みなさんこんにちは。
現役MRのだいさくです。
僕は現在35歳で、年収が1,500万円になりました。
私は27歳の時にトヨタ系の子会社(年収270万)からMRに転職したのですが、
心からMRになって良かったと思ってます。
まぁどんな仕事にせよ向き不向きはあるんでしょうから、
一概に言えないんだろうけど、今日は言わしてください。
製薬会社(MR)はブラック企業ではありません。
むしろ、めちゃホワイト企業です!
MRの世間的イメージ
MRの世間体なイメージをまとめるとこんな感じです。
・年収が高い
・女性が多い
・高学歴
・薬剤師じゃないとなれない
・医者に鬼のようにこき使われてる
まぁ概ねこんな感じなんですが、全体的にMRの世間的イメージは悪いみたいです。
「製薬会社で働いてます」っていうと
「もしかしてMRですか?」って聞かれるんですよ。
そのあとは決まって、
「大変ですね~」
「医者にコキ使われてるんでしょ?」
「接待大変なんじゃない?」と。
あからさまには口に出さなくても、心の中で思ってることも。。
僕としては、
いや、全然大変じゃないんだけど・・・
むしろ楽しいけど。。。
てか、随分前から接待禁止だし。。。
googleで検索しても
製薬会社と検索すると、ブラックという文言がでてくることがありますね。
そこで、現役でMRをやっていて、
大手外資系、大手内資系と経験してきた僕だからこそ言える、
MRがホワイトな理由をお伝えしたいと思います。
製製薬会社(MR)がホワイトだと思う5つの理由を現役MRが語る
厚生労働省の指定するブラック企業リストっていうのがあるんですが、
日本の企業では大体500社近くが指定されています。
基本的には上場してる会社しかないんですが、
なんと!製薬会社は一社もありません!
まぁブラックかホワイトかなんて人の捉え方次第でもある部分はもちろんありますが、
国が認めてるブラック企業が無いというのはそれはやっぱりホワイトだと思います。
ただ、まぁまぁ2017年に発覚したゼリア新薬の研修はかなりブラックですが、
これだけではブラックとは認定されてないんでしょうね。
ゼリア新薬の22歳男性「ある種異様な」新人研修受け自殺 両親が提訴
製薬会社は超ホワイト企業だと思う5つの理由
前置きが長くなってしまいましたが、
ここからは他の業界もがっつり経験してる私だからこそわかる、
製薬会社のMRが超ホワイトだと思う部分をお伝えしていきたいと思います。
1、MRの働き方がホワイト
MRの働き方、これはとても恵まれています。
基本的にフレックス制度なので、無駄に満員電車に揺られる事が有りません。
私が以前勤務していた外資系の製薬会社では
オフィスがありませんでした。
一応存在はしてるんですが、
1県に1つあるか無いかでしたので基本的にMRはオフィスに行かないです。
最近はオフィスは本社だけで、”ホームオフィス”という形態とっている会社もとても増えています。
オフィスは管理職もしくは内勤者のためにあるので
MRがオフィスに行く時っていうのは、
大量に何か印刷したい時とかプレゼンの練習する時、
もしくはチーム会議とか上司との面談だけです。
ただ、オフィスから遠く離れた場所に住んでいるMRが多いので
大きい会議の時は近くの会議室を取ります。
少人数でのミーティングの時は、
ファミレスでやることも多いので、
営業所はほとんど行きません。
もちろん会議室は全て経費です。
クラウド化の世の中で会社に通勤する必要は無い
外資系の場合は基本的にMRは在宅です。
※最近では内勤者も在宅になる傾向にあります。
これは地方とか都市部に関係なくです。
都内のMRも基本的には在宅ですので、
むしろもっとオフィスに行かせてくれ!
っていう人がいたくらいですから。
私は現在、国内の製薬会社で働いてますが、
国内企業でも在宅になっていく方向になってます。
私もMRになりたての頃は地方で勤務しており、在宅勤務でした。
プリンターも支給されますし何も困ることはなかったですね。
むしろ、毎朝子供と一緒に朝ごはん食べられるし、
幼稚園のバスまで私が送りに行って
「いってらっしゃーい」を言えることは
他のお父さんと比べても自分って幸せだなって思ってました。
そもそも、何事もクラウド化されている今の世の中で、
毎日バカみたいにオフィスに行く必要なんて無いですよ。
家で行えることをわざわざオフィスでやってるだけですから。
通勤時間は世界一無駄な時間です。
2、製薬会社は女性が働きやすい環境
これも製薬会社のとても大きな特徴の一つです。
製薬会社の多くは女性の活躍を掲げているので、
女性の管理職を30%以上にしようと試みてる会社が多いです。
なので女性にやめられては困るので
特に女性がしっかり産休育休をとれるように
働き方や制度を完備してます。
例えば、働き方の項でもお伝えしましたが、
基本在宅勤務になっていて、
この流れは内勤者にも同様でオフィスに来る必要がなければ、
内勤者もできる限り在宅にしようという流れになってます。
ですので、小さい子供のいる働く女性には本当に最適ですよ。
メチャお薦め!
もちろん台風の日とか雪の日に通勤させるなんてことはまずありません。
ちなみに私の妻は保険の代理店で働いていたのですが、
産休育休を取ることをかなり渋られました。
結局2人目ができた時に
会社に言いづらくなってしまい辞めました。
産休育休って女性がそれを取ることに会社はなんの損害も無いんですよね。
その間の支給は国とか市町村からでるので。
女性に産休育休を取らせないほうがよっぽどブラックですよ。
3、有給代休取り放題
「有給取得率65%」これは大きい製薬会社であれば
ほとんど社内の規定として掲げてます。
規定というか、ほぼ強制的に有給取れ!的な感じなので、
上司も自分の部下が有給取ってないと困るので、有給取る人を断ったりはまずあり得ません。
私なんかは前回のGWは16連休でしたし、
今年のシルバーウィークは8連休とって家族でシンガポールに行く予定です。
日本人は有給を取らない人が多いので、
このように会社で掲げないと取らないんですよ。
有給を60%消化しようとすると
嫌でもまず休みの予定を入れます。
そうすると休みをこの日取るから、
この仕事をこの日までにここまで終わらせる。
休日を逆算することで仕事にも身が入るし良い事づくめですよ。
独身者はみんなが休まない日とかお医者さんが学会に行く日に合わせて、
1週間有給とってヨーロッパとかアジアに旅行いったりしてますね。
これは私もうらやましい。
家族もちはどうしても子供の休みに合わせて取っちゃいますからね。
私が最初に働いていたトヨタの子会社では有給が丸々残ってました。
取らないことが当たり前でしたし、それが普通だと思ってました。
そんな会社嫌ですよね。
有給取るタイミングは結婚した時の新婚旅行とか弔い事だけでしたね。
人間しっかり休むことで仕事にもさらに身が入ります。
どんどんはかどるし前向きにアグレッシブに仕事に集中できます。
4、MRの顧客は社会的地位が高い
これ、実は忘れてはならない点だと私自身は感じてます。
私が最初に働いていたトヨタの子会社だと車関係の整備士が多かったので、
ヤンキーが結構いるんですよ。
正論が通じなかったり、
逆に何言ってるのか分からなかったり、
いきなり電話してきて「おい、てめー今すぐこれ持って来い!」とか言われたり。
MRにとっての顧客は医師、薬剤師、看護師などの医療従事者になります。
医療従事者を目指す人って
人間的にできてる人とか明るくてやさしい人が多いです。
主にMRにとっての顧客は医師がメインになりますが、
はっきり言ってほとんどの医師はめちゃくちゃ良い人ですよ。本当に。
僕は人生相談とか普通にするんだけど答えもおもしろいし的確。
なるほど~の連続ですよ。
逆に医師って普通の世界で起こってることを知らない人が結構いて、
この間もWENGERのビジネスバッグをメルカリで購入することを薦めたんですが、
メチャ喜んでました。
安く買えたと。まぁそんな感じ。
ただ、「顧客が医師」
これがMRがブラックだと思われている一つの理由でもありますが、
他の職種の顧客に比べたら、むしろ良い方です。
接待はとても良い機会だった。。。。
ネットにも「MRには酒の席での芸者並みの接待力が必要だ」とか書かれてるんです。
芸者並の接待力ってなんなんでしょうかね??
そんなもん求められたことないけどね。
しかも、随分前に接待は原則禁止になってます。
慰労会のようなものは今でもあるけど頻度は少ないですし、
女性が1人で慰労会に行くのは原則禁止になってます。
私自身は接待がなくなったことによってMRにとっては、
デメリットしかないと考えてますし、
接待自体全然悪いことじゃないと思ってます。
接待は学生のイメージも悪かった
以前インターンの学生と話たときにも
接待には悪いイメージしか無かったですね。
接待って実際メチャクチャ良い機会ですよ。
医師って普段メチャクチャ忙しいので、
アポイントでもくれない限り一回の面談で3分くらいしか話せない。
30秒の時もある。
そんな時に接待の場で色々聞けるのってとても有意義ですよ。
接待は人間として成長する良い機会です
あとは普段いけない高級なお店に行くことは
自分にとってもランクを1つ上げられる良い機会です。
フランス料理に行ったらフランス料理のマナーを学ばなければならないし、
イタリアン、和食、それぞれにマナーっていうのがあるので、
マナー研修も会社でやってくれました。
私もMRはじめた頃より格段に食べ方が綺麗になりました。
中々普通に生活してると分からないかもしれませんが、
食べ方が綺麗って特技ですよ!
僕はどこに出しても恥ずかしくないよ(笑)
医師からのセクハラはどうなの?
あとは「医師からのセクハラ」
これは主に女性MRのことなんだと思いますが、
これも接待が無くなった今全く皆無です。
では接待があった頃はどうだったかっていうと、
僕の周りでは先生に手を繋がれたってことを
一度だけ聞いたことがあるかな。
そもそも女性MR単独の接待は禁止なので
女性一人で行かせてるのは良くないね。
医師との結婚が目的の女性MRもいる
ただね、これはね、女性MRも悪いんだよ。
実は女性MRと医師の結婚ってメチャクチャ多いんですよ。
女性MRの中には医師との結婚を目論んでMRやってる人も本当に多い。
だから医師側も酔っ払ってちょっと勘違いしちゃってるんだろうね。
以前、ある女性MRに聞いたんだけど、
接待ができなくなったことで逆に医師との自然な出会いがなくなったんだそうです。
接待が自然な出会いかどうかはおいといて、
合コンになるとどうしてもハードルが上がっちゃうし、
合コンにくる医師としか出会えないんだそう。
もしかしたら今後医師と結婚できる女性MRは減っていくかもしれませんね。
5、給料が高い
給与面ですが、
これも製薬会社の大きな魅力の一つです。
私がトヨタの子会社から外資系製薬会社に転職した時、年収270万だったのが
業界を製薬業界に変えただけで、
一気に570万になりました。
現在34歳の頃の年収が1180万です。
最初の会社にいたら、
多分まだ300万くらいじゃないかと。
MRに転職したことによって全く違う人生を歩むことができてます。
奥さんは本当に幸せだといってくれるし、
子供にも良い環境で教育を受けさせることができてます。
なぜ製薬会社は(MR)はホワイト企業が多いのか?結論
では、最後になりますがなぜ製薬会社はホワイト企業が多いのでしょうか?
給料が高いくせに、有給も自由に取れる、
女性は産休・育休がとりやすくって、
働く自由度も高い。
なんでこんなにもホワイト企業が多いのか?
その理由は簡単で、儲かっているからです。
一人当たりの費用対効果が高いので、そういったホワイトな職場環境が提供できるのです。
儲からない会社だったら、1人でブラック労働していても人も設備も増やせませんが、
製薬会社であれば、1人がブラック労働していたら、
お金を使って労力を増やす事ができます。
しっかり儲かる事ができる業界なので、
全体的にホワイトな職場環境が提供できるのです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
少しはMRがブラックな職種ではないことをお伝えすることはできたでしょうか。
私自身はMRに転職して本当に良かったと思ってますし人生が変わりました。
製薬会社は大きい会社が多いです。
大きい会社である分、働く人間を守るルールがしっかり整備されてます。
ただ、そういった働く人間のためのルールに甘えて、
権利ばかり主張して義務を果たさない人間もいます。
そういった人間はどんどん働きにくい環境になっていくかもしれません。
私が個人的に考える
製薬会社=ブラック企業のイメージは
顧客が医師とか、接待がどうだとか、
そういったことではなく
実は権利ばかり主張して義務(成果)を果たさない人間による
ブラックだという主張にあると考えています。
どう考えても他の業界よりこの製薬業界は恵まれています。
もしMRに興味ある方がいらっしゃったら是非挑戦してみてください!
私がこれまでの転職経験を踏まえて厳選した転職サイトランキングですので、
未経験から挑戦したい!という方は是非チャレンジして見てください!
もしくは最近第二新卒の方も積極的に採用している会社も多いので、
UZUZあたりがかなり第二新卒の製薬会社に強いです。
ではまた!
コメント