MR職でも転勤無しの働き方が増えてるらしいので情報まとめて見た

MRの転勤

どうもこんにちは、だいさくです。

なんだか最近、転勤無しのMR職というのが増えてきているみたいですね。

製薬会社に勤務してもう10年が過ぎましたが、

MRといえばガンガン転勤するし、

基本的にはMRの希望勤務地なんかは無視だし、

仕事ができる人は市場の大きい場所や、苦戦してる場所に行かされたりと、

ダイバーシティのかけらもない感じでしたが、

時代は変わるものです。

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本当に一言で言うと「ダイバーシティ」の一環なんだと思います。

MRの数が年々減少してる中で、女性の数だけは微増しているなど、

女性社員が増えてきたと言うのもあるかもしれません。

それぞれの社員の多様性を考えて、

そう言った取り組みもしていこうと言う流れの中で、

転勤の無いMR職というポジションが出来上がってるのかと思います。

転勤の無いMR職というのは大きく分けると4つあるので、

簡単に1つずつご紹介してまいります。

1、大きい会社の中で転勤無しのポジションを用意する

これは大手の会社などで増えてきているそうですが、

MRが沢山いる中で自ら「私は転勤無し」を選べる制度だそうです。

ただもちろん沢山の社員がいる中で、

自分だけわがままを聞いてもらうのでそれなりにデメリットはあります。

一応デメリットとしては下記のようなものです。

・基本給3割減(もしくは職級が2段階ダウン)

・出世など職級アップが無くなる

・ボーナスは固定のみ(インセンティブ無し)

・販売目標などの数字は持つがメインの場所を持たせないなど

・家賃補助がなくなる

大体この制度を設定している会社だとこのような感じのようです。

基本的にはお子さんのいる女性社員が活用しているイメージはありますが、

僕は以前の大手の会社にいた時に、

どうしても親御さんの介護を理由にこの制度を活用していた方がいらっしゃいました。

転勤は無くなりますが、年収は大体6割くらいになってしまいます。

それぞれ働く目的は違うのでこう言った制度がある事自体が恵まれている会社なのかもしれません。

2、E-MR

E-MRとは、メディカルコールセンターのオペレーターと呼ばれたり、

e-ディテール担当者と呼ばれたりしています。

これは製薬会社のお薬相談室とか、メディカルインフォメーションとは違い、

顧客となる医師、薬剤師に対して電話やWEB面談機能を活用して、

自社製品を売り込む仕事になります。

昨今WEBでの講演会やm3などで情報発信してからその後に来た問い合わせや、

自社で行なっているApproved E-mailといういわゆる製薬会社が医師に対して行なっている、

メルマガ的なものの配信に対してのレスポンスを行なったりする仕事です。

僕のような昔ながらのMRからすると、

これはMR職なのか?とか思ってしまいますが、

基本的にMR認定試験をパスしてる人がなる仕事だそうです。

なので基本的には本社から転勤することがないMR職の一つです。

E-MRはGSKやリリーの評判がとても良いという話です。

あとは最近E-MSLというのも設置され始めており、

アストラゼネカやMSDでも導入されたとお聞きしました。

この職業自体は、かなり求人数が増えているそうなので、

こう言った働き方に興味ある方は是非情報取ってみてください。

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3、転勤無しのCSO




転勤無しのMR職といえば以前だとコントラクトMRで、

比較的転勤頻度が少なかったり、勤務地を選んでプロジェクトに配属されたりなど、

勤務地優遇といえばCSOというイメージでしたが、

昨今ではあながちそうでも無いみたいで、

CSOでも転勤は有りの流れになっているようです。

しかし、その中で転勤を完全になくしたような働き方や求人も増えているそうです。

以前MR職で募集がかかっていたんですが提示年収が270万円でびっくりしたので、

調べてみたら転勤無しのCSOのMR職でした。

なぜ低年収!?サイネオス・ヘルス・コマーシャルの情報をまとめてみる

こちらの会社はCSOでも転勤ある場合などは普通に500万〜670万のように記載されていますので、

社内で選べるようになっているのかもしれませんね。

なので雰囲気としては1番にあげたような大手の中の転勤なしを選ぶ制度の、

CSO版という感じでしょうか。

4、転勤する必要が無い広域担当MR

これは弊社のような会社でございますが、

一人で広域を担当するような会社の場合ですと、

そもそも転勤がなかったりします。

例えば、九州全部担当するようなことになったら、仮に福岡に住んでいたとしても、

ほとんど宿泊出張になってしまったりします。

なので、別に福岡にすまなくても、

東京に住んで毎週九州に出張に行っていたりします。

そもそも転勤したく無い!という人がそういう広域の働き方を選ぶはずない感じはしますが、

基本的な住まいは固定でどこを担当するようになっても全部出張ベースになると、

思っていると結構気軽です。

MRになりたい人は転勤覚悟

MRで転勤無しを選択するような人は大抵の場合は、

MRになってから、

なんらかのライフイベントがあるためにその選択を希望することが多いと思いますが、

MRになりたい人で「転勤したく有りません」の時点で、

ほぼほぼ受かりませんので、その辺はご注意ください。

気持ちはわかりますが、意外に自分の望まない場所に行って見るのも良いものです。

僕は個人的には若いうちに田舎に行ってみたほうが良いと思います。

田舎は車移動がメインなので、アグレッシブに動けるうちに田舎に行って、

アウトドアを楽しむのは良いと思います。

最後に

基本的には、MRをやりたいとか、MRからもっと上に行きたいとか、

そういう希望があるのであれば転勤なしを選ぶのは厳しいかもしれません。

転勤は楽しんだほうが良いとは思いますが、

中々色々な事情があるためにできない方もいるかと思うので、

今日は転勤無しのMR職を簡単ではございますがまとめてみました。

もしご興味ある方は一度情報を取ってみてください。

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ではまた!




コメント

  1. 独身MR より:

    最近のCSO事情として、かなり勤務地は優遇するようになってるみたいですね。
    と言うのも、今はどこのCSOも超絶人不足で、クライアントからのオーダーに全然追いついてないみたいです。
    そもそも、以前と比べてMRになりたいと志望してくる人材自体も減ってるので、この辺は考慮してる気配があります。

    ただ懸念点としては、勤務地は考慮してくれるけど案件の希望は通り辛くなってるようです。
    それと、今はこれだけ人不足なのでCSOも引く手数多ですが、不況になれば一気に状況は変わるので、そのリスクは常に考えるべきですね。

    • 大作 大作 より:

      コメントありがとうございます!
      CSO引く手数多ですよね。。
      新薬が上手くいってるような会社も拡大する際に正社員よりCSOの割合を増やしていたりしますね。
      拡大しすぎると会社にとってもリスクなのでまだまだCSOの需要は続きそうですね。

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