけかもしれません。
簡単に要点をお伝えすると、
・少子高齢化によりいなくなった日本人の働き手を増やす
・出生率の向上
・労働生産性の向上
この三つです。
働き方改革に関して詳しく知りたい方はこちらを。
女性MRというだけで、とにかく最強なのである
昨今の製薬業界のリストラ問題、
薬価改定制度による製薬会社の利益圧迫、
各社新薬が出づらい状況にあり研究者の方の雇用のあり方、
医療機関の訪問規制の強化、
接待規制、
厚労省の覆面調査、、、
こういった問題は女性MRには全く関係ありません!!
女性MRはノーリアクションでOKです!
まぁ全くではないけど、、でもそんなニュアンスです。
製薬業界を取り巻く問題や、
それにより不利益を被るのは全て男性諸君になりそうです。
今回の働き方改革法案によりそれは100%の未来だと確信に変わったわけです。
外資系では女性はとっくに最強なのである
内資系にずっといると中々イメージができないかもしれませんが、
特にアメリカ系外資、リリーやヤンセン社はとっくに女性最強時代になってます。
内資の女性と外資の女性は全然違います!
働き方、キャリアに対する考え方すべてが正反対です。
僕は外資系にいた時の女性のあり方が普通だと思ってましたが、
内資に転職した時に、男尊女卑感にはびっくりしました。
内資の女性ってとにかく何も望まない。望まないことに慣れてる。
3歩後ろを歩く。ちょっと大げさですけど、本当にそんな感じでした。
日本国から各製薬会社に女性活躍のノルマとして課せられていることは、
2020年までに、女性管理職30%、男性の育児休暇取得率13%です。
外資系の一部では、女性管理職30%は到達目前です。
ただ、男性の育児休暇取得率13%は難航してますね。
1%も達成してないのが現状かと思いますので、
その辺は今後の課題になって行くのかもしれません。
また、女性の活躍を示す、NFE(National Association For Female Executives)で、
ランクインされているのももちろん外資系です。
リリー、J & J、BMS、ベーリンガー、MSDです。
活躍したくないと思ってる女性MR
女性MRにはチャンスがとても多いですし、
間違いなく男性よりチャンスを掴みやすい環境にあります。
しかし、それを望まないのも女性MRです。
DODAの調査で、
新卒入社の男女に今後会社内でキャリアの構築をしていきたいか?
出世したいという希望があるか?
という質問に対して、
男性も女性も99%がYESと答えます。
しかし、就職してから1年後に同じ質問をすると、
男性は変わらずYESが99%ですが、女性は60%に減少します。
それが5年後にどうなってるか?5年後だと大卒で27歳です。
男性はYESが79%に対して女性は5%です。
なぜ女性MRは活躍したいと思わないのか?
このデータはMRに限定したものではなく、
総合職に就職をした男女を対象にしているので、
必ずしもMR限定ではありません。
確かに、製薬会社にMRとして就職をする女性は
キャリアに積極的な女性も多いのかもしれないので、
もしかしたらもう少し違うデータが取れるかもしれません。
ただ、多少のパーセンテージは異なれど傾向は同じだと思います。
なぜ女性MRは活躍したいと思わなくなってしまうのでしょうか。
まぁ理由は明確なんですよね。
「恋愛・結婚・出産」これです。
これって別に女性だけのものではないんですけどね。
27歳の女性の脳内は恋愛や結婚は必ず脳内の半分くらいは占めています。
彼氏がいるのであれば、その人との結婚、
結婚してからの生活など、
自分の恋愛、結婚、出産はキャリアを諦める状況にしてしまっているのです。
結婚に対する考え方の違い
男と女では結婚に対する考え方が違うというのはずっと言われています。
男性の場合は結婚することによって、
とてつもなく重いものを背負うことになることをわかっています。
逆に女性の場合は結婚することで重くのしかかっていたものが外れるのです。
男性は結婚が決してキャリアを諦める理由にならないのです。
むしろ、もっともっと稼がなければならないとなり、
男性の場合は結婚を機に年収が上がり始めると言われています。
女性は真逆です。
強制的にでも活躍させないと活躍を望まないのが女性
そこで、今回の働き方改革です。
これはもちろん製薬業界に限ったことではありませんが、
製薬業界にはずっとこの働き方改革のようなことは打診されていました。
むしろ製薬業界は女性の活躍している業界という意味で、
ロールモデルとなっていきます。
しかし、ロールモデルと呼ぶにはまだ足りないのです。
それが内資系です。
内資系製薬会社の女性管理職の比率は4%弱です。
なんと他の業界とほとんど同じくらいの率です。
外資系は女性の活躍を推進していますが、
内資は全く進んでいません。
武田薬品のウェバーがCEOに就任した際、
これだけ女性の管理職がいない会社がこの世にあったのか?
と驚いています。それくらい進んでないのです。
期限は2020年です。
2020年になったらなんらかのメスが内資系に入ると予想しています。
女性は周りが後押しをしてあげないと活躍したいという希望を持たないのです。
男性とは違うのです。
女性が活躍しないとどうなるか?
僕は、女性が活躍することは大賛成です。
女性っていうだけで昇進させんじゃね〜よとか思ってる人は、
今の日本の現状をしっかり考えたほうが良いです。
女性が今までのように社会進出をしない、専業主婦でいることを望み、
それを実行したら、日本人の働き手は本当にいなくなります。
それでも移民受け入れすれば良いという人もいますが、
そんなの単一民族の日本人にはまず無理です。
実際移民受け入れはやろうとしましたが完全に失敗してます。
1億円の投資を何かにしようと思った時、
そのお手伝いを韓国人や中国人の移民の方がやっていたら、
嫌がってしまうのが日本人なんです。
もう日本の女性を社会に引っ張り出す以外の選択肢は残されてないのです。
そしてその先駆けとなるのが製薬業会なのです。
男性は副業
女性の活躍を妬む時間があるなら、
男性は別のポートフォリオを作って、
給料とは別の収入源をどんどん作ることです。
はっきり言ってサラリーマンは出世にはコストがかかります。
そのコストをかけた結果得た出世で得られる賃金なんて、
副業して1ヶ月で稼げるくらいの金額です。
僕は出世してやりたいと思ってることがあるので、
出世したいと望んではいますが、
お金のため、年収アップのためにサラリーマンとして出世しようなんて、
完全にオワコンですよ。
なら、別の収入源を1つでも2つでも増やしたほうが絶対に良いです。
最後に
今までは男社会だったので、女性がいきなりトップにこられたり、
自分の上司になったりすると当たり前のように違和感が生まれます。
当然考え方も違いますし、視点も違うので。
それもしっかり受け入れていく時代だし、
そうするべきです。
今回の働き方改革で間違いなくもっと加速します。
そこにいちいち文句言っててもしょうがないのです。
男しか活躍できないオーファンMRになるか、
ガンガン副業しまくりましょう。
そして女性は余計なことを考えずに、
レールにどんどん乗りましょう。
僕はめちゃくちゃ応援します!
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