どうもこんにちは、だいさくです。
みなさん年末年始はどのような感じでお過ごしでしょうかね。
僕はと言いますとですね、、なんとですね、、、
12月31日の午前中までお仕事してましたよ。
ははは(涙)
弊社外資系なんですけどね、クリスマス休暇とかナッシングでしたよ。
ただまぁ結構2019年が色々と山場だった会社なので、
2020年は多分もうちょっと気楽に仕事ができそうな気がします。
MRから経済的独立したらかなり病んでしまった方とお食事した話
僕自身、かなり忙しい年末年始で、
疲れた〜って思っていたんですが、
以前書いたこちらの記事、
こちらをお読みいただいて、
早期退職した後に、「暇すぎて仕事がしたいと思ってる人が多い」ということを書いたら、
今回お話をお聞きさせていただいた、
元々MRをやられていた大富豪の方から共感をいただきまして、
お食事に誘っていただきました。
ただ、経済的に独立してから結構悲惨な感じだったみたいなので、
もし記事にしていただけるなら全然構わないですよ〜とおっしゃっていただけたので、
今日は元MR大富豪の方が、なぜ悲惨な感じになったのかなど、
書いていければと思います。
タイトルはなんだかネガティブなことなんですが、
なんとなく、やっぱサラリーマンって良いよなぁと思わせてくれる内容になってますので、
お気軽にお読みいただけると嬉しいです。
元MR大富豪はなぜ大富豪になったのか?
今回お話を聞いてきたのは、ツータンさんという方で、
外資系の製薬会社に新卒で入社した後に、
32歳の時にとあるベンチャー系の会社に転職されて、
RSUなど含み、大体2000万くらいの稼ぎがあったそうです。
現在は47歳になります。
必要なお金以外は、全て投資につぎ込んだそうで、
大きなお金を稼げたのは、リーマンショックと、東日本大震災が起きた際に、
株や為替が暴落したことで大きなお金を稼ぐきっかけになったそうです。
一番稼げたのは、東日本大震災が起きた際に、
1ドル75円になった時、約3億5千万円分くらいの為替を購入したそうです。(レバレッジ有り)
金利だけでも大体1日3万円のお金が入り、年間700万超のお金が入ってきたそうです。
その後ご存知の通り、5年後には1ドルは125円まで戻りました。
その5年の間に為替の差益、金利、株式投資の利益等々で、
およそ7億円のキャッシュが作れたそうです。
今でも配当や金利で年間700万円程度は不労所得として稼げているそうです。
お金があってもやめなかったMR
実際に仕事を全部やめたのは、2015年の初頭なんですが、
もうすでに2013年頃から働かなくても全く困らないくらいのお金があったそうです。
ただそれでも、何かはわからないけど不安があって、
サラリーマン自体を辞めることが怖くてたまらなかったんだそうです。
当時の会社もとても居心地が良かったんだそうですが、
その後買収問題などがあってゴタゴタしてきて辞めたそうです。
MRを辞めた後3週間で自暴自棄になる
MRを辞めた後は、とにかく今までできなかったことなどをやってみたそうです。
温泉が好きだったらしく、温泉に行きまくったり、
海外旅行したり、毎日お酒飲んだり、、、
ちなみにツータンさんは独身です。
ただ楽しいのも本当に最初の2週間くらいで、
その後は本当につまらなくなったそうです。
友達はみんなサラリーマンなので全く時間が合わないそうで、
ほとんど遊んでくれないともおっしゃってました。
MRを辞めて半年後本当に死にたくなる
その後は海外に行って女性と遊んだり、
お酒を飲んでという日々を繰り返していたそうです。
移動はファーストクラスで移動したりしても、
全然お金がなくならないとも仰ってました。(自慢じゃなく)
とにかく毎日寂しい気持ちで、
昼過ぎに起きてBARが開く時間にBARに行って、
夜は女性のいるお店やカジノに行って朝方帰ってみたいな感じで半年くらいすぎた時に、
フッと気付いたんだそうです。
「明日も、明後日も、1週間後も、来月も、半年後も、1年後も、俺、何もやる事がない」と。
俺の人生はお金があるだけで、何の意味もない人生だと。
早く死にたいなぁと本当に思ったそうです。
以前の早期退職の記事でも書いたのですが、
やっぱり温泉も、海外旅行も、お酒も、
忙しい中で時間を作って行うから楽しい、
一定のストレスを抱えているからこそ最高に楽しいものなんだと気付いたそうです。
いつでも海外に行ける、いつでもお酒が飲める、
そんなのは全く楽しくないし、むしろ最高に不幸な事で、
忙しい中で、ストレスの解消をしながら行うから楽しくて、
むしろそれで十分に楽しく幸せな事なんだって思ったそうです。
今幸せでなければ、リタイアしても幸せになれない
僕は、とりあえず好きな事を好きな時にやれるなんてめっちゃ良いじゃんって思っていたし、
お金があれば悠々自適な人生だよねぇと漠然と思ってました。
ツータンさん曰く、経済的な独立は向き不向きがあるとのことです。
ツータンさんは完全にその能力や才能がなかったとおっしゃってました。
経済的に独立しても人生を楽しめている人の特徴としては、
1、仕事を辞めた後も打ち込める何かを持っている事
2、家族と幸せに過ごせている人
この2つのパターンだそうです。
だから、経済的に独立できても、この二つができてない人は、
独立しようがしまいが幸せになれないんじゃないかと仰ってました。
これも以前の記事で書きましたが、
男性はどうしても仕事第一になりがちで、
家族や仕事以外の趣味やコミュニティを持ってない人が多いため
退職後のセカンドライフは圧倒的に女性の方が楽しめるスキルを持っているそうです。
僕は家族のことは仕事の次に大切に考えていますが、
あんまり大した趣味はないので、
今からでもリタイア後のことを考えても良いのかなって思いました。
中学校の友達とか、部活の友達とかの飲み会くらいには顔を出すとか、
そんなことからでも良いからしっかりコミュニティを持っておくという事からでも、
始めようと思いました。
ちなみにツータンさんは今全くの他職種の仕事で、
週3勤務で手取り16万4千円の仕事をされていて、
人生が180度変わるくらい楽しいそうです。
良かったですよね。
では、2020年もこの業界の荒波を乗り越えていきましょう!!
コメント
私はツータンさんのような富豪では全くないけど、とても共感できましたね…。
というのも、私は今回の転職に際して離職期間が有給消化を含めて2ヶ月あり、社会人になってから初の超長期休暇をしました。
ただ、本当に楽しかったのは最初の2週間だけでしたね…。
次第にやることも尽きて、日中に転職先に関連する領域の勉強こそすれ、自堕落に過ごす日が多くなりました。
一番辛かったのは話す人が誰もいなかったことですかね。
出かけるにしても、他の知人は当然働いてるので一人旅みたいなのが主だし、独身の私は話し相手が基本的にいませんでした。
昔の仲間や、疎遠になってます人たちにも、ここぞと結構電話しちゃいましたからね。
3週間を過ぎた頃からは、とにかく早く働きたいと思うようになって、実際に働き始めたら、確かに忙しいし辛いこと多いんですけど、孤独感や何もなくて自堕落に過ごすより万倍マシですね。
いやはや、意外にもお金で幸せは買えないんですよね。
本当に人間って愚痴ってるくらいがちょうど良いんだろうなって思います。