MRはなぜ大変でキツイ職業だと言われるのか?MR歴10年の僕が答えてみます

MRの仕事

どうもこんにちは、現役MRのだいさくです。

僕はかれこれMRになって10年経ちました。

10年の間に会社は2回変わって、

現在はバイオベンチャー の製薬会社で働いています。

僕自身としてはMRという職業や、

製薬業界のことはすごく好きだし、

天職だなって思っています。

歯の浮いたセリフを言うつもりは全く無いのですが、

命に少しでも携わることができるのはやっぱり楽しいですし、

新しい発見があるので、僕は刺激的で素敵な職業だと思います。

自分のいる会社を好きになれる業界だと思うし、

自社医薬品を好きになれる会社が沢山あると思います。

でも、人には向き不向きがあるし、MRって大変だなとか、

キツイ仕事だなって思ってる人もいます。

毎年一定数の人は辞めていくし、

鬱になる人もいるにはいます。

ではMRという職業はどんな時に、キツイ、大変だって思うのでしょうか。

色々意見はあるとは思うんですが、

僕が10年間MRをやってきたことと、

3社経験してる上での経験の上で私が思う、

大変、キツイと思うことを書いていきたいと思います。

MRはなぜ大変でキツイ職業だと言われるのか?




MRはどんなところが大変でキツイですかね?

是非ご意見いただきたいところですが、

私が周りの社員の方を見ていると思うことを中心に書いていきたいと思います。

MRの大変でキツイ所①ノルマ

ノルマはやっぱりキツイと思います。

達成できれば最高ですけど、んじゃ来期はどうなの?って言われるとそれはそれで、

不安があるので、このノルマはMRをやってる限り一生ついてくると思います。

ノルマの何がキツイというと、運にも左右されるんですよね。

元々数字が上がってるところを持つと中々インパクトのある数字をあげられるような

状態じゃなかったりもします。

全く数字が上がってないエリアを持たされると本当に上がらないこともありますね。

うだつの上がらない成績の人間に、

会議での発言権はほぼ皆無といっても過言では無いし、

上司や先輩からもプレッシャーがかけられると思います。

やっぱそういう時は本当に惨めな気持ちになるし、

まして自分だけチームの中で達成してなかったりすると辞めたくなりますな。

常に数字上がらなかったらどうしよう?っていう風に思ってないと、

本当にそうなってしまうので、油断大敵です。

でも、個人的には担当先は数字が上がってない所をとにかく選んだほうが良いです。

死ぬほど努力してみればきっと上がりますよ。

MRの大変でキツイ所②飽きる

当ブログでも結構書いてますが、

MRは80%がMRのままというミクスのデータがあります。

これは特にアラサーMRに差し掛かってくると出てくる症状ですね。

最初の5年間くらいは、がむしゃらに頑張るんですよ。

大学持ちたい!、専門施設持ちたい!とか。

でもそれがまぁそれなりに達成できてくると、

飽きるんですね。この仕事いつまでやるんだろ、みたいな。

昔すごいパフォーマンスだった人が、どんどん落ちぶれていくのは、

これが原因です。

そして、会社がリストラの対象にするのもMRという職業に完全に飽きてる、

もはやお金のためだけに働いているであろう、40代、50代の人です。

会社としては、仕事しない人たちはお金を払ってでも切りたいのです。

そして、仕事をしてくれる若者を取りたいのです。

だから、外資系でよくある、早期退職募集した数ヶ月後に採用募集したりするわけです。

若返りを図っているわけです。

まぁMRに飽きた時は違うことをやってみることです、

副業とか副業とか。

僕の場合はですけど、定年まで後25年ありますけど、

後25年と思うと長く感じてしまうんですよ。

だから後5年、5年頑張ったらもうMRやってないだろとか思うと結構やる気出てきます。

MRという職業に飽きてしまったらやってみること5選

MRの大変でキツイ所③価値が見出せない

自分のやってる仕事の価値が見出せないことがあります。

僕は正直ほとんどないですが、

ツイッターとか見てると結構ありそうですね。

正直あってもなくても良いような製品を扱ってる人もそうです。

本当に心から自分の仕事が嫌なんだそうです。

明らかに先生が嫌がっているのに、面会しなきゃいけない。

しかも面会理由が無い、案件が無い。

そんな状態でも面会しなきゃいけないことがあるみたいで、

本当に辛いんだそうです。

ただ、そういう会社の良いところは、

給料安いですが、雇用に怯えてないですね。

逆に価値のある薬剤、

イノベーションどの高い薬剤を扱っている会社のMRほど、

やりがいはありますが、雇用に怯えています。

どっち良いんでしょうかね。

僕は間違いなく後者ですけどね。

価値が見出せない、MR辞めたいって思う人は、

一度バイオベンチャーにきて見たら良いと思います。

あなたにしかできない仕事があるし、

あなたがやらなければ会社が傾くくらいの重要なポジションになりますので。

希少疾患(オーファン)系製薬会社への転職を考える人にオススメの転職サイト

MRの大変でキツイ所④顧客が医師

これはまぁMRが大変だと言われる一つのことです。

普通の営業だと、顧客の方が自分より知識がないことが多いですよね。

保険の営業にしても、車の営業にしても、お客さんの方が、

自分よりよく知らない人が多いのです。

でも、MRに限っては顧客の方がスペシャリストなんです。

こういう関係にある営業って少ないんですよ。

だから、すごく気を使う仕事だし、伝え方というのも、

普通の営業よりは気をつけないといけませんね。

MRの大変でキツイ所⑤転勤




転勤、これも若い頃は色々な所に行けて楽しいんですが、

家族を持った途端恐怖でしかなくなります。

家族持ってしまうと多分、1回か2回くらいしかできないでしょうね。

子供に転校させたくない、でも旦那一人ではいかせたくない、

転勤やだーとなります。

後は周りを見ているとアラサー女子は極端に嫌がりますね。

特にアラサー女子で都会勤務を掴み取った人は、

転勤するくらいならやめるって言う人もいますかね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

細かいこと言うともっといっぱいあると思います。

今回の内容簡単にまとめますと、

・ノルマがきつい

・ずっとMRなので飽きてしまう

・価値を見出せない

・顧客が医師

・転勤

まぁいつものポジショントークではあるかもしれませんが、

私のいるバイオベンチャーは、今回の5つのポイントはほとんど無いです。

ノルマは別にキツくないです。これは本当に。キツくするもんでもないので。

むしろMRでは無い、価値ありまくる、顧客はまぁ医師ですね。

転勤は実はありません。

そもそも広域なのでどこから通っても良いのです。

まぁ今回の内容に当てはまって、MRが大変だな〜と思ったら、

是非是非バイオベンチャーにおいでください!!

では!




 

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