医療機器の会社もピンキリ!転職前に絶対聞いておきたい4つのポイント!

第二弾MRエピソード企画

だいさくさん、こんにちは。

私はMRから医療機器へ転職しました。

割と会社の大手中堅限らず働き方に大きな差がないMRと比べて、

医療機器は扱う商材によって働き方が大きく変わると思っています。

また、MRはお給料にそこまで差がないと思いますが、

医療機器は薄給~高給取りまで、会社によって結構差が激しいのが現状です。

私はそこそこまったりでお給料もMRと見劣りしないくらいの会社におりますが、

転職の際にはエージェントの話とネットの口コミしか参考にしなかったので、

ほんとに運が良かったと思っています。(私の旦那はMRですが、実は旦那のほうが忙しそう。)

なので、今までもMRから医療機器へ転職された方の投稿がされているかと思いますが、

私からは医療機器への転職の際に、働き方や報酬面などで損がないように、

気をつけた方が良いことをまとめてみました。

医療機器の会社もピンキリ!転職前に絶対聞いておきたい4つのポイント!




だいさくさんのブログを読まれる方には、

もしかしたら医療機器への転職希望の方はあまりおられないかもしれませんが、

もし今後検討することがあった場合、

以下の項目をエージェントに聞くことで、

ある程度の働き方のイメージはできると思いますので、

「入社してみたら思っていたのと違う!」

というのが少しでも減らす手助けにはなるかなぁと思い書いてみます。

1、シェアはどうか、製品力はあるか

剤型が限られた医薬品とは違い、

医療機器は実際に触ったり扱ってみることで違いを感じる、

まさに「物」を売る商売なので、製品力はかなり重要だと考えます。

エビデンスなどのデータの取り扱いもMRと同様にありますが、

それと同じくらい「物の扱いやすさ」が非常に大切な世界なので、

ごまかしが全くきかないので、その医療機器に製品差があるほど勝つのは難しくなります。

外から見た場合、製品力の差なんてぶっちゃけわからないと思うので、

私だったらエージェントに「扱う主力製品のシェアが何パーセントなのか」を聞くかなと思います。

トップシェアと謳い文句は良くありますが、

1位と2位が大きく開いていれば、製品力に差があるのかもしれないし、

製品的な差が仮にあまりなかったとしても、

新規で検討する場合にはお声がかかりやすい等、

シェアの大きさによるスケールメリットは色々ありますので売りやすい場合が多いです。

またシェアで勝っている製品を扱っているメーカーは、

比較的高級でまったり働いているイメージです。

シェアが拮抗している状況であるなら、

もしかすると厳しい競争の中シェア争いを強いられるかもしれません。

あと製品力があっても、これから上市する、

もしくは上市したばかりでシェアがない場合もあるかもしれませんが、

その場合は外から見ると、製品力があるのか、

メーカーがただそう謳っているだけなのか、その辺はわかりにくいかもしれません。

競合他社も面接を受けて、あえてその製品について聞いてみるのも手かもしれません。

医師向け製品なのか、それ以外(コメディカル製品)なのか

これはDrがメインで使用するか、

コメディカルがメインで使用するかによって、

決定権(もしくは決定に大きな影響を及ぼす人)が変わります。

MRと同じようにDrに営業をかけるつもりが、

実はDr製品ではなかったためにDrにはほとんど会いにいかない営業スタイルだった、

ということもあります。

医師向けの方が色々とやりやすかったりはするので、

個人的には医師向けの方がお勧めではありますが、

どちらでも良いと思っても一応確認しておいた方が良いと思います。

その医療機器は消耗品か備品か




消耗品とは使い捨てのものを指します。

一方で備品は使い捨てではなく購入したら長く使用するものを指し、

数十万円から数千万・億単位まで幅広いです。

なぜそれを確認しなきゃいけないかというと、

消耗品か備品かどうかで営業スタイルが大きく変わります。

消耗品であれば、大きな病院であっても、

薬でいうところの「薬審」のように、

だいたい1か月に1度、「材料委員会」のような名目で新規物品を検討する会があります。

一方で備品となると、大きな病院となると年度の中で「備品申請期間」が決まっていて、

審査も年に1度しか行われない、ということがよくあります。(一部例外もあり)

もちろん、申請が上がれば買ってもらえるとも限らず、

備品関係の予算が厳しいため来年以降にまわされることもよくあります。

購入の機会もそう多くはなく、病院移転や増築の機会だったり、

そもそも製品の買い替え時期でないと購入の検討すらなかなかしてもらえないケースが大半です。

買い替えに関しては通常、現行品のメーカーに声がかかるため、

買い替え情報をどのように拾うか等の難しさもあります。

その分、売り上げがついたときの達成感はひとしおです。

予定症例か緊急症例か

緊急症例でかつ症例ごとに呼び出されることが多い製品であれば、

症例の都合でスケジュールが振り回されることを覚悟しないといけないかもしれません。

例えば自分の都合でスケジュールが組めないかもしれない場合、

ライフイベントの多い女性だと(もちろん男性も)苦労する可能性があります。

また、最近はあまり聞かないですが、

夜間帯に電話や呼び出しがあるかどうかも確認するといいと思います。

知り合いの話ですが、夜10時に呼び出されて、夜中2時まで立ち合いをした、

という話を聞いたことがあります。

まぁレアケースだったようですが、そういうのが多いメーカーだととても大変そうなので。

その機器を使う症例時間はどうか

症例時の立ち合いはとてもやりがいがあり、

医療機器メーカーの醍醐味かもしれませんが、

自分が扱うことになる商材の症例は通常どれくらいの時間のものなのか、

は確認しても良いかもしれません。

症例の最初から最後まで立ち会う必要がない場合もありますが、

2時間かかる症例で使用されるのであれば、

2時間立ち合いをすることを覚悟しないといけないかもしれません。

長々書いてしまいましたが、上記の点がわかれば、自分がどのような仕事をするのか、

ある程度イメージした状態で面接に臨めるかと思います。

待遇面は正直、口コミを見ていただくのが一番だと思います。

あとはシェアがダントツで高いような商材を扱う場合は、

まったりしているケースが多いような気がします。

だいさくコメント

めちゃくちゃよくまとまってますね。

特に医療機器への転職を考えているわけではないわけですが、

めちゃくちゃ分かり易かったです。

おっしゃっていたように、自分の営業スタイルとか、

ライフスタイルに合わせてどういった会社を選ぶかの指標になると思いました。

なんとなくですが、

働きやすくて、

そこそこまったりできて、

高給で、という会社を選ぶ際の重要なポイントが見えてきたように思いました。

ありがとうございました!

ではまた!




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