【書評】”頭が良い人の習慣術”とても面白いのでご紹介!

おすすめ本書評

どうもこんにちは、だいさくです。

頭が良い人の習慣術っていう本があるんですが、

なんとなく書店で立ち読みしてて面白そうだなぁと思いそのまま購入してみたんですが、

とても面白かったので、

今日は読まなくてもエッセンスが伝わるように頑張って書評記事を書いて参りたいと思います。

【書評】”頭が良い人の習慣術”がかなり面白いぞ!




この本は文字通り、「頭が良い人」がどんな習慣を持っているかを紹介し、説明しています。

皆様、「Book Smart」「Street Smartってご存知でしょうかね。

Book Smartっていうのはいわゆる、

勉強ができる人、テストの点が良い人のことを指します。

一方でStreet Smartっていうのは、

学校ではなく、社会を通じて学んだ「頭の良い人」を指します。

この本ではもちろん後者のStreet Smartの習慣術を紹介していて、

なんとなく日本語でも、

あの人は良い大学は出てるけど、どうも要領が悪いなどの言い方をされる事があるけど、

そんなStreet Smartを感覚的なものではなく、しっかり言葉と科学で説明してる本だと思いました。

パレードの法則ってお聞きしたこともあるかも知れませんが、

物事はなんでも20:80の法則になるっていうもので、

国のGDPの80%は20%の富裕層で成り立っているとか、

優秀な営業マンの20%が会社の利益の80%を占めているとか、

とにかくこの本は20%の要領が良い人(仕事ができる人)はどんな人で、

どんな習慣があるのか?ということを説明した本になります。

頭が良い人の3つのYES

この本の中で印象に残っていたことの一つに、

目標設定というものがあります。

米国のエール大学の調査で、全ての卒業生に対して、

1、目標を設定していますか?

2、その目標を書き留めていますか?

3、目標達成の計画を立てていますか?

この3つの質問をした所、全てYESと答えた卒業生は3%だったそうです。

そして、なんと驚くことに20年後、その3%の卒業生が、

その時の全卒業生の総資産のうち97%を握っていたんだそうです。

まさに願望は強く願えば願うほど実現するってやつです。

その調査依頼、米国のエリートたちの間で「3つのYES」として有名な話になったそうです。

この話を聞いた時に、以前担当していたお医者さんで、

高校2年生まで本当に勉強してなくて、通ってた高校も偏差値40台だったんですが、

盲腸に合併した腹膜炎?かなんかですごい苦しんでいて、手術をしてもらった事がきっかけで、

医者を目指して医者になった先生がいたんですが、その先生を思い出しました。

目標を設定して強い達成志向を持つってのは重要で、

頭の良さにもつながるんだろうなと。

何事にも優先順位をつける

皆さんは、何かを購入した時、お釣りを先に受け取りますか?

それとも購入した物を先に受け取りますか?

頭の良い人というのは、そういう時にも優先順位をつけるそうです。

この場合は大抵の場合お釣りよりも購入した物の価値の方が高い事が多いため、

物を先に受け取るんだそうです。

起きてからすぐPCの電源を入れ、お湯を沸かしてる間に歯を磨くなど、

常に優先順位をつける事が習慣になっていて、優先順位が高い物に取り組んでいるときはそれ以外のことは考えないというのが習慣なんだそうです。

ちなみに僕は仕事では優先順位を考えるんですが、

普段はあんまり考えてなくて、

お釣りだけもらって購入した物を忘れて店員さんに呼び止められるみたいな事が、

何十回とあった記憶があるので、この部分を読んだ時とても反省しました。。

仕事のスランプを抜け出す書き出し法

本の中に、仕事のスランプを抜け出す方法というのがあるんですが、

実は仕事のスランプって意外に仕事以外にストレスを抱えていることも多いんだそうです。

ここは内容を細かく書くと長くなってしまいますが、

「今何がストレスなのか?」って事を考え書き出し、それを解決する事で、

スランプというのは意外にあっさり解決できたりするんだそうです。

僕も実は部下を持った時に面談なんかをするんですが、

「今何かストレスある?」って聞く事があります。

そうすると意外に仕事以外、本質以外の部分でストレスを抱えている事がとても多くて、

そこを解決するとパフォーマンスの強化に繋がったりするんですよね。

頭が良い人の習慣が沢山紹介されているんですが、唯一自分とリンクする部分でした(笑)

仕事の中に快適さを刷り込ませる

仕事のできる人は辛い仕事の中に快適さを刷り込ませるのがとても美味いそうです。

例えば、どうしても行きたく無い顧客、苦手な顧客がいたとしても、

その顧客のところへ行き成功した後の状態をイメージするのが美味いんだそうです。

その先にある状態をうまくイメージする事ができれば、

目の前の苦痛が回避できる、あんなに嫌だった仕事が快適になるようになるため、

仕事の苦痛の中に快適さを刷り込ませる事がうまいことも頭の良い人の特徴なのだそうです。

やる気を起こさせる「作業興奮」




それでもどうしても仕事にやる気が出ない事があると思うのですが、

そういう時は作業興奮というものを利用するんだそうです。

「やる気」はこの世に存在していなく、手を進めればとにかくやる気は勝手に起きるので、

僕も子供にはとりあえず1問だけ問題を解いてみなっていうようにしてます。

という事をこちらの記事で書きました。

【初心者向け!】大人になったら始める英会話おすすめ勉強法!

やる気は存在しなく、やる気がある状態はただ単に作業興奮してる状態だという事が

詳しく書かれています。

東大薬学部の池谷氏によると、

やる気を生み出すのは、脳のほぼ真ん中に左右2つずつある側坐核(そくざかく)という器官。

ただ側坐核は神経細胞には厄介なところがあって、それはなかなかやる気を起こしてくれないのだそうです。

やる気のもとがなかなかやる気を起こしてくれないという面白い感じですが、

この側坐核にやる気を起こさせるには、ある程度の刺激を与えるしかないそうです。

その刺激というのは、兎にも角にも「やり始める」のが一番だという事なんだそうです。

やり始めることで作業興奮の現象が起こり、人間は何かを始めると側坐核が海馬と

前頭葉に信号を送り、

アセチルコリンが分泌され人間にやる気を起こさせるんだそうです。

なのでどうしてもやる気が起きないときは自分に鞭を打ってでも、

手を付け、始める、そうすることで勝手にやる気が出てくるんだそうです。

目次

お伝えし切れないんですが、とても面白い本だったので、最後に目次を書いておきます。

細かい部分まで書くと長くなるので、大きな見出しの部分を記載しておきます。

プロローグ:つまらない会社人間からの脱却
毎日のちょっとした心がけがあなたを「頭のいい人」にする

1、自分で毎日を重くしているあなたへ
仕事が楽になる思考習慣のススメ

2、いつも切羽詰まっているあなたへ
効率よく仕事がこなせる段取り習慣のススメ

3、「自分の時間がない」多忙なあなたへ
ムリせず余暇を確保する時間習慣のススメ

4、無駄なく良質の仕事がしたいあなたへ
仕事にキレが増す集中習慣のススメ

5、難問やアイデアに頭を悩ますあなたへ
決断力と発想力がつく問題解決習慣のススメ

6、「自分の限界」がチラつくあなたへ
頭をサビさせない創造習慣のススメ

7、教養と知性を身に付けたいあなたへ
もっと頭がよくなる読書習慣のススメ

8、あふれる資料を整理できないあなたへ
有益で使い勝手の良い情報収集習慣のススメ

9、ハードな毎日に疲れきっているあなたへ
頭と体が生き返るOFF習慣のススメ

もしよろしければ読んでみてください。

 

 

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