外資系製薬会社のMRになることは怖いことなのか?

MRはブラック?

どうもこんにちは、だいさくです。

外資系製薬会社は怖い・・ってよく聞きますよね。

実は、内資を辞める若手の方が最近ちらほらいらっしゃって、

でもそれを外資は怖いから外資には行きたくない、

でも製薬業界にはいたいという方が一定数ですがいらっしゃいます。

最近は内資でも若くして辞めていく人が出てくる中で、

でも「外資にいくのは怖いから無理」っていうのを聞く機会って多いです。

今日は「外資系製薬会社が怖い」ということについて考えてみたので、

自分なりの考え方を書いて行きたいと思います。

外資系製薬会社のMRになることは怖いことなのか?




別に内資を辞める辞めないに限らず、外資系製薬会社には行きたくないです、うちの会社(内資)の方が緩いから、

っていうやりとりは、

今までも数え切れないくらい行ったような気がします。

人によって価値観は様々で、

そこそこの給料でゆるく働いていたいというのも分かる気がします。

結論から言うと、民間企業で成果主義な部門にいる限り、

外資も内資も怖いのは怖いのです。

もっというと僕は最初製薬業界にいなかったですが、

どの業界でも同じではないのかと思います。

外資のどこが怖いのか?

外資は怖いといいますが、外資は確かに怖いと思います。

これは完全に否定することはできないし、

僕も少なからず最初の外資系で働いていた時には感じていた事です。

成果が出せない人へのプレッシャーとか、

45歳を超えると一気にブラック化する人切りだったり、

パワハラなんかもあるかもしれません。

おそらく外資が怖いというのはその辺の理由なのかなと思います。

内資も怖い

でも、それって内資には無いのか?というと普通にあると思うんですよね。

僕は大手の外資も内資も経験したけど、

全然ありました。

それで普通に辞めていく人も外資並みとまでは言えないですが、ありました。

ただ、外資は成果が出せない人にはプレッシャーが与えられる。

それでも出せない人にはさらにプレッシャーが与えられるという感じです。

でも内資はプレッシャーが与えられて、それでも結果が出せない人には、

転勤が与えられる、という感じでした。

外資には次のチャンスが基本的に無い。(人にもよる、新卒入社or not的な)

それくらいの違いは確かにありました。

外資の悪い所、内資の悪い所、逆に良い所など、

上げるときりが無いと思いますが、

一長一短ではあり、外資が怖いから行きたく無いというのはちょっと勿体ないかなと。

怖いから頑張れる




上述した通り、内資も外資も怖さの種類は違いますが、

少なからず怖いのは怖いと思います。

しかし、成果が出せないとか、成果が出ないのに頑張らないとか、

そういう人へのプレッシャーって当たり前だと思います。

どんな業界においても一番報酬が高い部門というのは、

成果主義部門です。成果主義部門というのは営業部門だけでなく、

経営部門なんかも結局は成果主義部門です。

給料が高いんだから怖いのは我慢しろと言いたいわけではないですが、

それが嫌なら公務員とか、9時-17時の事務仕事とかしか選択肢って無いのではないかと。

日本は資本主義国家ですしね。

逆にいうと、「怖い」とか「不安」があるから人間は頑張れると思うし、

少なからずそれが原動力となって大きな力を発揮する事ってあるのではないかと思います。

なぜ外資ばかりが怖いと言われるのか?

怖さの種類はあるけど内資より外資の方が怖いというのはなぜ言われるのか?という事ですが、

特に外資系の方がそういった事例が表に出やすいというのもあると思います。

なぜなら転職者が多いから。

今は内資でも若い人が転職していく割合は以前と比べると多いけど、

外資のそれと比べると段違いに外資の方が転職率は高い。

一般的な統計では外資系の30%の社員は常に転職を考えていると言われています。

外資系から転職した人が会社の悪い所ばかりを業界内に蔓延させる傾向があると思います。

あとはやっぱり外資の方が、

若手でも関係なく成果を出せない人へのプレッシャーがあるからと言うのもあると思います。

内資も全くないと言うわけではないと思うんですが、

鳥居薬品の3年目新卒リストラみたいな事例はおいといても、

成果が出せないからすっぱり人切りというのは内資の方が圧倒的に少ない。

不安定な状況ではどちらも同じ

製薬業界は今後、もっと不安定な状況になっていくと思います。

化合物の枯渇化で中々新薬は出ないし、

可能性のあるパイプラインはありえない高価格で買収しなければ勝ち取れない、

しかしその高価格を回収できるほど日本の経済状況自体が良くはありません。

安定している時であれば、内資の方がのほほんと働けたのかもしれませんが、

今後は関係ないんじゃないんですかね。

昨今のリストラなんてほぼ内資だし、

鳥居薬品のように内資も若手が切られるようになってます。

むしろ、しっかりとした新薬を出せる、

ザ・外資系の方がある意味では怖く無いような感じになっていくんでは無いでしょうかね。

余談ですが鳥居薬品の新卒3年目リストラ大事件は、

結構後に引きずる事件だと思うし、

あえてこれからもどんどん引き合いに出していこうかと思っています。

怖いを克服するには努力とスキルアップしかない

結局、怖さを克服する方法って、

努力する事しかないと思います。

このブログでも何度か書いてますが、

心の安定って結局どこの会社にも無いと思うんですよね。

怖さを克服して心の安定を会社に求める事自体間違っていると思うし、

それは自分自身のスキル向上とか、

努力からしか僕自身は生まれないと思っています。

まとめ

以上のことから今回の記事をまとめてみます。

・外資が怖いのは怖い

・でも内資も怖いのは怖い

・外資の方が怖さが目立つようにできてる

・今後の製薬業界はどちらも怖い

・怖いことが原動力になって人は頑張れる

・怖さの克服、心の安定を会社に求めるべきでは無い

こんな感じです。

まぁとにかく若くして内資を辞めることになった方にお伝えしたいのは、

君の会社よりは外資は怖く無いかもよ?ということではあります。

僕の超個人的な意見としては内資の方がある意味では怖いっす。

では!




コメント

  1. 独身MR より:

    おっしゃる通り、内資と外資では怖さの種類が違うんですよね。もはやこれは、良い悪いというよりも、個人の好き嫌いでしか判断できないなと思います。
    私も個人的には内資の方が怖いですね。怖いというより「汚い」「いやらしい」という表現が当てはまる気がします。

    外資はある意味とてもシンプルですよね、結果に対してフェアだし、できない社員へプレッシャーがあるのは当然です。
    ただ、内資って怖さが顕在化されないというか…ある一定のバーに達したときにその怖さが溢れだすというか…。ぬるま湯で茹であがるまで見られているというか…。

    確かに内資の方が食っていくことだけを考えたら外資よりも安心感があるのは間違いないですが、それも45歳までですね。内資も今やそういう時代になってきたし。
    ただ、いざそういう年代になったとき、どれだけ自身のスキルが磨かれるかと言ったら、人次第ではありますが、外資の方がより人財価値は高い人が多い傾向がある気がします。

    • 大作 大作 より:

      茹であがるまで見られているというのは厳しいですね。
      外資は転職を積極的に考えているので、できる人を引き止めるシステムもしっかりしてるので、
      働きやすい会社が多いのかもですね。

      僕は昔も今も内資は合わないですが、昔であれば内資の方が全般的に良かったんでしょうね。
      時代がどう変わるかは本当にわからんです。

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