どうもこんにちは、だいさくです。
みなさん「ラジエーションハウス」ご存知ですか？
ドラマ化されて、毎週月曜の２１時から放送されているので、
ご存知の方も多いかもしれません。
ちなみに僕はこの本の素晴らしさを伝える書評記事というのを書くのが苦手です。
うまく伝えられるかわからないですが、
僕がこの本を読んだ感想を中心に書いて行きたいと思います。
【書評】ラジエーションハウスが面白すぎる！絶対に読もう！
この本は「ラジエーションハウス」という名前の通り、
放射線科の話になります。
以前書かせていただきました「フラジャイル」のテーマである病理医に関してもそうですが、
オンコロジー領域や血液領域の人は絶対に読もう！「フラジャイル」！！
この放射線科に関しても、いわゆる「ドクターズ・ドクター」と言われる科になります。
直接患者さんを診るわけではないけれども臨床医をリードする医者という立場になります。
この病理医、放射線科医、そして麻酔科医の３つの分野は、
日本ではあまり人気のない科ではあるんですが、
アメリカではとても重要視されていて、人気も地位も高いんだそうです。
この本は普通の医療系の本とは少し違う
今この本を知った方はどんな内容をイメージするでしょうか。
なんか、カリスマ的な放射線科医が、
ちょっとプライドの高い臨床医をバッタバッタと切っていくような内容を想像しませんでしょうか。
実はこの本の主人公は放射線技師です。
放射線技師の五十嵐唯織（いがらし いおり）という男性が主人公で、
この技師さんがすごい人なんです。
一応医師免許を持っている技師さんなんですが、
甘春 杏（あまかす あん）というヒロイン的なプライドの高い、
これまた超かわいい女医さんをサポートするために自分が医師であることは内緒なのです。
そしてその技師さんが放射線科医をガンガンリードしていくような展開なんです。
放射線技師、いわゆるコメディカルが医者を翻弄していくので、
結構NEWパターンなのかなと思います。
ちなみにこの左側が五十嵐くんで、右側が甘春 杏という放射線科医師です。
この本は戸崎光宏さんという放射線科医と、
五月女康作さん等の放射線技師の方が監修されています。
ちなみにこちらが現在のドラマの写真になります。
この本で学べること
この本を読んだらどんなことがわかるかと言いますと、
普段は縁の下の力持ち的な役割である放射線科の仕事や役割がわかります。
放射線技師は画像を撮る、放射線科医はそれを診るのが仕事ですが、
その違いがわかってなかったぁという人は絶対に読んだ方が良いと思います。
放射線科の人間関係や、具体的なやりとり、
マンモって何？血管造影って何？MRIってこういう構造なの？レントゲンの由来とは？
なんかそんな放射線全般に関することが学べると思います。
また、AIという事故死や突然死の際に画像を撮る仕事があるんですが、
そんなこともやってるんだなぁって単純に勉強になります。
悪の権化製薬会社は今の所出てこない
ちなみに、医療系漫画で鉄板的役割である悪の権化製薬会社は今の所出てきてません。
ただ、僕は５巻までしかまだ読めてません。
６巻、７巻で出てくるのかもしれませんがその辺はまだわかりません。
放射線科に出入りしてるメーカーといえば、
富士フィルムですが、多分出てきてないと思います。
僕は１度涙した
僕は本を読み慣れていて、ほとんど泣くことないんです。
なんか、ここで泣かそうとしてんのかなぁと思うと泣く気が失せてしまって、
あんまり泣かないんです。
なので高校野球とかのリアルでなくことがあっても、
小説とか、漫画やドラマで泣くことはあまりないんですが、
一度ぽろっと泣きました。
昔からの幼馴染の夫婦の奥さんの方が乳がんで疑われたところで、
ちょっとぽろっときてしまいました。
年のせいでしょうか。
当然この本にも他の医療系漫画同様に患者さんがたくさん出てきます。
患者さんの家族や人間の背景に関する描写が、
僕はずば抜けて面白いと思いました。
その辺はフラジャイルとはちょっと違う魅力かなと思いました。
ちなみに、五十嵐くんと甘春先生の恋愛模様はめちゃ気になってます。
最後に
この本を読むことで、放射線科の仕事は良くわかるようになると思います。
単純に勉強になる一方で、患者さんの描写は結構見事だと思いました。
そして恋愛模様がかなり気になるところです。
といった感じです。
僕はゲオでレンタルして読みました。
今ドラマ化してるので、どこのゲオでもツタヤでも置いてるんではないかと思います。
ただ、結構借りられててすぐに借りることができればラッキーかもしれません。
なので僕は６巻、７巻が読めてないのです。
ちなみに買うとアマゾンのkindleが最安値で６００円程度になります。
GWは終わってしまいましたが、休みの日が１日あればすぐ読めてしまうと思います。
ご興味ある方是非お試しあれ！
ではまた！
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