リプレイスは突然に・・CSOMRが最も恐れるリプレイスの一例をここに

第二弾MRエピソード企画

だいさくさん

いつも参考になる記事をありがとうございます。

せっかくの機会なので私も投稿させて頂ければと思います。

今回お伝えするのは私がCSOでコントラクトMRをしていた時代に、

派遣されたメーカーからリプレイスされたエピソードです。

CSOのMRにとって最もやってはいけないのがリプレイス。

それは所属会社にも迷惑をかけるし、そのCSOの会社の評判も落としかねない、

何より自分のプライドがズタズタになるわけで、

正直、今回お伝えするのは私にとって非常に辛い過去で、消したい黒歴史です。

リプレイスは突然に・・CSOMR時代に経験したリプレイスの話




ご存知の通り、コントラクトMRはクライアントの製薬企業(最近は製薬以外にも多数ありますが)に、

アサインされて働きます。

そこで何かしら問題を起こしたり、

単純に能力不足で使えないと判断された際には、

リプレイスされて所属CSOに強制送還させられることになります。

私もアサインしたメーカーで、現場に配属される前の研修中にリプレイスされたことがありました。

今ってMR求人もCSOくらいしか積極的に募集してないですし、

まずはコントラクトMRで…と考えている未経験の方、

そしてMR経験者でも希望する領域を経験したい目的のために転職の足掛かりに…

と考えている方もいると思います。

実際に当時の私もまさにそうで、

今回お話するのは数年前の話ですが、

今は各社リストラ等でMRをガンガン減らしてるので、

未経験からMRになるハードルも相当上がってますが、

そういうケースもあるんだ、くらいで聞いてもらえればと思います。

アサインされたのはCSOに厳しいけど、勢いあるメーカー

当時の私は一つ目のプロジェクトを満了し、

2つ目のプロジェクトとして某メーカーの研修に臨むことになりました。

そのメーカーは当時とても勢いがあり、

これから期待される新製品も控えており、

今後数年で売上を大幅に増加させる方針を打ち出していました。

そのための戦略として、

コントラクトMRを今まで以上に多く活用していこうと積極的に増員していました。

MR仲間の話でも評判は悪くないメーカーで、

私自身もこのプロジェクトにアサインされるのを非常に楽しみにしていました。

不安としては、このメーカーはコントラクトMRに対しては扱いが結構厳しく、

特に学術や研修に関してはシビアだというのは聞いていました。

当時、他社CSOのコントラクトMRも含めて30~40人くらいが一堂に介し、

1カ月程度の研修が施されました。

リプレイスは突然に・・

当時はまだまだ未経験MRも多く、

私は少なからず一つのプロジェクトでMRを経験してそれなりに結果も出しており、

既にMR認定も保持していた自負もあって、

彼らに負けるはずがない…という驕りがあったと今でこそ思います。

研修中は都度テスト(ペーパー、ロープレ等)があり、

追試でもクリアできなかったMRはリプレイスになるという厳しいものでした。

結論としては、私もテストに合格できず、

その時点で支給されていたテキストや資材、

機器等を速やかに返却させられて施設をあとにさせられました。

本当に辛いのはリプレイスの後・・・

この時は頭が真っ白になって、何も考えられない状況になりました。

なぜリプレイスになったのか、この時に説明があったと思うのですが、

正直釈然としない理由でしたし、

後にCSOのマネージャーから受けたフィードバックも納得できるものではありませんでした。

そして、ここからが本当に辛かったです。

リプレイスになって翌日から何もすることがなくなりましたが、

自宅待機というわけにもならず、CSOのオフィスに出社するのです。

私にとってはこれが本当に地獄でした。

私自身、プライドがボロボロになって傷ついた状態で出社し、

周囲からの扱いや視線が本当に辛かったです。

実際リプレイス自体は多くはないですが、決して珍しくはないので、

実際は私の自意識過剰だったかもしれませんが・・・

次のプロジェクトが決まるまで、

毎日オフィスに出社して自習に励む日々。

なんのために勉強してるのか、ゴールが見えない日々で、

一日がこれほど長く感じたことは後にも先にもこの時だけです。

リプレイスの経験があるから今がある

そして自習開始2週目くらいだったと思いますが、次のプロジェクトの話がありました。

皮肉なことに、というか複雑なことに、

そのプロジェクトでリプレイスされるMRの代替要員として、

たまたまフリーだった私に白羽の矢が立ったのです。

そこからは展開が早かったです。

早々にクライアントとの面接対策を2~3日で実施し、

面接本番に臨み、当日中にアサインが決定、翌週には引継ぎで現地に飛ぶという流れでした。

このときの経験は本当に辛かったですが、結果的に良かったなと今でこそ思います。

ちょっと天狗になっていた私に、

常に謙虚な気持ちを忘れてはいけない…と自覚させてくれました。

何より、このときアサインしたメーカーのお陰で、

その次に従事することになるメーカーにもアサインできたし、

今はメーカーのMRとして勤務しているのですが、

そのメーカーは代替要員として勤務したメーカーの経験があったからこそ入社できました。

まとまりがない感じになってしまいましたが、以上が私のエピソードです。

コントラクトもメリットとリスクが常に背中合わせですが、

一番大事なのはコントラクトでも社員MRでも、

常に一生懸命に真摯に取り組むことだと思います。

だいさくコメント

どうもエピソードありがとうございました!

「リプレイス」って言葉事態に、ヤバイ、そしてくらーいイメージを持ってる業界っていうのも、

この業界の特殊性を感じますよね。

僕の会社も立ち上げ当初はCSOから何人か派遣されてましたが、

リプレイスした人ってのはいなかったですね。

結構会社によっては簡単にリプレイスするって聞いたことあって、

考え方も様々だなぁと思います。

ご投稿者さんも、その時があって今があると思えておりますし、

なんというか人生って時には自分のことを笑い飛ばすってことが必要だと思うんですよね。

僕も笑い飛ばすことで軽くなった過去なんてのも沢山あります。

ちょっとよくわからない感想になってしまいましたが、

中々CSOを経験した当事者じゃないとわからない貴重なエピソードありがとうございました!

ではまた!




コメント

タイトルとURLをコピーしました