製薬会社に紹介で入るメリット・デメリットについて

転職

どうもこんにちは、だいさくです。

先日書かせていただきました、

レオファーマの記事にいくつかご質問をいただきました。

レオファーマの転職案件が立ち上がりそうなのでチェックしてみる

レオファーマは恐らくプライマリー系の方が対象となるような会社で、

しかも100人規模の立ち上げ案件なので魅力的ですよね。

僕はその皮膚科領域のこと全然詳しく無いですが、

しっかり治験状況とかポテンシャルを察知しておくと良いのかなと思います。

レオの記事で紹介で入るメリットを教えてくださいとご質問をいただきまして、

今日は僕のわかる限りですが、

製薬会社に紹介で入るメリットやデメリットに関して書いていきたいとおもいます。

製薬会社に紹介で入るメリット・デメリットについて




僕もこの立ち上げ系案件に興味を持ち、探索する事はや5年ほど経過しておりますが、

総じて最初の立ち上げは紹介とか、人脈で決まってしまう事も多いです。

例えば社長が決まった時とか、営業部長が決まったときなどに、

その人に人をよんで来る力があるか?というのも計られます。

なので実は一番美味しい立ち上げ前のプレメンバーで入れる可能性は、

転職エージェントより、偉い人について行くパターンというのは効率的と言えるかもしれません。

なのでレオファーマも既に何名かメンバーが入社されているので、

どうにかそういった方とお近づきになっておくと手っ取り早いと考えるのも当然だと思います。

ノバルティス・GSKあたりは強い

色々な立ち上げの会社を見て、その主要メンバーを見てみると、

結構GSK、ノバルティス出身者がその会社の幹部になっている事が多い気がします。

なので、GSKやノバ出身者の方は実は転職先に困らない気もしてます。

そういう意味では、

若いうちにそういった会社に入っておくというのは良い選択肢かもしれませんよね。

あとはなんとなく僕の肌感ですが、セルジーン、武田、ブリストルって感じですかね。

良い案件に引っ張ってもらえるような自分になり人脈を作っておく事、

逆に引っ張ってこれるような人脈を持つことってのは、

狭いこの業界では自分を守る意味や、キャリアを考える意味でも良い事なのかと思います。

では、いわゆる紹介で入るメリットはどのようなものがあるでしょうか。

1、ゴールド案件に出会える

こちらは前述の通りで、

びっくりするようなスーパーゴールド案件は人脈で決まっている事も多いです。

エージェントを利用しなくても紹介や人脈で決まってしまう事もあるので、

自分一人の力では出会えないゴールド案件が、

自分の上司やその上の上司が出会うことによって恩恵を受ける事が出来ると思います。

2、安心感がある




なんとなく紹介で入社すると、既に知ってる人が上にいるというのは、

めちゃくちゃ安心感があると思います。

意見は気軽に通しやすいですし、

当然自分のことを信用してくれて採用してくれているので、

ファミリー感のような気持ちができますし、

自分が頑張って会社を引っ張っていかないとこの人の立場もヤバイと思うので、

安心感と同時に沢山の歯車の中の一つではなく、

大きい歯車になったと実感してやる気もアップするのでは無いかと考えられます。

3、採用されやすい

TOPの紹介みたいな感じであれば、

80%の確率で採用されたようなものです。

1回の面接で大体決まってしまいますが、

そこに紹介がないと、

英語面接だの、プレゼンだの、営業部長だのと、

沢山の面接をこなさなければならないため、

単純にストレスが増加します。

紹介の人はサクッと決まってしまいますが、

そうでない人は重厚な面接が待っている・・・

それだけでも紹介のメリットはあるのかなと思います。

これは立ち上げ云々に関係なく大手の会社の紹介でも同じ事が言えるのかと思います。

4、出世・RSUなど恩恵が多い

特にプレメンバーで入社したりすると、

出世しやすいという恩恵があります。

最初の少人数時代に入っておけば、

当然Expansionした時の恩恵は計り知れませんし、

Expansionしやすいのも特徴だと思います。

またRSUなどストックオプションがびっくりするくらいついたりします。

立ち上げ組であればあるほど、背負ってるリスクが高いと思われているため、

ストックオプションの額がとんでもなく高い事があります。

以前お話を聞いてきた元MR大富豪の方も、

MRから経済的独立したらかなり病んでしまった方とお食事した話

元々そんな感じで転職されてRSUも10年経過した時に5千万以上あったんだそうです。

それで、買収されプレミアがついて・・・

昨今RSUがびっくりするくらいつく会社も減ってきてますが、

その辺は棚ぼた的な魅力かと思います。

紹介で入るデメリット

最後にデメリットですが、デメリットは僕はそんなにはないと思うのですが、

あげられるとしたら、辞めにくい事です。

これは説明しなくてもわかると思いますが、

ある程度の期間は働いてしっかり成果を出さないと、

期待を裏切ることになってしまうので、

めちゃくちゃ申し訳ないです。

やりがいや安心感もある反面、

「彼は〜さんの紹介で入ってる」という影の肩書きが社内でつくため、

辞めにくいし、期待されたほどの成果が出ないとプレッシャーになると思います。

あとは、付いていった人がクビになったりしたら、

自分も終了する可能性があります。

なので付いていく人はしっかり見定めておいた方が良いと思います。

最後に

とりあえず思いつく限りでメリットデメリットを書いてみました。

僕の場合は紹介で入るのは、なんとなくその人に人生握られた感じがするので少し嫌ですが、

年配に差し掛かってくるとその人脈がある事が逆に本当に大きな安心に繋がります。

人脈はできる限り年配になって、

困ったら取っておくくらいの気持ちでいても良いのかなと思っています。

若いうちに人脈を意識してしまうと、

ややキャリアの幅とか選択肢の幅が狭まるかな〜なんてなんとなく思ってはいます。

人脈全くありませんというのもやや寂しいキャリアなのかなと思ったりもしますので、

ややウェットな話ですが、少し意識をしてみても良いのかなと思います。

ではまた!




コメント

  1. 独身MR より:

    良いか悪いか分かりませんが、最近て急激に紹介でないと入社不可ってメーカー多くなった気がします。
    もちろん、エージェント経由でも優れた人は沢山応募してきますけど、単純に紹介の方がコストも安いし、紹介者からのお墨付きならある程度は安心ですもんね。
    メーカーにお金がないからエージェント経由が少なくなってるのかな?

    • 大作 大作 より:

      どうなんすかね。
      逆にエージェント経由でないと取らないという会社もあったりするんですよね。
      立ち上げ系はコストの面は間違いなくあると思うんですが、大手でも製剤が良い会社だと紹介で十分ひとを確保できるでしょうからね。。。

      あとは紹介の方が間違いないという感覚がありそうな気はしますよね。。

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