MRから医療機器転職、いざ!実はイメージと大違い!?

第二弾MRエピソード企画

だいさくさん、こんにちは。

私は新卒でMRを3年間、その後今の医療機器の会社に転職して、

それから10年以上在籍しています。

MRから異業種転職のエピソードもOKとの事でしたので、

投稿させていただきます。

私の性別は女性で、医療機器の会社に入社後出産し、子育てしながら働いています。

新卒入社したMR時代・・

新卒で入社した製薬会社はぶっちゃけて言うと、

「どの会社の製品を使用しても良い(変わらない)」、

そんな製品力のない薬剤を扱っており、

Drも薬剤の情報提供を望んでおらず「訪問回数」「関係性」

そんなもので競合と差別化することで売れるかどうかが決まっていました。

当時は、製品の話なんて聞いてもらえないのに訪問しないといけないし、

「今日は何を話そうかなぁ」と考えるのがとても憂鬱でした。

それでもMRの仕事が少しでも楽しめるよう、

Drの趣味に興味関心を持ち、
(その当時はまだMRのコンプライアンスも今ほど厳しくなかった時代だったので)、

そのうちDrの趣味の集まりや発表会などにMRが私1人だけ呼ばれたりする先も増え、

自分で言うのもなんですが、社内の数字も割と良かったです。

都会だったので女性が多いエリアではありましたが、

当時は私も若かったし、かわいがってもらいやすかったのかもしれませんね。

でもやっぱり「こんなことがしたくてMRやってるんじゃない」という思いが年々強くなり、

転職を決めました。

MRから医療機器へ、いざ!




最初はMRで転職するつもりでしたが、

転職エージェントに薦められて医療機器を見ていくうちにだんだんとやってみたくなり、

今の会社に転職しました。

医療機器ってMRからみると「なんとなく大変そう」なイメージないですか?

でも実際には、医療機器は扱う商材によって本当に働き方が様々で、

長時間のオペ立ち合いがメインの「まじ大変」な商材から、

「まったり働けるよー」な商材まで、とても幅広いんです。

そして、医療機器ってお給料も安いイメージ、ないですか?笑

これもほんとピンキリで激務薄給な会社から、まったりな高給まで、様々なんです。

だいさくさんのブログを読む方には医療機器の転職を考える方はあまりいないと思いますが、

もしおられるなら会社によっては当たりはずれ(という言い方が正しいかは置いといて)も大きいので注意は必要です。

MRと医療機器の違い

そして医療機器営業とMRの違う点は色々あります。

簡単に6つのポイントにまとめてみますと、

・適正使用のためにオペの立ち合い

・価格もある程度自分で決めて、卸に見積も自分で作って出す。卸との交渉や駆け引きも自分でする→意外と楽しいよ!

・製品の話だけでも面会できる

・製品の話を聞きたいとDrから呼び出しがある・若手の教育を頼まれる
→ここは前の会社がアレだったので、ほんと楽しい点です。

・訪問規制に囚われないケースが多い。(自由にカテ室出入りしてDrをつかまえたり、等)
→コロナ禍でも、MRはweb面談のみだけど医療機器は望めば全然面談できたりするケースはよくあります。

・機器の価格によっては、使用Drだけでなく、病院内のいろんな人を巻き込んで長期に渡って綿密に商談を進めないといけない

・採用後も機器がうまく使用されていないと競合が付け入る隙を与えてしまうため、事後フォローはDrだけでなく関係するNrや技師など幅広く行う必要がある(商材による)

私が今いる会社だと、ぱっと思いつくだけでもこんな感じです。

MRから医療機器も良いですよ〜!

特にオペの立ち合いに関しては「医療の一員」として迎えてくれる場面も多く、

とてもやりがいを感じています。

そして今の会社にはMR出身者がたくさんいるのですが、

みなよく言うのは、

「Drが間違っている知識や古い知識には、しっかり「それは違う」とつたえないといけない」

ということに最初はとても勇気がいる、ということでした。

患者さんの不利益にならないように「NO」を伝えるには、

しっかりとした知識が自分に必要になるため、

日ごろから勉強はしっかりしないといけないことは勿論ですが、

MRの頃から文献は読みなれていたので、

そういう意味ではMRの経験が活かされている部分もあるかもしれません。

だいさくさん、医療機器も面白いですよ~。

こちらの世界もいかがですか~。

だいさくコメント

ご投稿いただき本当にありがとうございます!

昨年もそうだったんですが、

なんとなく女性の書く記事ってウィットに飛んでいて読みやすい感じがしますよね。

ちなみにですが、僕結構異業種転職した人の知り合い居るので、

医療機器のこともそこそこ詳しかったりします(笑)

製薬会社はMRに限らずですが、まぁかなりお堅い仕事ですからね。

医療機器も含めて他の医療系に転職した人が楽しいと思う気持ちはなんとなく理解できます。

僕も何度かいわゆる製品力と関係ない営業をしてるMRの人と同行したことがあって、

それこそ東京マラソンに参加した時の写真見せたりとか、

サッカーの応援とか、ゴルフのスコアとか、そんな話のネタを沢山持っていて、

それはそれで凄い努力だなぁと思った事があります。

人間向き不向きがあるとは思うんですが、

女性って男性と比べると結構我慢強くて、

新卒で入った会社にずーっと居る人が多いイメージなんですが、

最初に入った会社を盲信せず、

でも違和感を感じながらもしっかり成果を出すために頑張りつつ、

3年でサクッと転職する決断力で人生をより良い方向に変えられて単純に凄いと思いました!

ちなみにですが、今回の著者の方に医療機器の会社でのワーママ事情についても、

ご投稿いただいております。

そのうち出てくるかと思いますので、医療機器転職興味あるんだけど、

やっぱママをしながら続けるのは難しいのかなぁと思う方に是非チェックしていただけると嬉しいです。

ではまた!




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