どうもこんにちは現役MRのだいさくです。
昨今、一億総活躍が叫ばれてますね。
一億総活躍=女性の活躍
といっても過言ではありません。
私は27歳の時にMRに転職して現在7年目を迎えています。
最初の会社がトヨタ系の会社で、
女性といえば事務や経理に1人いるかの世界だったこともあってか、
MRに転職した時に女性の多さにびっくりしました。
女性社員が上司で、2人の子持ちなんていうことも当たり前です。
ただ、他の業界をみていても
女性が活躍している会社というのはそこまで多くないの現状です。
なぜ、製薬会社に女性MRや女性管理職が多いのでしょうか。
MRの仕事は女性が輝ける業界
現在、製薬会社の女性管理職の割合は
外資系が13.7%、国内企業が5.0%です。
製薬会社は外資系が多い業界でもありますが、
製薬業界全体では大体10%程度になります。
これは国内企業全体で6.6%ですので、
比較しても高いと言えると思います。
しかも2020年度までに30%を目指してる会社が多いので
今後はさらに女性管理職の登用機会が増えてくると思います。
私が27歳の時に入社した外資系(アメリカ系)の会社は
既に女性管理職の比率が25%になっており、30%の目標にも到達目前です。
女性には外資系をお薦めします
私はこれまで、外資系(アメリカ系)製薬会社に5年、
国内大手製薬会社で約3年勤務してます。
外資系、国内系のどちらも経験したうえで、
女性でこれからMRを目指す方は外資系をお薦めします。
冒頭にもお伝えしましたが、
女性管理職の割合は外資系の方が格段に高いです。
女性管理職の割合が高いということは、
それだけ目標や働き方のロールモデルがいるということになります。
また、外資系ほど女性を大切にしてます。
セクハラ、パワハラには非常に厳しいですし、
ロールモデルが沢山いるので仲間が沢山います。
一方、国内企業は一応女性管理職30%を掲げてはいますが全く追いついてません。
男尊女卑とまでは言いませんが、
やはり国内企業はまだまだ男性社会です。
外資系にいた時には女性に対して絶対言わなかったようなセリフが
ガンガン飛び出してきますし、
ダイバーシティ(働き方の多様性)という意味では国内企業のほうが遅れています。
女性は大手の製薬会社の方が働きやすい
外資系の方が良いと思いますが、
外資系の中でも大手の製薬会社ほど女性管理職や女性MRを沢山採用してます。
しかし、希少疾病医薬品を扱ってる会社や
立ち上がったばかりの製薬会社ほど男性を積極的に採用します。
なぜかというとそういった会社のMRは担当範囲が広いからです。
1人で北関東全域を担当したり、
東京全てを担当することもあります。
また、そういった会社は1人のMRがいきなりやめると非常にこまりますので、
女性MRが結婚や妊娠などでいきなり現場を離れられるのを嫌がります。
MRには女性に向いてる仕事がある
余談ですが、MRには女性のほうが良い仕事があります。
MRというのは製薬会社に所属して、
ある疾患に効くお薬の情報を医療従事者に届ける仕事になります。
疾患によっては女性特有の疾患というのが有ります。
そういった女性特有の疾患はやはり女性の目線から話したほうが良いですし、
昨今では女性特有の疾患は女性医師がみてるケースも多いので、
医師といっても女性ですので女性の疾患は女性と話をしたいものです。
産休・育休取り放題
いや、そんなの当たり前だろ!思うかもしれませんが、
私の妻は保険の代理店に務めていて、
産休を申し出たら露骨に嫌な顔をされました。
産休・育休の間の1年間に給料の6割が行政(市区町村)から支給されるのですが、
それを会社が負担すると思っていたからです。
まぁそんなことも分からないくらい国内企業は遅れているということです。
一方製薬会社は産休・育休喜んで!です。
これは外資も内資も一緒です。
育休とって嫌な顔するような会社は辞めてしまえ
女性の活躍を掲げているので女性にやめられては困りますし、
産休・育休取得率というのも国に提出しなければなりませんので、
まずそこを嫌な顔をする会社はないです。
産休・育休明けに仕事に戻る際にも時短制度といって、
3年間は10時から17時30分までの仕事でOKというものです。
実際17時30分まで仕事をしておけば大丈夫な病院は沢山ありますし、
時短制度を使用して嫌な顔をされることはないので安心してください。
少ししか働いて無いから会社に貢献してないと思う理由なんて全くないですね。
在宅は本当に良いこと
製薬会社は仕事と家庭の両立も十分に行えます。
産休・育休制度ももちろんですが、
私が一番お薦めする仕事の仕方として在宅制度が進んでいるからです。
これは女性でも男性でも一緒です。
ただ、この在宅制度が進んでいるのは特に外資系です。
私が外資系に勤めていた頃はオフィスがありませんでした。
毎日自分の家で仕事をして、
12時頃に家をでて18時30分には家に戻ってきました。
そのため、朝ごはんも夜ご飯も子供と一緒に食べてましたし、
お風呂もいつも一緒に入ってました。
もちろん、コピー機など在宅に必要なものは全て支給されます。
小さなミーティング程度であれば近くのカフェやファミレスで行いますし、
大きい会議は近くの会議室を予約します。
世の中はクラウド化
この在宅制度は子供のいる女性には特に良い制度だと思います。
しかし、女性で独身者の場合には少し寂しいかもしれませんね。
もし独身者で在宅制度のある会社でしたら、
自分の会社でも他の会社のMRでも友達を作った方が良いでしょう。
ただ、慣れると在宅制度は本当に良いですよ。
私は現在国内企業に勤めておりますが、
ほとんど毎日オフィスに行かなければなりません。
雪の日とか台風の日まで行かなければならないことはないですが、
もともと在宅で仕事をしていたので
わざわざ高いオフィスの賃料をはらってまで行く意味に疑問を感じてます。
ちなみに外資系は最近は内勤職でも在宅になってる傾向ですね。
そもそも全てがクラウド化されている世の中で
毎日オフィスに顔を出す必要なんてないですよ。
枕営業なんて全くないですからね安心してください
こんなのまずありえませんからね。
安心してください。ドラマとかAVの世界だけですよ。
MRが自社の薬を使用してもらうために必要なことは、
医師の先にいる患者さんの利益を一番に考えて、
その医薬品のメリット、
デメリットを理論立ててしっかり医師に説明する能力を有することです。
MRとして成果をだすためにはしっかり勉強してそのスキルを磨く必要があります。
枕営業をもしやってるんならそれはただの趣味
枕営業なんてだれの得にもならないですし、全く意味ないです。
医薬品の処方権利を持ってる医師は大体40代以上になることが多いです。
そういった年齢層の医師はそれなりに地位と名誉をもっているので、
そんなこと要求して来ないです。
あとは、接待が規制されたので現在ではMRが医師に
接待を行うことが全面的に禁止になってます。
そのあたりも女性が働きやすくなっている理由の一つになると思います。
女性の特徴は生かす
ただ、女性という特徴は生かした方が良いと思います。
男性も男性という特徴を生かしてますので。
医師は男性が多いですし、
野球やサッカーの話は女性とはしません。
しかし、女性MRが医師にお手紙を届ける際には可愛らしい便箋を使用したりしてます。
それは男にはできません。
そういった細かい気遣いをされると医師に限らずですが、
嬉しいものですからね。
キャリアパスが沢山ある
MRになってから、
結婚して子供ができると現場をはなれて内勤職に移る女性も数多くいます。
製薬会社にはそういった内勤職のポジションが沢山あります。
医薬品の安全性管理職であったり、副作用報告管理部、お薬の相談室etc
そういったポジションについている女性はほとんどがMR出身者になります。
入り口はMRだったとしても
そういった内勤職にいけるキャリアパスが沢山あるのも
女性にとって魅力の一つになると思います。
デメリットもある
MRといってもやはり営業なので成果を求められます。
そこは男性も女性も扱いは変わりません。
成果が出ない時は厳しいことを言われますし、
必死にがんばらなければなりません。
あとはどうしても車を運転する機会が多いので事故率が女性の方が高いです。
事故は大きいものではなくてもパーキングに入れる時に車をぶつけたり。
この辺は特に20代の女性は多いですね。
あとは、女性だからというわけではないですが、勘違いする女性が中にはいます。
私が外資系にいた時は完全に女性と男性は同等でした。
女性を守るルールも整備されてますし働きやすいと思います。
しかし!その女性を守るルールの上に胡坐をかいてる女性MRがいることも事実で、
女性の権利ばかり主張して義務(努力や成果)を果たさない女性は嫌われます。
そういった女性は女性からも嫌われますのでドンドン孤独になっていってしまいますね。
最後に
これから、転職を考えている女性の方にはMRは本当にお薦めです。
特に私は外資系をお薦めします。
私は27歳の時の年収が270万円でした。
外資系をやめる頃には890万でした。
その後国内企業に転職して、
34歳の現在では1180万になりました。
女性でも普通にそれくらい稼げるようになります。(そのせいか綺麗な人が多い)
成果には厳しいですが、努力すればもっとやりがいのある仕事に就けますし、
結婚して子供ができても両立はしっかりできます。
給料が高いと子供にも良い教育を受けてもらえますしね。
最近は女性向け専門の転職サイトもあります。
一度登録して情報とってみるのも良いかと思います。
私はMRになって人生が変わりました。
MRをやってがんばってる女性をリスペクトしてますし、
凄く輝いているのでうらやましいと思う気持ちもあります。
この記事が今後MRを目指している方に少しでも参考になれば嬉しいです。
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