MRにとって貧乏くじな東京の担当したくない病院ベスト5!

MRの仕事

みなさんこんにちは、だいさくです。

私はMRに転職してからいわゆるローカルエリアから、

都市部まで色々担当してきました。

東京もかれこれ3年くらい担当しましたが、

東京はやっぱり大変です。

東京を担当したこと無い人は好き勝手いいますが、

本当に大変なんです。

東京には来るもんじゃない

正直、MRとして実力をつけたいとか、

MR力をアップさせたいのであれば、

僕は間違いなくローカルの方が良いと思います。

東京は訪問規制が厳しい病院も多いし、

先生がスペシャリストなので、

中々MRの力でうんぬんかんぬんできません。

接待規制とか、寄付金の規制とかで、

東京の専門施設を担当するのは正直貧乏くじです。

ずっとローカルにいる人は、

「東京がしっかりしてないから全国でもうだつが上がらない」

「東京のMRは情けない」

とか色々好き勝手言います。

僕もそうでした。

東京に来ると出世しづらい!?

東京なんてくるもんじゃないよ。

まじで何にもできないから。

少しでも営業っぽい言葉とか、雰囲気を出した途端

ものすごい表情変わるんだから。東京の先生は。

しかも東京って比較的優秀な人間が集まりやすいんですよ。

各社。そんでもって、先生も厳しいし、

厳しいって言うのは単純に厳しいという意味と、

口だけは良いことを言う先生も多いんです。

言葉と数字が全然合わない。

んで、臨床試験も多いので中々数字でない。

周りも職級高い人が多いし、数字は出にくいので中々出世できない。



東京は常にみられている

実際「東京」って本当に全国からみられているんですよ。

それは九州だろうと、関西だろうと、基本的には東京をみてる。

京都は京都大学とか、大阪は阪大をみてると思いきや、

やっぱり東京に注目してるんですよね。

東京の治療方針はやっぱり全国の治療に影響を与えるんです。

だから東京はとても大事なんです。

東京の戦略は内資と外資で違う

ただ、その「東京」に関する戦略は会社によって全然違うんです。

大きく分けると外資と内資で違います。

外資系の場合は東京に配属される人間は必ずしも優秀な人間では有りません。

外資系の場合

外資系の場合は若い女性とか、

MBAフォルダーでとりあえず現場を経験させる人が東京にいるケースが多いです。

外資系の場合は本社からのサポートが手厚いんですよね。

本社のマーケティング部とかがよくKOLのところに訪問します。

自社医薬品に対してネガティブだろうとポジティブだろうととにかく訪問します。

ネガティブな先生に対しては、本社で医学教育会を行ったりして、

ストレス発散、ネガティブ意見をとことん吐き出させたりします。

また、担当者の上司やその上の上司なんかもドンドン訪問します。

なので、必ずしも担当者が優秀である必要は無いのです。

正直、KOLと本社のつなぎ役をしっかりできればそれで良いのです。

だから、普通に新卒の女の子がBIGなKOL担当してたりしますからね。



内資系の場合

一方内資系は、東京にどんどん優秀な担当者を送り込みます。

ローカルで一旗あげた人間で、社内評価も良い人間が東京担当になります。

内資系の場合は本社からのサポートがあまりないため、

MR力のある人間で腕力を持っていて、自分ひとりで何とか数字を作れる人間が

東京の担当になります。

内資系の場合は上司もあまり来ないし、

マーケティング部は基本的に営業とは距離を置いているケースも多く、

マーケの仕事は基本的に企画運営です。

企画屋さんであることが多いのです。

なので、自社医薬品に対してポジティブなことを言っているKOLのところに

しか訪問をしません。担当者の数字をどうにかしようとか、

全体を眺めてこの施設を会社側に向けようとかすることはありません。

MRにとって貧乏くじな東京の施設ベスト5!

そこで、私のこれまでの経験から考える、

東京の中でこの施設って貧乏くじだな~っていう施設を5件上げてみたいと思います。

完全に私の独断ですし、領域によっても違うのかなとは思いますのであしからず。。

第1位 慶應大学

<貧乏くじPoint>
決して訪問規制が厳しいわけではないのですが、

やっぱダントツ1位ですね。

とにかく曲がらない。

なんていうか、なんていうか、MR=お金、

的な部分がありますかね。

寄付金が自由にできない現在では一番担当していて

貧乏くじ度は高いです。

第2位 虎の門病院

<貧乏くじPoint>

こちらもまた訪問規制は厳しいわけでは有りません。

むしろゆるゆるでノンセキュリティーらしいです。

しかし、臨床医のスペシャリストが集まる病院であり、

研修医の人気ランキングも毎年1位か2位ですね。

医師がスペシャリスト過ぎてほとんどMRの思うような話は

聞いてくれないんだそうですね。

私のイメージとしても虎の門の担当者はなんだかいつも苦しんでる気がします。。。

第3位 昭和大学

<貧乏くじPoint>

昭和大学は上記2施設とは逆でメチャクチャ訪問規制がきびしいです。

大学の外でずっと待っていなければならないので、

冬はメチャクチャ寒いし、夏はメチャクチャ暑い。

基本的には外の立ち待ちも良くないらしく、

写真とか撮られて目に黒線引かれて薬剤部に張り出されるとか。

個人的にはそもそも大学病院では研究なんかもやらなければならない中で、

製薬会社の訪問にそこまで厳しくするのはどうなのだろうかと思ったり。。。

第4位 がん研有明

<貧乏くじPoint>

がん研有明はオンコロジー担当者であれば憧れの施設かもしれません。

しかし、以外に知られていないのが、がん研有明は民間病院だということです。

なので、過去は何でも有りだったのです。

学術レベルは最高峰を求められ、

ただの営業マンとしてのスキルも最高峰を求められるのです。

あまり女性が担当することがないのも営業スキルが求められている部分があります。

ただ、オンコロジーMRとしてはがん研有明を担当する事で

かなりはくがつくのは確かですね。

第5位 女子医大

<貧乏くじPoint>

こちらも昭和大学なんかと同様で訪問規制が半端なく厳しいです。

小児の麻酔の誤投与事件から、厳しくなったという話です。

(そもそも麻酔誤投与事件は製薬会社を中に入れなかったからおきたのでは?

という疑問があったりもしますが、、)基本的に医師には全く会えないそうです。

アポイントが返ってくるのは講演会の役割の話か、

寄付金の話だけという噂、、、

最後に

決して愚痴ってるわけではないのですが、

私は元々東京が希望ではなかったからなのか、

東京でのMR業はつらいな~という感想の方が大きいです。

ただ、「東京に行きたいんです!」っていう人ってとても

多いんですよね。

僕はただ東京に住みたいとかの憧れで来るのは得策ではないかと。。

東京にきて明確にこれがしたいという理由があれば楽しく仕事ができるかもしれませんね。



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