ノバルティスのトーン・ビューヒナーさんが勧めてる「Think Smart」読んでみた

おすすめ本書評

どうもこんにちは、だいさくです。

最近とても忙しくて、ヤバイです。

次から次に仕事が舞い込んできて、

どうせまたすぐなんか来るから速攻片付けようと思って、

片付けると本当にすぐ新しい仕事が来て、気づいたら朝から晩まで仕事しております。

仕事しながら隙間時間でブログを書くというだけで精一杯な感じなんですが、

久しぶりに本を読みました。

最近電車の広告で本を見つけることが多くて、

今回ご紹介させていただきます「Think Smart」という本も、

電車の広告で見かけて早速買ってみました。

ノバルティスのトーン・ビューヒナーおすすめ「Think Smart」読んでみた




なんでこの本を読んでみよう思ったかというと、

なんか、ノバルティス社の取締役である、

トーン・ビューヒナーさんという方が大絶賛されていて、

この本の帯にも記載されているんですが、

この本をブリーフケースに入れてみんな持っておけみたいなこと書いてあったので、

ほ〜、と思いまして、

大手の中で自社創薬率ナンバーワンであり、

細胞治療を先駆けたノバルティス社の方がそういうのであればと思って購入してみました。

ノバルティス社のトーン・ビューヒナーとは?

検索して見てもほとんど出てこなかったので、

本の中身とは関係ないのですが、

簡単にトーン・ビューヒナーさんについてご紹介させていただきます。

Ton Buechner

トーン・ビューヒナーさんは、記載されているように、

スルザーというスイスの機械メーカーや、

AkzoNobel(アクゾノーベル)という化学系の会社でCEOを務められ、

その後ノバルティスの取締役に就任されています。

オランダ生まれの55歳のようです。

こちらAkzoNobelでCEOを務められていた時代のインタビュー動画になります。

The Interview: In Conversation with Ton Buchner, CEO, AKZO NOBEL

端正なお顔立ちとは逆で非常に低い声で淡々と喋られる感じですね。

とにかくこの方がめっちゃオススメしてる本です。

「Think Smart」目次

Think Smartの目次は非常に長いので、大目次だけ記します。

それでも52個あります。

1、新年の抱負が達成できないわけ「先延ばし」

2、理由がないとイライラしてしまうわけ「カサッチー効果」

3、比較しすぎると、良い決断ができなくなってしまうわけ「決断疲れ」

4、自分は大丈夫と錯覚してしまうわけ「注意の錯覚」

5、自分で作った料理の方が美味しく感じるわけ「NIH症候群」

6、労力をかけたものが、大事に思えるわけ「努力の正当化」

7、第一印象があてにならないわけ「初頭効果と親近効果」

8、ボーナスがモチベーションを低下させるわけ

9、ありえないことを想像した方が良いわけ

10、現状維持を選んでしまうわけ

11、他の人も自分と同じ考えでいるように思えるわけ

12、自分より優秀な人を採用した方が良いわけ

13、地元のサッカーチームを応援したくなるわけ

14、予定を詰め込みすぎてしまうわけ

15、ほらで相手を納得させられるわけ

16、計画を立てると心が安定するわけ

17、反射的に思いついた答えは疑った方が良いわけ

18、あなたが自分の感情の操り人形なわけ

19、自分の考えに批判的になった方が良いわけ

20、最適なものを見逃す場合が多いわけ

21、知らずにいるということに対する感情が存在しないわけ

22、数字は机上で改善できてしまうわけ

23、小さな店舗が突出して見えるわけ

24、スピード狂の運転の方が安全に見えるわけ

25、平均的な戦争が存在しないわけ

26、拾ったお金と貯めたお金で扱い方が変わるわけ

27、統計の数字より、小説の方が心を動かすわけ

28、私たちが新しいものを手に入れようとするわけ

29、目立つものが重要なものだと思ってしまうわけ

30、占いが当たっていると感じるわけ

31、満月の中に顔が見えるわけ

32、期待とは慎重に付き合った方が良いわけ

33、誰もヒトラーのセーターを着たくないわけ

34、あなたが常に正しいわけ

35、下手に何か言うくらいなら、何も言わない方が良いわけ

36、王者になった方が良いわけ

37、都合よく並べ立てられたものには注意した方が良いわけ

38、プロパガンダが効果を発揮するわけ

39、ハンマーを手にすると、何もかもが釘に見えるわけ

40、成功の決定的な要因が運であるわけ

41、知識が転用できないわけ

42、お金を寄付した方が良いわけ

43、行き当たりばったりで物事を進めたがらないわけ

44、的には情報を与えた方がよ言い訳

45、ニュースを読むのをやめた方が良いわけ

46、危機が後期になることが滅多にないわけ

47、頭のスイッチを切った方が良いわけ

48、チェックリストに頼りすぎてはいけないわけ

49、生贄探しはやめた方がいいわけ

50、最後のチャンスと聞くと判断が狂うわけ

51、あなたの船を燃やした方が良いわけ

52、学問だけで得た知識では不十分なわけ

この本で何が学べるか?




目次を読むだけで疲れちゃいますね。

ただ実際は非常に読みやすい本で、小難しい感じでは全然なくて、

沢山のエビデンスをもとに構成されていて、本当に腹落ちする内容がたくさんあります。

この本で一番学べる、この本が一番伝えたいことは何か?と言うと、

各所に出てくるんですが、

「すべきでないこと」は「すべきこと」よりはるかに自分に影響があるということ、

とにかく幸福を手に入れるのではなく「不幸」を避けると言うことで、

最近僕もたくさん読んでるんですが、アメリカの投資家のバフェット先生も、

「私たちは、ビジネスにおける難問の解決法を学んだわけではない。学んだのは、難問は避けた方が良いと言うことだ」と著書で伝えています。

今回の「Think Smart」〜間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法〜

このタイトルからあるように、

「ふるまいの誤り」これにフォーカスした本になります。

サラリーマンの仕事にも直結する思考法




いわゆる普通の啓発本ではないので、

短編的で、読んだ後に必ず何か頭の中に残り続けていくようなワードが沢山あると思います。

例えば、以前書いた英語の記事で記載したのですが、

【初心者向け!】大人になったら始める英会話おすすめ勉強法!

「やる気」は科学的に存在しなくて、実際やり始めると勝手にやる気が湧いてくるから、

とにかく1問だけまずやりましょう。

そうすれば2問目も勝手にやりたくなりますと書いたのですが、

「Think Smart」の中に面白いことが書いてあって、

やる気云々ではなく、人はそもそもいまやっていることを継続したい欲求があると書かれています。

だから何かやらなければならない事を先延ばしにする傾向があったりする方は、

この欲求のコントロールを覚えると実はすぐに解決できたりするそうです。

なんか面白いですよね。

サラリーマンとして自分のスキルアップや、

パフォーマンスの向上のまさにヒントになるよな内容が盛り込まれています。

帯に、「たった3ページ読むだけで、新たな発見がある」とか、

アマゾンの口コミ評価も高くて、読んだ後に考え方が変わったと言う感想も多く、

僕自身もとても納得できる内容でした。

もしよかったら読んでみてください。

思いのほか読みやすいですよ。

 

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