どうもこんにちは、だいさくです。
少し前になりますが、武田薬品さんが遅ればせながら、
副業解禁をするというニュースが出ていましたね。
内容を簡単に要約すると、
武田薬品は社員の兼業・副業を認める検討を始めた。社内の仕事では獲得しにくい能力や人脈を社外で得てもらい、キャリア形成を支援する。副業禁止に落胆した従業員の離職を未然に防ぐ効果も見込む。予定では2019年度にも制度の運用が始まると見られる。
とあります。
僕はこれまでも副業に関する記事は色々書かせていただきました。
MSDの副業解禁に関して副業やりまくってる現役MRの僕が思う事
待ちわびた武田薬品の副業解禁
僕は武田薬品の副業解禁のニュースは結構待ちわびておりました。
なぜかというと武田薬品の社員の方がうちも副業解禁しますよそろそろって、
ずっと仰っていたので、まだかまだかという気持ちでした。
正直いうと、一つの会社が副業解禁したくらいでニュースになる業界っていうのも
珍しいと思っています。
武田にしても、MSDにしても副業解禁してくらいで大なり小なりではありますが、
ニュースになるっていうのはこの業界が今まで閉鎖的であり、
恵まれていた証拠なのかなと思います。
武田の副業解禁＝全ての製薬会社の解禁で良いのでは
ただ、武田薬品が副業解禁をしてニュースになったとなると、
恐らくどの製薬会社が解禁しても、
今後はそれほど大きなニュースにはならないのではないかと思います。
ちなみに、ヤンセンやリリーも一部副業解禁をしてますけど
大してニュースになってないです。
言っても武田薬品は業界ナンバーワンなんです。みんな注目してるんです。
大谷翔平くんが164km投げてるので、
菊池雄星が先日158km出しても大してニュースにならないのと同じです。
158kmって10年前ならヤバイですからね。しかも左腕。
まぁそれくらい製薬会社も時代が変わってきている、
副業が当たり前になってきてるということなんでしょうね。
武田薬品の副業解禁について現役MRの僕が思う事
僕はずっとMRやりながらも色々な副業をやってきました。
この記事にも書いてありますが、
今はブログと資産運用各種と不動産収入で、
大体50万前後くらいの副業収入になります。
そんな副業で色々もがいてきた僕が製薬会社で働きながら、
副業をするとはどういうことか、
そして武田薬品の副業解禁について感じることを書いて行きたいと思います。
なぜすぐ解禁しないのか？
そもそも現在（2018年8月）すぐに副業解禁しないで、
なんで2019年からなのか？って所ですが、
副業解禁しますよ！2019年から！って言っておくことで、
色々な反対意見や、
社員の何かしらの反発や意見を吸い上げたいんだろうなという感じがします。
なんか内資らしいな〜という感じがしますよね。慎重というかなんというか。
優しい感じもしますが、元内資にいた僕としては、
本当は既に大体の制度は決まっているのに、
一応社員の意見を吸い上げたようなパフォーマンスをしてるのかな〜みたいな、
ゲスな推測もしてしまいます。
優秀な社員が辞めるはマジ
記事の中に副業解禁に落胆して離職していく社員を未然に防ぎたいと記載されていますが、
これは本当の話みたいですね。
正直武田薬品の副業解禁は遅いです。
業界内でも遅いですし、世間一般的に見ても亀並みの遅さになります。
武田の優秀な社員が副業をしたいと思ったり、
実際内緒で副業を開始して損してる分には良いんでしょうけど、
会社に申告しなければならないくらいの
税金を払わなければならないくらいになってしまった時に、
副業禁止を謳っているのは単純に落胆しますし、
正直それなら武田で働くよりも、副業解禁してる別の会社に転職して、
副業は継続した方が間違いなく自分のためになるし、
未来のためにもなります。
そもそも副業は禁止できない
そもそも会社は社員の副業を禁止することはできません。
会社法の中に、会社は社員の業務時間外の活動に干渉してはいけないという法律があります。
そのため社員の業務時間外で行う副業も禁止できないという元々の法律があります。
なので、会社は大きい会社であればあるほど絶対に副業は禁止できません。
僕が以前働いてた内資の会社も今のバイオの会社も、
副業は基本的にはOKでした。
ただ、不動産収入などの業務に支障をきたさないものというのが原則です。
また会社以外の何かの機関や組織に属してはいけないというルールもありました。
恐らく武田薬品の副業解禁に関しても、
そう言ったルールが外されるのではないかと思います。
MRが副業をしてお金を稼ぐことはとても良い事
世の中は「要はお金」です。
それは間違いないです。
結局、嫌なことがあっても辞められない、
今の会社ではないベンチャーの製薬会社に行けばもっと輝けるかもしれない、
もっと充実した人生が送れるかもしれない、
自分のキャリアとしては絶対今の会社にいない方が良いだろう。。
そう思っても辞める決断ができないのは、
お金がないからです。
それは数年前の僕がそうでしたので。
でも、要はお金があれば良いんだと思ってから、
僕は会社からもらうお金以外に収入が作れれば、
もっと自由に挑戦できる人生にする事ができるってことに気づきました。
それが20代とかであれば全然良いと思うんですが、
僕のように30代も半ばにきて、子供もいるとなると話は別なんです。
貯金が２千万とかあってもダメです。
会社辞めたらそんなのすぐ無くなります。
貯金２千万より、会社以外の収入で20万作る方が大事です。
MRの副業収入は組織から解放してくれる
副業というのは、
MSDの時も社員のキャリアの充実とか、
武田も社外の人脈を社内に活かすとか書いてますし、
確かにそう言った部分はあります。
僕も副業をすることによって絶対コミュニケーションを取らなかったような人と、
コミュニケーション取るようになったりして
自分の視座が変わってきたと感じる事があります。
でも、そんなの社内の業務に活かすことなんて全くできませんよ。
本当に副業の経験を活かそうと思ったら変な目で見られるだけです。
そういう風にオープンな風が吹くのはもっと先だと思います。
副業を解禁するということは、
その会社が自分の会社以外からの収入を得ることを容認することです。
しつこいですが、「要はお金」です。
僕が考える会社以外からの副業収入を得る１番のメリットは、
組織からの解放だと思っています。
会社に感謝はしてもロイアリティーを持つ必要なんて無いです。
お金を得ることによって組織から解放されて、
自由に挑戦できたり、自分自身でキャリアを構築できることだと思っています。
だから副業はとても大切です。
最後に
副業はとにかくガンガンやった方が良いです。
できるだけ早くやった方が良いです。
なぜかというと、すぐにはできないのです。
副業はすぐに形になんて絶対になりません。
それなりに稼げるようになるまでは時間がかかります。
自分の得意分野が見つかるまではとにかくトライ＆エラーです。
そして、これかな？って思ったものは継続して続けてみることをお勧めします。
きっと芽が出てきます。
ではまた！
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