医療機器の会社はワーママに優しいのか?Keyはくるりんマーク!?

第二弾MRエピソード企画

皆様こんにちは、

私は1歳半のこどもを育てる女性で、元MRで現医療機器メーカー勤務です。

だいさくさんから、

「医療機器メーカーで女性は長く働けるのか?そのあたりのアンサー記事を書いたら面白いのではないか」と言っていただき、

また書かせていただきました。

MRから見ると忙しそうに見えるかもしれない医療機器メーカーの営業職ですが、

同じ女性の方でこれからもし転職の候補に入ることあった場合、

少しでもご参考いただけるように、あくまで1つのパターンですが書いてみたいと思います。

ワーママ医療機器営業の1日の流れ

下記が医療機器営業の1日の流れになります(夜の面会を避けれた日のパターン)

私の会社は直行直帰でかつテレワークも推奨されていますので、

朝と夜は仕事の都合次第で融通が利くことが多いです。

7:00:起床
7:30~7:45:朝食
8:30:保育園に預ける
9:00~18:00:仕事
18:30:保育園お迎え
18:45:子どもお風呂
19:15:作り置きを解凍し子どもにご飯(旦那担当)その間に大人ご飯を作成
20:00:大人夜ご飯
20:30:子ども寝かしつけ
21:00~:家事、内勤
22:30:就寝(力尽きる)

週末の作り置きと旦那との共同・連携が不可欠ですが、

そのおかげで今のところ上手いこと(?)まわっています。

働き方はフルタイム?時短?




働き方がフルタイムなのか、時短勤務なのかによっても変わってきます。

私はフルタイム勤務です。

同じ会社に子持ち営業ママは何人もおりますがフルタイムが多いです。

時短も取れるのですが数字の責任は全く変わらないので、

私の会社では時短取得者は内勤者が多いです。

それでも子どものお迎えがあるため、

基本的には夜の面談は出来る限り避けているのですが、

それによって数字が落ちたとしても言い訳にはならないので、

上司に詰められたりお給料が下がったりしないようにするのが大変です。(笑)

夜のアポイントが入った場合は

夜遅い時間の面談は避けるようにはしているのですが、

どうしても入ってしまうことは当然あります。

今はコロナ禍で面会先が減っている人が多いかと思いますが、

医療機器はMRと比べると直接面談が多いと思います。

例えば医療機器は、

「症例前に実物を見たい、触りたい」

「実物有りでレクチャーを受けたい」

「(新規商談時も)実物がないとわからないからwebじゃなくてもいいよ」

等が理由でアポイントが入ることは、よくあるパターンです。

夜面談が入って、帰りが遅くなる日は、

旦那にお迎えからお風呂、食事、寝かしつけまで一通りやってもらうこともしばしばあります。

旦那の協力は不可欠。

この場を借りて、いつもありがとう。

ワーママに対する会社の理解度は?

子育て世代の女性営業に対する会社の理解度についてですが、

医療機器営業はMRと同様、自分でスケジュールを組むので、

基本的には「うまいことやってね」というスタイルです。

MRであれば、会社によっては、

復職後の担当エリアを優遇されるケース(夜の面会先がない等)や、

数字の責任がほとんどないケースなんかもあるようですが、

私の知る限りでは医療機器業界ではまだそのような優遇措置は聞いたことはありません

さらに扱う医療機器によっては自分でスケジュールがうまく組めない(得意先の症例ありきでスケジュールが決まる、Drからの呼び出しが多い、等)営業スタイルもあるので、

そのあたりは転職する際にしっかり確認した方が良いと思います。

Keyはくるみんマーク?


厚労省:くるみんマークについて

私の勤めている会社は、

マネージャー職以上になると、

「女性が働きやすい職場のための研修」みたいなものを必ず定期的に受けさせられているので、

例えば、

「子供の熱で急に休まないといけない」、

「夜〇時以降は家のことが忙しくなるから連絡できない」

「夜〇時以降はお迎えがあるので仕事は入れたくない」

「こどもが理由でアポイントに行けないから代わりに行ってほしい」等は快く対応してくれます。

医療機器は扱う商材によって本当に働き方が大きく変わりますので、

エージェントや面接の際に「女性が長く働ける風土が培われているか」を確認していましたが、

客観的な指標として「くるみんマークを取得しているか」とかも確認しておきたいです。

夫婦の転勤問題




MRも同様だと思いますが、どちらかに転勤が発生した場合、

時間差で同居可能な担当エリアに移してもらうことは、私がいまいる医療機器の会社でも可能です。

私の会社では、彼氏が九州にいるから転勤させてほしい、

という希望も叶えてもらえるくらい、女性に優しいです。

でも女性で長く営業を続けている人は字が良い、きちんと仕事をしている、人間関係も良好」

そんな人ばかりなので、そうでない場合にどうなるのか、正直わかりません。

結論:医療機器営業の女性は長く働けるのか?

MRと同様、医療機器の営業でも十分可能だと思います。

医療機器に限らずどの会社に転職活動をする際にも同様かとは思いますが、

「長く働いている女性が多いかどうか」

「扱う商材はどのような営業スタイルなのか」

「女性に対する制度はどうか」

その辺をしっかり確認することはとても大切だと思います。

だいさくコメント

どうもありがとうございます!

「しっかり会社選びをすれば」って言うのはもちろん製薬会社でも同じですが、

医療機器営業の方でもしっかり会社選びをすれば長く働いていく事ができるんですね。

以前の他社MR同士の結婚の記事でもありましたが、パートナーの協力は不可欠ですな。

他社MR同士の結婚!良かった事、悪かった事TOP3を発表!

個人的には、時短だろうと、ワーママだろうと数字に対する責任は同じってのは良いですね。

これは本人にとってもサポートする周りにとっても良いのかなと思いました。

数字の責任って時短でもあった方が良いのかどうなのかって、

逆に時短MRのワーママさんにとってはその辺どうなのかなぁと気になりました。

「うまいことやってねスタイル」って、それが営業の良い部分であり、

うまいことやれる人にとっては本当に良い。

でもこれは男も女もなんだろうけど、

会社に対する義務と権利のバランスで、

自分の権利をしっかり主張していくには、

やっぱり会社に対する義務(成果的な)を果たしていかないといけないんでしょうね。

とても貴重な記事をありがとうございました!

そしてこの記事を書いている間にきっとご協力いただいたであろう旦那様にもこの場を借りて、

ありがとうございます!

ではまた!




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