製薬業界の転職で行われる「リファレンスを取る」とは一体何か?

転職失敗しないための心得

どうもこんにちは、だいさくです。

昨今この製薬業界の転職市場が売り手市場な面もあって、

転職者に対して「リファレンスを取る」ということが往々にしてあるかと思います。

この「リファレンス」というのは、特段難しいことではないですし、

逆にリファレンスを取られた方や聞かれた方も沢山いらっしゃるのでは無いかと思います。

今日は特にこの製薬業界において「リファレンスを取る」というのは、

どういったことが行われているのかということについて書いて参りたいと思います。

製薬業界の転職で行われる「リファレンスを取る」とは一体何か?




まず、リファレンスとは一体何か?というものですが、

リファレンスは直訳すると、

☆ 参照する、照会する、問い合わせる、身元の保証をする

このような意味があるそうです。

転職市場で行われるリファレンスとは、直訳通りではありますが、

その転職者の事を知ってそうな人に問い合わせるという意味になります。

昨今売り手市場である事もあって、

結構な頻度で転職者に対してリファレンスを取るケースが多くあり、

特に倍率の高い求人や、

椅子の数に限りがある求人の場合にリファレンスを取られることがあります。

よっぽどどんな人材でも良いので早く大量に欲しい!という状況でない限り、

軽いものも含めてリファレンスは取られていると考えて良いかと思います。

リファレンスはなぜ行われるか?

ではリファレンスはなぜ行われるか?というところですが、

理由は単純で、採用に失敗したくないというのが1番の理由です。

どんな会社でも採用してからあまりパフォーマンスの良くない人材を採用したくありませんし、

風土が合わないと感じ後悔の残る転職をして欲しいとは思ってません。

また、大抵の場合は、書類選考から最終のオファーを出すまでに、

2回程度面接が行われるかと思います。

直属の上司になる予定の人や、部長クラス、人事、

そして時にはメディカル部門やマーケティング部門の方まで、

面接をされる事もあるかと思います。

そんな中で、人事はこの人が良い、営業部門はこの人が良いと思うなど、

各部門によって意見が食い違う事が往々にしてあります、

そんな時に、大抵の場合は直属の上司やその系列の方の目利きで採用になる事が多いですが、

 

んじゃ、とりあえずリファレンス取ってみましょうか・・・

 

という流れになります。

そして、実際リファレンスを取ってみると・・・・・

みたいな事が起こるので、そういった流れから、

会社によっては必ずリファレンスを取るようにしてる会社もあります。

なかなか面接の数時間ではわからないものなんだと思います。

どんな人がリファレンスを取られるか

ではどんな人が特にリファレンスを取られやすいか?という所をまとめてみたいと思います。

1、転職回数が極端に多い人

こちらは言わずもがなかもしれませんが、

転職回数が多い人というのはどうしても怪しまれてしまいます。

僕もそろそろ気をつけないと・・とか思ったりして以前人事に聞いてみた事があります。

MRが転職を何回も繰り返すことによるデメリットについて

僕が以前人事の方に聞いたのは、30代で6回、7回と転職されている人なんかは、

100%リファレンス取るとおっしゃってました。

これは別に怪しんでるというより、

ただの面接上手であったりする事もあるようで、

本当に前向きな転職をされているのであればそこまで特段問題ないと思います。

詳しくは記事をお読みいただければと思います。

2、若すぎる(早すぎる)けど転職理由が明確でない人

あと若すぎる転職者でイマイチ転職理由が明確ではない人だそうです。

若い人材はむしろ喉から手が出るほど欲しいらしいのですが、

若くて転職理由がイマイチ良くわからない人というのは、

何か重大なコンプライアンス違反を犯したとか、

よっぽど悪い噂があるなどというケースが時にあったりするそうなので、

若すぎたり、以前の転職から早すぎる転職者などは、

リファレンスを取られる事があるという事です。

3、女性




女性というのは、少し語弊があるのですが、

比較的女性の転職者というのは中々いないので、

よっぽどの理由ではないのか?とか思う人も中にはいるんだそうです。

特に営業部門は男性がまだまだ多いので、その中に女性を入れるというのは、

色々な意味で周りが気を使う事が多いために、

ちょっと変な人を取ってしまうと全体の雰囲気にも影響が出やすいというので、

特に営業部門で女性を採用するケースではリファレンスを取られる事が多いかもしれません。

リファレンスとは一体誰に何を調査されるのか?

では、リファレンスを取るというけれど、

具体的には誰にどのようなことを聞かれるのか?という所ですが、

これは転職希望者が現在働いている会社(仮にA社とする)、

A社で元々働いていて今の会社(転職しようとしてる会社)にいる人に

聞くのが一般的かと思います。

なので、「〜さんていう人知ってる?」と、

いきなり自分の上司とかに聞かれた経験がある人も多いかと思います。

それは結構リファレンスだったりします。

僕はこれまで何度も聞かれた事があって、

僕の経験上では、仕事でのパフォーマンスと、

単純に人間性や性格を聞かれる事が多いかと思います。

僕が今働いているような小さな会社では、

僕が元々働いていた会社の競合のような会社の方が来た際にも、

聞かれたりすることがあって、

「いや、そんな人知らんし」とか思うんだけど、

そこをなんとか人脈を使って聞いてくれ〜みたいなこともあるので、

何が何でもリファレンスは取ろうとする傾向にあるかと思います。

リファレンスを取られてNGになる人

特段リファレンスを取られても自分は問題ないですという人が多いと思うのですが、

それでもリファレンスを取った結果NGになってしまう人が一定数いるようで、

あくまで僕が聞いた中での話ですが、

・サボりぐせがあるなど致命的にパフォーマンスが悪い人

・周りを不快にするようなパワハラ、セクハラをした人

・周りを不快にさせるような逆パワハラ、逆セクハラをした人

あまり具体的にお伝えできませんが、

ざっくりとこのような感じかと思います。

リファレンスは別にネガティブな事ではない




なのでわからないですが、僕自身も自分が転職するときは、

自分のこともどこかでリファレンスが取られているんだろうなぁと思っています。

逆にリファレンスを取られて、

その人の人間性やパフォーマンスに○がつけば安心して採用に迎えるし、

大抵は合格することになると思うので、

リファレンスは逆に良い事というか、

お互いの時間の短縮になるのではないかと思います。

何となく、自分に聞かれ、後押しをしてしまった手前、

入社してから普通の人より何となくサポートしてあげたくなってしまうものなのかとも思います。

いやいや、エージェントは一体何のためにいるんだ?

とか思いますが、エージェントも極力変な人とかはその企業との信頼関係構築を考えると、

紹介しないようにしてると思うんですが、

それでも限界があるのだと思います。

最後に

MR職なんかはそこまでシビアに聞かれないかもしれませんが、

このリファレンスは要職にあればあるほど、

必ず聞かれると思います。

あと、定かではないですが、

コンプライアンス違反とかは比較的気にされない傾向にあるという話です。

会社にもよると思いますが、特に外資系ではもうしなければ良い事なので、

そこまで気にしてないという話です。

もちろんよっぽどな事は微妙かもしれませんが・・・

ではまた!

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