大学の野球部が就職や転職に強い理由、野球部枠って本当にあるの?

体育会系の仕事

どうもこんにちは、だいさくです。

普段は滅多に野球関連の話をこのブログで書いたりしないのですが、

先日、ツイッターでこんな事を呟きました。

甲子園に出ると行ける大学のランクって本当に上がるし、必然的に就職も有利になります。

こちらのツイートをした時に、

大学で野球部に所属されているお子さんを持つお母さんから、

大学の野球部(この場合強化体育会に所属する野球部、サークルとかではありません)は、

就職に有利でしょうか?あまり勉強をせずに野球だけで大学までいってしまい、

その辺がとても心配です。というご連絡をいただきました。

今日は体育会系の野球部の方の就職や転職に関する僕の経験談を書いていきたいと思います。

大学の野球部が就職や転職に強い理由、野球部枠って本当にあるの?




はじめに僕の野球歴に関してご紹介をさせていただきます。

僕は幼稚園の頃に近所の野球チームで野球を始めました。

こういう記事を書くので、自分で言ってしまいますが、

野球を始めた瞬間から僕は野球がうまかったです。

上手かったのもありますがとにかく野球が好きで好きで仕方なく、毎日やってました。

小学校4年生の頃には群を抜いており、高学年の試合にも普通に出ておりました。

小学校6年生の時にとある中学校からスカウトされそちらの中学校にお世話になりました。

高校は高校野球を少しでも知ってる方なら絶対知ってる強豪高校に入りました。

僕の2つ上の先輩と1つ下の後輩は甲子園に出ましたが、

僕の代は決勝で負け出ておりません。

決勝でもすごいじゃん!と言って頂ける人もいるんですが、

それなりの甲子園常連校でしたので、結構微妙なもんです。。。

その後、大学はこれまた野球ではとても有名な大学(大学選手権も何度か優勝してます)

に特待生で入ることができました。

これまでの記事でも何度か書きましたが、

野球では有名ですが世間的にはいわゆるFランクの大学です。

僕は学歴は無いですが、野球に関してはまぁまぁくらいのエリートコースだと思います。

僕は家がとにかく貧乏でして、大学は特待生で行く以外の選択肢がなく、

特待生で取ってくれる大学しか選べなかったのですが、

僕の高校は実は偏差値が高く(当時で64くらいだったと思います)、

高校の野球部の仲間も結構良い大学に進学しました。

一般で入学した人もいましたが、野球で入学した人もいますので、

それなりに大学野球と就職に関しては分かっていると思います。

大学の野球部を企業が欲しがる理由

大学で強化体育会の野球部として、野球部員を続けていると、

その大学で普通に入学してきた人よりも就職に関しては間違いなく有利です。

いわゆる野球部枠というのが存在する事は、

強豪大学の野球部の方なら必ず聞いたことがあると思います。

僕の大学はいわゆるFラン大学でしたが、野球部出身というだけで、

東芝やNTT、パナソニック、都市銀など大手の企業に就職できた人もいます。

ただ、体育会系だからこそ不利だと思われている部分もあるので、

その辺も後々書いて行きたいと思います。

まず有利である理由ですが、

これは実際に僕が野球部の先輩や同僚から聞いていたものと、

自分でも実感している部分になります。

1、礼儀正しい

2、ストレス耐性に強い

3、遊んでいない

4、失敗を恐れない

簡単に1つ1つご紹介させていただきます。

1、礼儀正しい

これは体育会系全般に言われることかもしれませんが、

野球は特に礼儀正しいイメージがあると思います。

子供に挨拶や礼儀をしっかりさせたいなら、

サッカーよりも野球みたいなイメージはあると思います。

野球は少年野球の頃から、父母や、相手チームにしっかり大きな声で挨拶をする、

というのをほぼ自動的にやらされるくらい叩き込まれます。

野球をご存じない方も、中学校や高校の野球部が廊下で大きな声で、

先輩に挨拶してるのを見たり聞いたりした人がいると思います。

野球はチームプレイなのでどうしてもそう言う軍隊方式になってしまいます。

それくらい挨拶や礼儀というのが当たり前のように叩き込まれているので、

そういった良いイメージを野球部に持っている企業も少なくないです。

2、ストレス耐性に強い

特に営業系やコンサル系の職種につく人材を獲得したいと思ってる企業は、

ストレス耐性に強い人材をとにかく欲しています。

商社なんかでも体育会系しか取らないという会社もあるくらいです。

悪い表現で言うと、理不尽やパワハラのような環境に慣れていると言えます。

当然社会に出ると理不尽なことやパワハラまがいの言葉を浴びる場面が多いと思います。

そんな環境が日常的に起きている体育会系野球部員に取っては、

それが至極当たり前のことであり、一般的な人がストレスに感じることが、

ストレスに感じない人が多いと言うのも体育会系野球部員が有利なポイントになります。

3、遊んでいない

僕が大学生の頃(といっても10年以上前ですが・・)に、

企業が体育会系の人間を採用したい理由として一番言われていたのは、

この「遊んでないから」と言うものでした。

これは大学にもよりますが、

大学の野球部は朝起きてグランド整備を行い、朝食を食べ、

授業に少し出てから午後は暗くなるまで練習します。

その後は寮の掃除や夜練をするのが一般的な流れです。

もちろん高校野球と比べると練習は楽ですが、一般的な大学生と比べると遊んでません。

日本の大学生の9割は遊んでいると言われているらしく、

忙しいのは理系の一部の学生だけで、

そういった遊んでいる大学生がいきなり社会に出てくると、

ストレスを抱えてしまう傾向にあるため、

企業が体育会系を採用したいと思うのも、

この「遊んでない」大きな理由の一つのようです。

僕は結構遊んでいましたが、これから就職や転職を考えている方で、

体育会系の方は遊んでない事をアピールしても良いかもしれません。

4、失敗を恐れない

これはストレス耐性にも似てるかもしれませんが、

野球をやっていると基本的に失敗だらけというか、

もっと上を目指して上を目指してやってるけど、

なかなか理想通りにいかないという日々の積み重ねです。

なので失敗することに慣れている、失敗しても気にしないというのがあると思います。

失敗を過度に恐れないのでその辺も好印象である理由だと思われます。

体育会系野球部だからこその不利な点




これまで体育会系野球部の有利な点を書いて参りましたが、

おそらく一般でその大学に入るよりは野球などのスポーツで入ってる方が、

有利なのは有利だと思います。

ただ、体育会系野球部だからこそ不利だと思われている点が1つあります。

それはとにかく、バカだと思われています。

脳みそも筋肉でできていると本当に思われています。

そして、僕の経験上ですが、一般的な大学生と比べると、

根性はあると思いますが、多分一般教養は明らかに無いと思います。

僕は最初に就職した商社の会社で、

「ブリックス」の話題が出てきたとき、

まじで飲み物のブリックを思い浮かべていました。

こういう紙パックのジュースが売ってる自販機をブリックって言うんです。

僕がいた中学校にこの自販機めっちゃあったんです。

ちなみにブリックスは当時新興国といわれていた、

ブラジル、ロシア、インド、中国の4カ国の総称でBRICsと言われているものです。

僕の場合はその後製薬会社に転職することができて、

勉強の仕方を諸先輩方から教えていただき、

勉強すれば大抵のことってわかるんだなぁって30歳手前にして気づきました。

一番求められているのは高学歴の体育会系

ここまでで、体育会系野球部の利点をお伝えして参りましたが、

体育会系の野球部の中で一番人気のある大学は、6大学です。

6大学の野球部は野球もできて頭も良いと思われています。

いや、早稲田や立教は大阪桐蔭の甲子園組みばっかじゃ無いか!、

絶対頭悪いっしょ!と思いそうですが、

実際そう言う学生ばかりではありません。

本当に勉強して野球もできる学生も多いのが6大学リーグの特徴だと思います。

なのでいわゆる野球部枠を一番使われているのも、

6大学の野球部だと思います。

ちなみに、体育会系部門で一番人気のあるのは、

京都大学のラグビー部だそうです。

彼らは就職してからのパフォーマンスが群を抜いているとのことです。

Fラン大学の強豪野球部が意識すべき一つのこと

僕のようなFラン大学の強豪野球部のかたが今からでも意識すべき事は、

自分の考えをしっかり相手に伝わるように言葉にすることです。

それだけで、こいつバカ?というイメージはだいぶ払拭できます。

自分の考えやイメージをしっかり言葉にして伝えるトレーニングをすると良いと思います。

野球部は上からの指示に従うことに慣れすぎているため、

そういったことができてないケースがあると思います。

僕も野球以外のことで誇れるものは無かったですが、

一つでも誇れるものがあること自体が素晴らしいです。

胸を張って頑張ってください!

最後に

こちら最後になりますが、

もし体育会系の方で転職や就職に悩んでる方は、

一度スポナビキャリアに相談すると良いと思います。

体育会出身者の為の転職エージェント【スポナビキャリア】

こちらは転職の方のHPですが、この中に体育会系の就職支援のページもあります。

上述の通り体育会系を求めている企業は本当にたくさんあります。

ただ、昨今様々な理由から大手を振って体育会系が欲しい!と言いづらくなっているそうです。

スポナビのエージェントは僕も会いましたが、

全てがちの体育会系の方達です。

男女問わず一度相談してみても良いと思います。

ではまた!




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