バイオベンチャー とオーファンの製薬会社は違うので分かりやすく解説するよ

希少疾病系への転職

どうもこんにちは、だいさくです。

普段MRをやっていると、バイオベンチャー って中々馴染みがないと思います。

馴染みがないどころか、普通の製薬会社の社員がバイオベンチャー の社員の

いるようなところにはいないので、

見かけることすら無いとおもいます。

多分見かけても、その会社がバイオベンチャー だとは間違いなく気づかないです。

バイオベンチャー とオーファンの製薬会社は違うので分かりやすく解説するよ




僕はこのブログで、オーファンの製薬会社に関する情報と、

バイオベンチャー の会社に関する情報を半年ほどで、

かなり書いたので、Googleさんからの認知が高くなっており、

オーファンで働きたい、バイオベンチャー で働きたい、

と思った方が僕のブログに当たるようになってきています。

ただ、僕もGoogleからのアクセスを考えて記事を書いていたので、

アクセスしやすいという観点で曖昧に書いてしまったのもいけなかったのかなとおもいます。

例えば、希少疾病(希少疾患)の製薬会社へ転職を考える人が抑えておく会社7選!

この記事に書いてあるような会社、

・アレクシオン
・バイオジェン
・アミカス
・ムンディファーマ
・セルジーン
・バイオマリン
・シャイアー

この辺の会社は、アミカス、バイオマリン以外は、バイオベンチャー ではありません。

希少疾患に特化した、ここでいうところのオーファンの製薬会社という括りになります。

おい、だいさくよ。どっちでも良いよ!と思っていますね。

まぁ別にどっちでも良いのです。

ただ、僕も当ブログを運営してる責任として、

転職相談を受けた際に、上記のような会社に採用が決まって、

私もだいさくさんと同じバイオベンチャー に転職できました!!

と言ってもらえるのはとても嬉しいのですが、

いや、バイオベンチャー では無いぞ!と思っていたりしたので、

細かいんですが、その辺の違いを書いていきたいとおもいます。

バイオベンチャー の定義って?

バイオインダストリー協会が出している、

バイオベンチャー の定義ですが、

設立が20年未満、従業員数20人以下または100人以下(中小企業基本法で定められる範囲)

となります。

ただ、この定義はあくまで日本での定義になり、

これが米国や欧州ではまた全然違います。

この辺の定義が国によって違うので、

バイオベンチャー の定義というのは非常に曖昧になってしまうのです。

どこの国の定義を利用してるかによって、メディアに出てくる情報も曖昧になってきます。

ギリアドはバイオベンチャー

アメリカの定義だとギリアドはバイオベンチャー になります。

でも日本の定義だとギリアドはバイオベンチャー では無くなってしまいますよね

アメリカのバイオベンチャー の定義は、

バイオ技術を使って創薬をしている会社がバイオベンチャー だからです。

その親会社はバイオベンチャー では無いのです。

例えば、分かりやすいところでいうと、

武田薬品はバイオベンチャー ではありません。

武田薬品に飲み込まれたシャイアー も違います。

シャイアー に飲み込まれたバクスアルタはバイオベンチャー になります。

そろそろ本当にどうでもよくなってきましたね。

そーせいがわかりにくくした

そーせいグループは日本のバイオベンチャーを有名にしたすごい会社です。

バイオベンチャー といえば、そーせいです。

そーせいは是非注目してもらいたい会社です。

そーせいは一昨年の製薬会社年収ランキングで、

いきなりトップに躍り出た会社で、

そのそーせいが製薬会社ランキングに出てきたことによって、

バイオベンチャー も普通の製薬会社だと認識された方も多いかもしれません。

僕の会社は日本の定義からいくとバイオベンチャー なんです。

上述したバイオマリンやアミカスセラピューティックも日本の定義から行くと

バイオベンチャー です。

当然そーせいもバイオベンチャー です。

たまに大学にもいます。

ただ、いわゆる普通の製薬会社では無いです。

僕の働き方はバイオベンチャー

僕はブログでもツイッターでも超激務なので、

バイオベンチャー の転職はちょっと考えた方が良いかもよ?

と言っています。

そもそも案件自体がほとんど無いんですが、

MRの数がそれなりにいる大手の製薬会社とはあまりにも働き方が違います。

・MSLやマーケの仕事など様々な仕事ができる

・外国の要人との交渉スキルがつく etc

僕の現在の働き方ですが、

これはあくまでバイオベンチャー の僕の働き方です。

バイオジェンやセルジーンはむしろ大手の製薬会社になりますので、

今までのMRの働き方とそこまでは変わらないとおもいます。

逆に僕のような働き方がバイオジェン やセルジーンでもやるのかな?

と思われてチャンスを失ってしまうのも勿体無いので。

バイオベンチャー とオーファンの違いを簡単にいうと

・自社で創薬してる

・従業員の数が100人以下

・設立20年未満

この3つになります。

なんとなく想像つきましたでしょうか。

バイオベンチャー で働いている人は、

まぁまぁのブラック労働です。

年収高いからと言っても時給にしたら大手の製薬会社の方が良いです。

ただ、やりがいは凄いありますし、

特に海外勤務したい方や海外とのやりとりをしたい方にはチャンスが沢山あります。

バイオベンチャー の求人は少ない




バイオベンチャー の求人は、研究職は別として、

医療現場とのフロントラインでの募集はとても少ないです。

それはオーファンも一緒です。

希少疾患(オーファン)系製薬会社への転職を考える人にオススメの転職サイト

この記事で紹介してる情報収集の仕方はバイオベンチャー でも

オーファンでも同じです。

僕はブログ運営をしてる関係もあったり、

バイオベンチャー の求人は全てチェックしたいので、

転職サイトは30社以上登録してます。

エージェントの方もブログの存在を知っていただいているので、

その辺の記事も書かせていただいています。

ただ、それだけ頑張って情報とっても本当に相当少ないです。

正直、バイオジェン とかセルジーンとかムンディあたりは、

別に特別転職エージェントを絞らなくても情報は取れるとおもいます。

ただ、アミカスとかバイオマリン系は製薬に相当特化してないと取れません。

希少疾患(オーファン)系製薬会社への転職を考える人にオススメの転職サイト

この記事はそれを踏まえて効率よくキャッチできるとはおもいます。

僕は結局JAC Recruitmentのエージェントに教えてもらって、

LinkedIn から直接オファーかけて、

HPからも直接オファーかけてやっと今の会社は入れたので、

バイオベンチャー の転職は求人見つけるだけでも一苦労です。

意外にも良い福利厚生

福利厚生ってバイオベンチャー って全くないイメージがあるとおもいます。

僕も入る前は全くないと思ってたんですが、

意外に結構あります。

バイオベンチャー って投資家からのお金で実は結構潤っていたりもします。

退職金はないことが多いですが、退職積立金というのがあって、

それはオーファン系の会社が最近採用していますね。

アレクシオンが先駆けで採用したとおもいます。

普通の大手の会社だと、退職金は20年くらい働かないと旨味がなかったりすることも

あると思うんですが、退職積立金というのは1ヶ月10万円が積み立てられることです。

なので1年で120万円。10年働いたら1200万円という感じです。

その辺はまた別の記事で書きますね。

転職でステップアップしたいと思ってる人にとってもとても良い制度だと思います。

最後に

僕はバイオベンチャー のフロント求人をとるのに僕自身がかなり苦労してしまったので、

このブログでバイオベンチャー のフロント系が出そうな時は、

どんどん書いていこうと思っています。

その情報はツイッターとか、

LinkedIn でも結構発信してます。

LinkedInは完全に本名でやっていて、

経歴も全て公開してるので、

もし登録してない方は登録してみた方が良いですよ!無料なので。

ちゃんと本名で経歴公開してる方のみ申請は承認いたしますね。

バイオベンチャー の社長の方とか、

普通に大手のメガファーマのエグゼクティブも沢山いるので、

交流してみると面白いとおもいます!

ではでは!




 

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