超優秀MRが本社勤務になり躁鬱病になってしまった話

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だいさくさん

これは私の尊敬する先輩MRの話なのですが、

別に暗い話をするつもりではなく、

今MRから本社勤務したい方も多いと思うので、

良いことばかりじゃないという情報の一つとしてエピソードシェアさせていただきます。

超優秀MRが本社勤務になり躁鬱病になってしまった話




その先輩は若い頃からとても優秀で、

人柄も半端なく良くて、面白くて、優しくて、勉強熱心で、

アウトプットもとても上手くて、成績もいつも上位で、

家族愛があって、ウィットにとんでいて、とても尊敬していました。

その人が、できるMRであるというのは全社共通認識というか、

私はチームのリーダーだったその人の下にいたのでその人の真似ばかりしていて、

できる人の真似をしてると、何故か私もできる人間になっていくというか、

私は完コピしたような人間でした。

本社勤務になってから激務の日々

その方はその後本社勤務になりました。

多分だいさくさんが今就かれている職種と同じような感じかと思いますが、

Sales Strategyという部門で、簡単にいうとMRのためにあるような部署で、

MRの数値管理や、日報の分析、全体会議の進行や取りまとめを行うような部署になります。

会議の度にその先輩が登場して、冗談を交えながら進行していく様は、

私は憧れていたので、自分の先輩としてとても誇らしい気持ちでした。

本社に異動してからもちょくちょく飲みに行ったり、

連絡は取っていたのですが、とにかく忙しくてやばいと常に言っていましたが、

次の営業部長候補のような方だったので、

本社勤務ってそういうもんなんだろうなぁって思っていました。

一時的なステップアップのために本社から全国を見るためのポジションだと、

私は思っていました。

会うたびに様子がおかしくなっていく




本社勤務になってからも飲みに行ってはいたのですが、

お会いするたびに憔悴しきっていて、

講演会や学会のランチョンセミナーで見かける際も、

どう考えても輝いていた先輩の様子とはかけ離れていました。

私は、明らかに様子がおかしい先輩の事を、

私の上司にも少し相談したりもしましたが、

ステップアップのためにはそういう時期があると言ってましたが、

そういう問題ではないのではないかと思っていました。

休みがちになり奇声を上げるようになった

先輩は後に、仕事を休むようになったと言う噂だけは耳に入ってきました。

仕事の途中で奇声のようなものを上げるようになったり、

意味不明なメールを突然送ってきたりするようになったそうです。

病院にかかった結果は仕事のストレスから来る躁鬱病ではないかと言う事でした。

私は悔しくて涙が出てきました。

先輩の様子はどう考えてもおかしかったし、

周りの人は助けてあげることができなかったのかと上司に対しても言いました。

上司は確かにその通りだったと思うけど、その時には本人は大丈夫だと言っていたとの事で、

会社としては何もしてあげられる状況ではなかったと言ってました。

優秀な先輩MRが躁鬱病になった原因

私がその周りの方にも聞いて、

その先輩が躁鬱病になった原因として考えられることは2つあったそうです。

1つ目は、本社に行くと自分の裁量で行う仕事では無いものが多かったこと。

MRというのは基本的には自分のエリアのことは自分の裁量で仕事ができます。

特にその先輩は優秀だったので、上司からも信頼されており、

全て自分の裁量で講演会を企画し、説明会を行ったりでした。

結果もしっかり出してくるので、

おそらく自由度が高くて家族も大事にできていたのだと思います。

本社勤務になると自分の裁量とか、自分の考えを反映させて行う仕事はほとんど無く、

基本的に上の人から依頼された資料を作ったり、

膨大なデータを解析して分析したり、やらされ仕事の種類が多く、

しかもその仕事量が異次元だったそうです。

本社勤務になってから毎日残業でしたが、ライフワークバランスを掲げる会社の方針で、

夜20時以降は会社にいてはいけないとの事で、全て仕事を家に持ち帰り、

土日も関係なくずっと仕事をしていたそうです。

息子さんの運動会にも参加できなくなったそうです。

優秀すぎるが故に仕事を抱え込む

2つ目の原因としては、

優秀すぎるが故に仕事を自分で抱え込んでしまった事です。

あまり人に仕事を振るということができなかったようで、

だいさくさんはご存知の通り、

外資系の仕事は、私の仕事はこれ、君の仕事はこれ、と言ったように、

タスク管理になっていることが多いと思います。

そのため先輩は自分の仕事をうまく人に振ることができなかったようで、

良い意味でいろんな人に甘えることができなかったのでは無いかとの事でした。

私は、周りの人が気づいてあげる事はできなかったのかと思いますが、

本社勤務というのはそういうものなのでしょうか。

ちなみにその先輩は現在は仕事に復帰して別の部署で仕事をしています。

だいさくより

今回の内容から、

MRの仕事と本社の仕事は考え方や裁量の違いがある事、

そして、

優秀な人であればあるほど膨大な仕事を任せられてしまうためうまく仕事を任せる必要がある事、

そんな事を学ばせていただきました。

本当に貴重な情報をありがとうございます。

僕が今行ってる仕事はまさに同じ仕事なんですが、

営業戦略って言わば何でも屋で、タスク管理の向こう側になるような仕事だと思います。

正直全然面白く無いですし、めんどくさいし、めちゃくちゃ気持ちわかります。

ただそれ故にいろいろな部署とのコミュニケーションが必要なので、

製薬ビジネスを本社から全国を見渡すという事はできる部署でもあると思います。

僕はまだ組織が小さいので抱えられますが、大きい会社だったら多分潰れているというか、

もしこれ以上大きくなる時には、

僕の部署の人数を増やさなきゃ辞めるって言った事がありますね。

尊敬する人がそう言った状態になっていくのを見るのは大変辛いと思います。

先輩MRの方がうまく社会復帰できる事を切に祈っております。

この度は貴重な情報シェアありがとうございました。




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