MRの年収は今後減少する?安全な職場環境と安定報酬は実現するか?

MRの年収

どうもこんにちは、だいさくです。

以前の記事で、MRの年収は今後下がる(かも)っていう内容を少し書いたのですが、

【2021年版】MRの今後や将来性についてガッツリまとめてみた!

今日はMRの年収が今後どうなっていくか?

ということにフォーカスして書いていければと思います。

MRの年収は今後減少する?安全な職場環境と安定報酬は実現するか?




これまでも様々な記事で書いておりますが、

MRは一概に全員が高年収というわけでもなく

それは領域は会社によってだいぶばらつきがあると言われており、

大体の目安として下記のような感じになるかと思います。

順位   年収の目安
(ストック込み)
年齢層 主な企業
外資系オーファン 約1,500万 40代前後 アレクシオン・旧シャイアーなど
大手内資系 約1,100万 35歳前後 第一三共・アステラスなど
大手外資系
(スペシャリティ)
約880万円 30代前半 アストラゼネカなど
大手外資系
(生活習慣病)
約720万 35歳前後 会社というより人による
中堅先発品メーカー 約700万 30代後半 協和発酵など
ジュネリックメーカー 約680万 40代後半 沢井製薬など

私の場合は年収ベースでいうと、MRの時のMAXが確か1470万くらいだったと思います。

そして内勤になることによって下がりました。

一応未経験から外資系、内資系、米系ベンチャーと年収の推移は下記の記事でまとめております。

製薬会社(MR)の年収と給料、外資・内資・20代30代オーファンまで全て公開!

MRの年収は下がらない

結論から言うと、MRの年収は多分変わらないと思います。

これまでも外部から下げろ下げろと感情論で言われていた事はありましたが、

結局MRの年収を決めるのは製薬会社なので、

製薬業界というのは、利益率が非常に高い業界であり、

優秀な人間が集まりやすい業界でもあります。

なので企業側も優秀な人間を採用したいというニーズがあることから、

当然優秀な人間は報酬も良くないと集まりませんので、

MRの年収を決める主導権が製薬会社に有る限り変わらないと考えられます。

MRの行き過ぎた成果報酬、高年収であることの功罪

MRは営業職ですが、

医薬品というルールや法律に定められた環境で仕事をしなければならない特殊な仕事です。

厳格なルールありきなのですが、それを逸脱した営業活動を行う事によって、

論文内容を改ざんしたディオバン事件、バイエル社の患者さんのカルテ閲覧、

武田のCASEーJ事件では古い学会情報を用いて、

有効性のみにフォーカスした営業活動が行われた事などがありました。

今では考えられない事であると思いますが、

そのような、製薬会社が会社ぐるみで行った悪質な営業活動の根源にあるのは、

行き過ぎた成果報酬型のスタイルが影響していると言われておりました。

MRに安定報酬、安定した職場環境の要請




成果を挙げた人間への高いボーナスや昇給、物理的なインセンティブ、

逆に成果を上げれない人間への厳しい罵声やパワハラ、

雇用に不安を与えるような対応(PIPなど)、

そういった行き過ぎた成果報酬、不安定な職場環境といったものが、

製薬会社の悪巧みを生む要因であるという事で、

MRの給与体制を安定報酬型にしなさい、

パワハラや雇用不安を促すような不安定な職場環境や風土を作るのをやめなさいという指示が、

製薬協会を通して各製薬会社にお達しが来ました。

通達をガン無視する製薬会社

そのお達しは今から数年前にあったんだそうですが、

結果そのお達しはガン無視、

「そういう風に上の人が言っているらしいよ」という程度に留められたそうです。

職場環境を製薬会社自身が変えないのであれば、

もっとルールを厳しくしよう、そしてそのルールを絶対守らせる仕組みを作ろうという事で、

現在の医療用医薬品販売ガイドラインの制定につながったとされています。

ちなみに、その安定報酬と安定した職場環境の整備に関してはこちらの書籍で触れられています。

図解入門業界研究 最新医薬品業界の動向とカラクリがよ~くわかる本[第6版]

製薬会社が通達をガン無視する理由

では、なぜ安定報酬、安定環境を作ることを無視するのかというと、

答えは簡単で営利企業であるからなんですよね。

僕は本社に入って2年経ちますが、本社の人間もMRに勝らずとも劣らないくらい、

自社の利益ばかりを考えて仕事してます。(当たり前です)

データ創出はどこでカットオフを設定すれば有意差が出そうか?

どう表現すれば価値が一番伝わり利益に寄与するか?

とにかくどうやればもっと売れるか?ということを当然のように考えているわけで、

もちろん違反してはいけないんですが、

そんな営利企業に公務員のような安定環境を強いること自体が滑稽なことであるわけです。

MRの年収は下がらないが人数は減少

上述のような流れが過去にあったわけですが、

結局MRの年収に影響はありませんでしたし、

製薬会社が優秀な人間を集めたいと考える限り年収に対する抜本的な影響はないと考えられます。

その代わり取り巻く環境は大きく変化し、新薬が出しづらい環境というのもありますが、

MRの年収が下がらない代わりに人数が減少してしました。

もちろん人数が減少しているのはそれだけの理由では無いわけですが、

逆にいうと、この荒波を乗り越えれば良いとも考えられますし、

特に外資系では職場環境を変えるという考えは無さそうなので、

外部の環境と内部の環境を省みてうまく生き残っていくスキルも求められるのかと思います。

とにかくこの荒波を頑張って乗り越えましょう。

ではまた!




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