どうもだいさくです。
読者さんから下記のようなご質問をいただきました。
だいさく様
いつも楽しく拝見させていただいております。
当方、薬学部に通う学生です。
来年から就職活動を行う予定ですが、MR職を希望しています。
〜中略〜
だいさくさんのブログはとても興味深く拝見させていただいており、
MR職の魅力や、やりがいなどとても参考になります。
もし可能であれば、MR職をこれまで続けていた上で、
嫌だった事を教えていただけませんでしょうか。
逆にだいさくさんの考える嫌だった所にすごく興味があります。
製薬会社(MR)の仕事で嫌だった事はなんですか?
どうもご質問いただきありがとうございます。
結構嫌な所書いてきたつもりではあるんですけどね、、
MRがブラックだと言われる5つの理由を現役MRがまとめてみた
確かに、これ系の記事は結構 客観的に書いているので、
僕の主観というわけではないかもしれないですね。
ただ、僕はあんまり無いんですよ。
僕も3回転職したんですけど、何かが嫌で辞めたって事が無いんですよね。
どちらかというとキャリアアップとか、
今の会社で叶えられない事を叶えるために転職するって感じだったんで。
転職は上司が嫌とか、周りの環境が嫌で辞めると、
どうしても次に同じ状況になることも十分ありえるので、
転職は前向きに、自分の人生と叶えたい夢と向き合って、
積極的に行うのが良いとは思っています。
では、今日は個人的に嫌だった事を思い出して書かせていただきますね。
製薬会社(MR)で嫌だった事①転勤
転勤は僕自身はあんまり転勤の辞令自体は最初の外資系の時に、
最初の配属地が結構な田舎で、
そこから都市部に転勤になった時くらいだったんですよね。
転勤は、最初は良いんですけど、
子供が大きくなると転校することとか考えるとめちゃくちゃ嫌ですね。
僕一人とか嫁と二人だけだったらまぁどこでもいんですけどね。
むしろいろんなとこ行けて楽しいんですけど、
子供が小学校上がるくらいになると一気に嫌になります。
僕が何より転勤で一番嫌だったのが、
内資って大体、春と秋が転勤の時期になるんですけど、
毎年春と秋になるとソワソワするんですよ。
僕自身はまぁ無いだろうと思っていても、
1%くらいの確率ではあるよな〜と考えること自体が嫌なんですよ。
周りの人間もソワソワしてるわけですよ。
なんか会社に人生握られてる感じっていうか、
会社に住むところを決められてる感じがとてつもなく嫌でしたかね。
今はどこに住んでも良いですし、転勤が無いので、
会社に人生(住む場所)決められてる感は全く無いです。
製薬会社(MR)で嫌だった事②飽きる
まぁこの辺は人によるんですけど、
仕事が趣味みたいな感じの人って、
MRの仕事をロールプレイングゲームみたいな感じですごい楽しんでる人もいますよね。
僕はMRとして成果をあげるってのがなんとなくパターン化されてしまって、
大体どうやれば数字が上がるかみたいなのが分かってきてから、
結局その繰り返しなのがつまんなかったですね。
特に最初の外資の時に3年半くらい、とあるローカルエリアにいたんですけど、
めちゃくちゃ飽きてました。
仕事にも飽きてたし、住んでるそのローカルエリアにも飽きてました。
たまたま3年半くらい経った時に都市部に転勤になったので、
良かったですけど、あのまま、まだ居なさいっていわれてたら、
どうだったかな?モチベーション上がってたかな?みたいな感じはあります。
都市部でKOLの先生とか担当させてもらったので本当に良かったですね。
もし良かったらこんな記事も書いてるのでご参考ください。
製薬会社(MR)で嫌だった事③日報
日報は今でも嫌です。
veevaね。
正直・・・意味無い。
「今期はアポイントDTL回数1日3回以上やるぞ!」
って上司が言ったりするじゃ無いですか、
そうするとさ、1日3回打つもんね。
「今期は説明会12回以上やるぞ!」
っていうとさ、12回打つもんね。
その無意味さよ。
今本社の仕事で、色々とveevaのデータから算出して色々戦略考えたりするんだけどさ、
このデータ信じても良いのかなって思ってます。
自分が大して真面目に打ってなかったので・・
真面目に考えると、日報の類って結局会社の人間、
現場を見てない人間のための作業なんですよね。
現場の人間はさ、別に自分が分かってるんだからそれで良いわけですよ。
まぁ組織にいる以上大切なことなんですけどね。
「今期はこの製品のコールを何回以上するぞ!」
って言ったら、その製品を言われた通りの回数打つだけやん。
っていう、その無生産な感じが嫌だったかな。
製薬会社(MR)で嫌だった事④上司への擦り寄り
これは外資の時は基本なかったです。
以前ツイートしたけど、外資の時に抱えてる悩みとかって、
基本的に数字出しちゃえば解決することが8割だったんですよね。
数字出せば、上司も嫌な先輩とかも黙るんですよ。
もう、要は数字なのでね。外資はその辺がストレスフリーで良かったです。
内資の時の擦り寄りは本当にめんどくさかったです。
数字を出す出さないが、本当に関係無かったんですよ。
オーファンドラッグの製薬会社に転職しました!年収とか福利厚生とか色々シェアします!
この記事でも書いてますが、
上司とゴルフ行って、カラオケ行って、飲み会行って、
数字云々よりも上司と一緒にいた時間が長い人が勝つっていうか、
僕はあなたの敵じゃない、あなたを気持ち良くさせる存在です!
のアピール合戦が尋常じゃなく嫌でしたね。もう絶対に戻りたくない!
休日にゴルフ行って2万使って、カラオケ、飲み会行ってみたいな感じだったんですよ。
僕はやってないですけどね。
外資の時の感覚がずっと残ってたので、
要は数字でしょ?パフォーマンスやん。みたいに思っていたので、
全くしなかったです。
内資はそういう意味では経費がかかりますね。
出世しようと思ったら。
上司に擦り寄りありきな感じは本当に嫌でした。
あのイメージがどうしても内資にはあるので、
僕は多分一生内資系の製薬会社には行かないと思います。
製薬会社(MR)で嫌だった事⑤キャリアの選択肢がない
これは大手の外資の時ですね。
外資系って内資系と比べると本当にキャリアの選択肢が少ないです。
まぁヘッドクオーターが日本にありますからね。
外資は日本がブランチなので、どうしてもキャリアの制限はされちゃいますよね。
僕は海外勤務したかったので、
内資に転職したんですけど、
キャリアの選択肢っていう意味では間違いなく内資に軍配です。
いろんな仕事してみたい!と思うんであれば内資に行ったほうが良いと思います。
そういう意味では夢広がります。
最後に
いかがでしたでしょうか。
とりあえず思いつくままに返答させていただいたんですが、
僕の感覚とみなさんの感覚はリンクしてますかね。
書いてて思ったんですが、とにかく、
僕は今幸せだということですね。
本当に挑戦してきて良かったなと思いました。
今日書いたことは全部今は無いので、
本当に幸せだな〜と今一度確認させていただきました。
ご参考いただけたら嬉しいです。
では!
コメント
こんにちは!
本社での仕事、とありましたがだいさくさんはMRではないのですか??それともMRが本社の仕事を手伝うような会社のシステムがあるのでしょうか?
ん〜とですね。
MRではなくなってしまいました。
うちの会社は、現場と本社の隔たりが無くて、
良い意味では風通しが良いんですが、
悪い意味では何でも屋さんというか、ていの良いパシリなんですけどね。
日本の半分を見させていただいていて、かつ営業戦略もやってるって感じです。
営業戦略って言っても、ほとんどが内勤ですけどね。
月収は数万円上がったんですけど、日当がほぼ全滅になりまして、
トータルでは減収です・・
月末の詰め作業は避けて通れないのではないかな~と思いました(^^;
最近は内資・外資問わず詰めるメーカーも次第に少なくなってきたけど、それでも期末や薬価調査の時に行われる縦詰めはエゲツないです…。
ちゃんとした理由がある時ならいざ知らず、訳分からないタイミングで詰めたりとか平気でしますしね。これほど無駄な仕事はないし、やる気を削ぐ作業は無いと個人的には思ってます。
あ〜、、詰め作業もそうですね。
実は、強制的にやった事は一回もないんですよね。
むしろやるなって言われてたんで、
MR人生の中で2回くらいやったことありましたけど、
上司からめちゃくちゃお願いされて、助けてくれ〜って言われたんでやったんですけど、
別に強制じゃないし、お願いされると断れないので、
全然嫌じゃなかったんですけど、
強制は最悪ですね。
確かに世界一無駄な作業ですね。
詰めをせず来れたなんて、それは幸せなMR活動だったんですね(*’▽’)笑
私は最高で半年分は詰めたことありますね。つまり、半期の決算ごとに詰めるんですけど…。
今の会社は取り扱い品目が多いので、前なんかは競合の多いプライマリ製品の同じ品目を3ヵ月に1回は詰めてました。3ヶ月分詰めて、捌けたらまた詰めての繰り返し…。
それ以外にも、季節によって処方が左右される製品を単月で半期の25/100%詰めたりとか…。
量だけでなく、新製品は軒数での配置を繰り返したりもあります。
もはや何の仕事してるか分からなくなります(;´・ω・)