どうもこんにちは、だいさくです。
先日書かせていただきましたが、
製薬会社への就職を考える学生に知ってほしいダメな製薬会社の特徴
こちらの記事に、入ったら後悔する製薬会社の特徴を書かせていただきました。
では一方で、入社して良かったと思うような製薬会社ってどんな製薬会社なのか、
今日はそのことについて書いていきたいと思います。
製薬会社への就職を考える学生に知ってほしい良い製薬会社とは何か?
入ったらダメな製薬会社を書くのはすごく難しくて、
なぜかというとそれはやっぱり人それぞれ違うからなんですよね。
世間的にはブラックな製薬会社と言われている製薬会社でも、
人によってはブラックじゃないと感じて、
最高に自分が成長できた!って思う人が絶対にいるわけです。
僕が今いる小さな会社だって、人によっては危険、リスク、
退職金が〜っていう人ってやっぱりいるわけです。
でも僕が以前いたような大手の内資系は、
一般的にはきっと耳障りの良い会社で、
世間体の良い会社で最高の会社だ!って思う人もいるけど、
僕にとってはなんの魅力もない会社だったんですよね。
ダメな製薬会社は人それぞれなんだけど、
良い製薬会社ってのは答えが明確にあると思っています。
最初にネタバレいたしますと、
入って良かったなぁと思う製薬会社って、
自分のために働ける会社、なんだと思います。
会社は君にとってなんのためにあるのか?
会社っていうのは一体なんのためにあるのか?
あくまで一人の人間として、
個人 対 会社としてみた場合に、
会社って一体なんのためにあるのか?っていうのを考えると、
決してその会社のために人生を捧げるためにあるわけじゃないし、
強制された忠誠心なんて持つものでは決してないんですよね。
その会社で自分が成長できること、
自分のキャリアを叶えられる会社、
まぁ色々あると思うんですが、
要は自分のために働ける会社なのかってことが良い会社だってことを、
覚えておく事は結構重要だと思うんですよね。
自分のために働いたことはあるか?
会社のためや上司、自分以外のだれかのために働くだけではなく、
自分のために働いたことはあるか?ってのはとても重要で、
僕はやっぱり今後のキャリアプランとか考えると、
もっとグローバルな仕事がしてみたいってのがあって、
そういった部署や経営層に入っていきたいってことを考えたときに、
大手にいたことを最大限に生かして、
今の小さな会社に行くってのは自分にとってベストな選択だったと思ってます。
そして何より、
会社側も自分のために働いてほしいって思っているんですよね。
嫌々働いてる人よりも、その会社で働くことが自分のためになると思って、
自分のスキルアップをするために努力してる人の方が会社も嬉しいと思います。
しかし、自分のために働くってのが苦手な人って実は結構いて、
自分のために働くことが苦手で、基本的に降りてきた方針に沿って仕事をする、
指示通りに仕事をする、だれかのために仕事をするってのが得意で、
それがやりたい人もいると思うんですが、
そういう人は小さな会社で自分で考えて自分の責任で行動を起こして行くことや、
例えば起業して自分でお金を稼いで行くってのはやめた方が良いと思うわけです。
だから指示がしっかりできない会社は自分のために働いてないという事になるのかなと。
(ちょっとややこしいでしょうか)
会社と自分のバランス
自分のために働く事で会社のためになる、
会社のために働く事で自分のためになる、
その辺のバランス感覚が結構重要なのかなと。
例えばワーキングマザーの場合は、
パートナーが働いてて、子供も2人いてみたいなケースは、
時短制度がしっかりしてて、
多少自分が嫌な仕事しても、
今の生活がしっかり守れる、いわゆる安定が見込める会社の方が良いわけで、
それも立派な自分のための会社なんだと思います。
でもそんなワーママさんがうちのような小さな会社で、
しかも営業で入ってきたら100%自分のためには働けません。
そういった方は挑戦より安定、
しかし安定よりも、やりがいや出世したいとか、
もうその辺はやっぱり自分のために働いて、
自分のためにその会社があるかどうかなのかなって思うわけです。
自分のための会社選択は若いうちしかできない
この製薬業界ってのはかなり転職が横行してる業界の一つです。
転職をするにあたって選択肢の数は何に比例するか?というと、
実は経験とか人柄などのファクターではなく、
「年齢」なんですよね。
年齢が若ければ挑戦が沢山できるんですよ。
言い換えると自分のために働ける会社を自分から選択できるわけです。
アメリカの経済研究所のデータで、
若いうち(20代から30代前半)に転職を数回行った人は、
そうでなかった人よりも晩年期の年収が高く、
幸福度も高いというデータがあります。
それが40代後半や50代になってくると色々制限が出てくるし、
会社の中にいても50代前後になってくるとワガママは言えないし、
聞いてくれなくなる時が必ずきます。
その辺の年代になると必ず自分のために働けなくなる時がきます。
むしろ自分のために働けないことの方が多くなったりするかもしれません。
だから、そんなことを若いうちからする必要って僕は無いと思います。
むしろ若いうちから自分のために働くってことを意識して、
挑戦と最大限の努力をしてる人の方が、
アメリカのデータにもあるように晩年に幸せになるんじゃないかなって思ったりします。
トヨタの社長のメッセージが結構参考になる
トヨタの現在の社長である豊田章男さんが2019年の初頭の挨拶が、
youtubeにアップされています。
全て見るのに20分くらいかかるのですが、
僕の印象に残った部分を紹介させていただきます。
「皆さんは、自分のために、自分を磨き続けてください」
「トヨタの看板がなくても、外で勝負できるプロを目指してください」
「私たちマネージメントは、プロになり、どこでも戦える実力をつけた皆さんが、それでもトヨタで働きたいと、心から思ってもらえる環境を作り上げていくために、努力してまいります。」
という場面があります。
僕は良い会社というのはこういうことなのかなって思ってます。
あと、後半に社長とイチロー選手の対談の動画があります。
イチロー選手が、王監督に会った時の話をするんですが、
そこがすごい感動します。
14分50秒くらいのところの動画なんで、そこだけでも見てください。
最後に
自分のために働くって難しいようで結構簡単で、
自分がどうなりたいか?ってことを考えて、
それが最短で実現できる会社(手段)を選ぶと良いのかなと思います。
そしてそのためにできる限りの努力をしてみれば、
ダメだったとしても、それがダメだってことがわかるだけで、
全然その先の人生が違ってくると思います。
そういったことを経験した4、50代と、
そうでない人では幸福度が違ってくるのかなと。
自分のために働くことで周りの人を傷つけたりしてはいけないけど、
以前書いた、ダメな製薬会社の特徴を書くきっかけだった人たちを見てると、
もっとわがままになって働くってことを考えても良いのかなと。
なんか哲学っぽい言い回しになってしまって気持ち悪い感じですが・・
ではまた!
コメント