こんにちは、だいさくです。
僕は現在ベンチャー製薬で働いているんですが、
MSLの仕事もやっております。
社員が営業部隊でも20人程度しかいないのでMSLも兼任するような職種なのです。
そもそもMRという職種が私の会社にはもはやないのです。
ただMR的な仕事も多いので半MR、半MSLって感じです。
MSLは全くなるつもりはなかったんですがやってみると、かなり面白いですね。
まぁMSLになるつもりなんて無いよと思ってる人も多いと思いますが、
その反面MSLを切望してる人も沢山います。
今日はそんな私がMSLに未経験からでもなりたいと思ってる人向けに、
MSLの求人案件に強い転職サイトをランキング形式でご紹介していきたいと思います。
MSL転職のチャンスは準備してない時にやって来る
僕の勝手なイメージではあるんですが、
MSLになりたい人は薬学部卒や理系出身で安定志向の強い人が多いイメージがあります。
会社にはそういった人材は絶対必要ですし、
MSLは肉食系よりも安定志向できっちり仕事をしていく人の方が向いているとは思います。
ただ、そういった安定志向の草食系の人はいきなりチャンスが来ても、
掴めない傾向にあります。
掴めないというより、
色々考えた挙句結局自分から掴まない選択をするケースが多いのです。
なのでチャンスというのは準備してない時にやって来るということは
覚えておいた方が良いと思います。
だからそのために準備しておく、そういう意味で転職サイトや、
エージェントを活用した方が良いです。
MSLの転職は時間がかかります
MSLに関する求人を扱っているところはそこまで多くありません。
本気でMSLになりたい!という方は口コミ入社は難しいので、
必ず転職サイトやエージェントを活用した方が良いです。
MRと違ってMSLは会社によって求められるスキルも、
ハードルの高さも全然違います。
外資系や内資系、これまでの経験などで全然変わって来ます。
ここで紹介する転職エージェントは製薬業界の専門者がいますので、
各製薬会社の人事担当者と密にコミュニケーションをとっています。
よりタイムリーな情報が得られると思います。
MSL転職サイトおすすめランキング!
前置きが長くなってしまいましたが、
私のこのブログを運営してる背景と、
現在の仕事の関係からMSLの転職に強いサイトやエージェントをまとめています。
1、ビズリーチ
<特徴>
MSLに限らずですが、
求人があまり無い職種はビズリーチ一択といっても過言ではありません。
ビズリーチは下記のようなシステムになっています。
大手からベンチャーの転職サイトまでが
ビズリーチを通してあなたのことを見ることができます。
少ない案件を網羅的に効率よく拾うためにはビズリーチはとても便利です。
ビズリーチは広告も沢山打っていることもあって、
最近では大手企業も無視できないくらい注目されています。
外資系は比較的早くビズリーチを取り入れていましたが、
内資系でも積極的にビズリーチから採用する流れになっていますね。
最近の転職者もビズリーチで転職したという人もとても増えていますので、
もし以前にも登録していたという人は状況が少し変わって来ているので、
今一度登録しても良いと思います。
<デメリット>
ビズリーチのデメリットは案件がありすぎるために、
自分が、これだ!と思う案件があってもその先にいるエージェントからレスが
無いとか遅い場合が稀にあります。
そんな時は下記に紹介するエージェントと繋がっておいて直接聞けばOKです。
誰かと直接面談するわけでは無いので、履歴書や職歴のアップデートは必須です。
プロフィールで明確に「MSLの案件を探してる」ことをわかりやすくしておくと
よりコアな案件に出会えると思います。
1ヶ月5,000円の登録料がかかりますが、
それも2ヶ月くらいは無料で使えます。
2、MRBiZ
MR専門サイトMRBiZ
<特徴>
MRBiZはご存知の方も多いかと思います。
MR専門の転職サイトになります。
現在ではMRを専門にしている転職サイトはこのMRBiZしかありません。
このサイトは製薬企業側も無視できないくらいになっています。
私はMSLになりたいのであれば、ビズリーチで網羅的に情報を取るのが良いと思いますが、
ビズリーチの1番の欠点はエージェントによって熱意にバラツキがある事です。
その欠点を補うのがこのMRBiZです。
ビズリーチだとせっかく来たMSLの案件に応募しようと思ってもエージェントが
答えてくれない、レスが遅いなどがたまにあります。
そんな時はMRBiZのエージェントに、レスがないその案件に関して聞いてみると、
結構保有していたりします。
なのでビズリーチで対応が悪かった場合にこのサイトは絶対に使えます。
単純にMRBiZは製薬会社が無視できないほど大きい組織になっていますし、
最近ではMRからのさらなるキャリア、MSLやPMSモニターなどの案件も多く扱っています。
企業側がMRの人材はMRBiZに聞けば良いという認識を持っているので、
まだ登録してない人は登録しておいてそんは無いMRにとっては鉄板の転職サイトになります。
<デメリット>
ビズリーチは2ヶ月後くらいに有料会員でしか詳細な内容が見れなくなることがありますが、
MRBiZは基本的にすべて無料ですし、
MSLの案件が上がるまで、
長い付き合いをしてくれるので、
特に大きなデメリットはありません。
強いていうなら一度面談(電話or面会)を行わなければならないところです。
3、 JACリクルートメント
<特徴>
この会社は知らない人もいるかもしれませんが、
日本人がイギリスで創業した会社で、
逆輸入の形で、日本に参入して来た会社なので、
欧米諸国の会社に強いパイプを持っています。
現在日本の中で第3位の大手エージェントの一つになります。
<こんな人におすすめ>
僕が現在のベンチャーの製薬会社に転職が成功したのは、
このJACのエージェントに協力してもらいました。
JACの一番の特徴はとにかく長い付き合いをしてくれるところです。
上述の通りMSLの転職は時間がかかります。
案件が上がってくるまで待つ時間がMRなどの他の製薬会社の転職と比べても長いです。
自分の希望を一番に考えてくれて、
長い付き合いをしてくれるエージェントの存在は、
MSLの転職を考える上ではとても重要になります。
また、日本人がイギリスで操業した逆輸入の会社なので、
グローバル案件の取り扱いが日本でナンバーワンです。
英語がペラペラでグローバルで働きたい!
そんな人も絶対登録しておいた方が良いです。
エージェントの対応レベルでいったら一番良いかもしれません。
4、DODA
<特徴>
DODAはいち早くMSLの転職や求人に目をつけた大手の転職サイトです。
DODAの中のメディカル部門はとても充実しています。
MSL求人のスペシャリストがいるので、
履歴書、職務経歴書の添削能力にも長けています。
DODAのエージェントは全体的にも優秀ですね。
<デメリット>
ビズリーチと違って無料ですので、
デメリットは特に無いですが、
必ず直接会って面談を行う必要があります。
面談は1度行えば良いのですが、
それがめんどくさいと感じる人もいるかもしれません。
ただ案件数とMSLの転職ノウハウはダントツナンバーワンなので、
ビズリーチに合わせて話を聞いてみても良い満点サイトです。
5、パソナキャリア
<特徴>
パソナキャリアも業界大手の一つで案件数がとても豊富です。
上述したような転職サイトと、パソナキャリアの一番の違いは、
めんどくさい面談をしなくても良い部分です。
DODAなどは必ず直接会っての面談を行わなければなりませんが、
パソナキャリアは簡単な電話の面談だけでOKです。
しかもパソナキャリアが提供している転職用のツールがとても使いやすいので、
とりあえず情報だけ取りたい、でもめんどくさい面談とかしたく無い、
そんな人には超オススメの転職サイトになります。
<デメリット>
デメリットとしては登録も無料なので特には無いですが、
転職エージェントの当たり外れが結構あります。
この人微妙だなって思った時は担当者の変更をしてもらうなどが良いと思います。
6、ジョブくるチャット
<特徴>
ジョブくるチャットですが、
これも特徴としてはビズリーチのようなシステムに似ています。
ただ、めちゃくちゃ簡単です。
アプリをダウンロードして、
自分の希望をチャットに入力します。
するとそれをAI、もしくは人間がその希望の案件を勝手に探してくれるというものです。
とりあえずどんな情報が今あるのか?
それを知りたい人にはとてもお手軽なアプリです。
マイナビやリクルートがカバーしてる案件もカバーしてくれているので、
アプリをダウンロードした10分後くらいには大体の案件がわかります。
転職サイトはとりあえず情報が欲しい時でも、
面談したり、履歴書や職歴をアップデートしなければならないので、
若干面倒ですが、ジョブくるチャットはとりあえず情報を欲しい人にはお手軽です。
初めての転職や転職自体に不安がある人は、
間違いなくエージェントにコンサルしてもらった方が良いと思いますので、
その辺はご自身の希望に沿って考えてみたほうが良いと思います。
土日でも対応してくれるのは嬉しいですね。
MSLは英語での会話は必須
僕は元々最初の会社で小さい商社に勤めていたこともあり、
英語が喋れます。
ただ、MSLで英語が喋れない人も中にはいますが、
残念ながらお話になりません。
MRならまだしもMSLで活躍したいのであれば、
英語でのコミュニケーション能力は必須です。
TOEICではなく会話です。
・英語でプレゼンができる
・英語でKOLとの交渉ができる
この二つのスキルは必須です。
メールのやり取りくらいなら誰でもできますが、
例えば海外学会でのKOL対応は当事者以外でもしっかり英語でケアしなければなりません。
僕はTOEIC420点です。8年前に嫌々受けたら420点でした。
でも普通に喋れます。TOEICの勉強は大っ嫌いでも、
英語は喋れるようにしなければMSLに行けたとしても活躍できないです。
今喋れなくても喋れるように努力すれば良いだけです。
製薬会社の社員向けに書いた記事ですがご参考ください。
最後に
いかがでしたでしょうか。
MRの人数は大体1年ごとに300から500人くらいのペースで減少しています。
しかしMSLの人数はどんどん上がっていきます。
いまだにMSLを設けていない会社も実は結構あります。
今後MSLの求人やどんどん出てくると思いますし、
製薬会社の花形は今後は間違いなくMSLです。
勉強は大変ですが、とても面白いですし、
やりがいのある仕事です。
ぜひチャレンジしてみてください!
コメント
いつもとても面白い記事で参考になります。
20人の営業人数となると営業スタイル自体が、普通のMRとかなり異なるのかなと思うのですが、実際の仕事内容はどのようなものなのでしょうか?
記事にはMSLのような仕事もされているとのことで、かなり広範囲の仕事なのかなとも思いました。
教えて頂けますと幸いです。
営業スタイルは普通の広域を担当してるMRと変わらないイメージです。
疾患自体が希少性疾患なので、訪問する病院の軒数が限られています。
移動距離は長いですが、やることはそこまで変わりません。
ただ、医局でとりあえずいないといけないみたいなのは無いですかね。
基本アポイント訪問で、とにかく効率よくやらないとやりきれないので、
人を集めてそこで一気に訴求することばかり今は考えています。
まだ現場に出てそこまで時間が経ってないので、
わからないですが、色々わかったらまたブログにアップしようかと思っています。
以前と違うのは次にいつこれるかわからないので、一回の訪問に命かけてますかね(笑)
あとは先生とはメールでやりとりしてます。
まぁでもめちゃめちゃ楽しいですよ!
しばらくは働こうと思ってます(笑)