だいさくさん
いつも楽しく拝見させていただいております。
私が精神病院を担当していた時のエピソードを紹介させて下さい。
MR生活で印象に残っていた病院と患者さんからナンパされて怖かった話
数年前になりますが、いわゆる地方都市の開業医さんを担当しておりましたが、
その中に200〜300床くらいの小さな精神系の病院がありまして。
完全な精神病院なので訪問するメーカーは限られていましたが、
私は週に一度くらいは訪問していました。
私の担当製品は精神系に特化していないプライマリー製品がメインでしたが、
その病院はなぜか私の会社の薬を多く使ってくれていました。
当時は訪問ルールが非常にあまくて、
医局の中に特に用事が無くても勝手に入れる感じになっていました。
たしか病院の受付で訪問記録の様な用紙に、
会社名や氏名を記載して訪問カードみたいなのは首からぶら下げますが、
極端な話、医局に医師がいなくてもMRは中に入れるので、
皆遠慮しながら少し覗いているような感じでした。
自分も何度か先生の机の上の他社講演会案内状なんかを盗み見ていました。
(他社活動状況の把握は大切な仕事です。)
今は訪問ルールも変わってこんな事は許されていないと思います。
かなり前だったとはいえよく許されていたなと思います。
訪問規制がゆるいが故に患者さんと鉢合わせる
また、外来や病棟には入った事はないのですが、
訪問記録を書く入り口は、
患者さんやご家族が来て受付や会計する所と同じなんです。
だから患者さんが座っていたり外来とかに向かうところで鉢合わせたりするんです。
一度集団検診なのか、
10名以上の患者さんが受付から外来の方に歩いていく場面とすれ違ったことがあります。
うまく表現できないのですが、とても衝撃的な場面ではありました。
お茶飲まない?と話しかけられた
さらに衝撃的だったのが駐車場に車をとめていて窓をあけていた際に、
「何をしているの?お茶飲まない?」と突然知らない男性から話しかけられたんです。
話し方とか見た感じで患者さんだと分かりました。
なので完全無視をできずに、
「仕事中でして、、、」と、
愛想笑いしながら窓を閉めてしまいましたところ、
窓を叩かれてしまいまして。
本当困ってしまいました。
割れるほどではないんですがすごく怖くて、
救いだったのは外が明るかった事です。
夜だったら泣いていたかもしれません。
私は患者さんが手をゆるめる隙を見て、
スッと車を発進させて逃げました。
そしてしばらくはその病院には行けませんでした。
後にも先にも患者さんからナンパ?のようなお誘いを受けたのはこの時だけでした。
ちょっと変わった先生も多かったような・・
あとは、精神病院の特徴としては、
あくまで私の個人的な印象ですが、
先生方もちょっと変わった方が多いような気もしました。
普通の開業医の先生より気分の上がり下がりが激しかったり、
ぶつぶつ言っているような感じであったり、ちょっと変わっているというか。。
もちろん普通の先生もたくさんいると思いますが。
あと、とにかく睡眠導入剤をよく使っています。
会社で睡眠導入剤を新発売した際、
2週間処方のしばりもあり、全然売れない中、
この病院だけで組織の8割くらいの数字を確保していた時があります。
その後精神科系薬剤をメインに扱う事のなかった私にとって、
この病院は印象に残る病院として、今でも心に残っています。
だいさくより
女性だとそういうのがあるので怖いですね。
本当に無事でよかったです。
僕は駐車場に戻ったら、僕の車をドンドンと叩いてる人がいて、
何してるんですか?っていったら僕の車を自分の車だと勘違いして、
開かないからずっと叩いてたって人がいて、
その人の車をその後見たら似ても似つかない車だったという、
全く訳のわからないエピソードを思い出してしまいました。
僕はガタイが良いのであんまり怖い目にあったことないんですが、
真面目に女性は万が一に備えて、その辺真剣に考えて対策しておいた方が良いかもですよね。
とにかく貴重なエピソードありがとうございました!
ではまた!
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