内資系製薬会社の新入社員への社長挨拶に関して思ったことを

新卒採用

どうもこんにちは、だいさくです。

各製薬会社で新入社員の方の入社式がされていたみたいですね。

僕は新卒で製薬会社に入ったわけではないので、

きっと大きなホールとか、立派な本社の講堂とか、

そんな所でやってんのかなぁと思うと羨ましいです。

そんな中ミクスの記事で、

各内資系製薬会社の社長の方のご挨拶内容が記載されておりまして、

なんかちょっと面白いというか、

色が出てるなぁと思ったので今日はそのことに関して書かせていただきます。

内資系製薬会社の新入社員への社長挨拶に関して思ったことを




僕は人間を動かすには「大義名分」がとても大切だと思っています。

人は、「とにかく売って来い!」では主体性を持って動いてくれないと思うし、

そこに納得できる大義名分を掲げるというのはとても大事な事だと思っています。

それは社員に対してだけでなく、例えば一つの講演会を企画するにしても、

その講演会を行う大義名分がしっかりしてないと、

お医者さんに対する演者打診なんかもうまくいかなかったり、

社内で予算取るときもうまくいかなかったりすることがあると思います。

何をするにしても「大義名分」ってすごく大切だと思っていて、

同じような薬剤が出てきて2番煎じの薬だとしても、その薬がなぜこの世に出てきたのか?

という大義名分がしっかり無いと、

ただ売って来い!だけじゃ人は絶対に動かない。

その会社がなぜ存在してるのか?という大義名分って働く人にとってとても大切だと思っています。

それが歯の浮くようなとってつけたような言葉だったとしても、

それを心底信じて主体性を持って動いてくれる人って必ずいるし、

周りも引っ張っていってくれる人になってくれると思うし、

そういう人の方がパフォーマンスが良かったりするのかなと思ったりもします。

なので、こういった入社式で社長が新入社員に向けて伝える言葉って結構重要だなと。

各製薬会社で色が出てる

今回の内容を読んでると各製薬会社で色が出てるなぁと思いました。

武田薬品:ウェバー社長
「変革のスピードが加速し続ける中で、今、武田は希望に満ち溢れている。私たちはイノベーションの先端に立ち、武田だけではなく業界全体を変革したいと考えている」

なんか武田っぽいというか、武田の社員って武田は武田のやり方、君たち(他社)とは違う的な。サイのボディのパーツで例えると、まさに角の部分のように堂々としてる、凛としてる感じはあるなというのはこういう考え方が浸透してるのかなと思いました。

第一三共:眞鍋社長
「2025年ビジョンのキーメッセージはトランスフォーメーションであると説明した上で、多くの環境変化に遭遇すると思うが、変化をいち早く感じ取り、次のアクションを考え、実行するなど、自ら「変革」「改善」することをぜひ心がけてほしい」と変革を担うことに期待を寄せた。

こちらも第一三共っぽいというか、正直何を言いたいのかよくわからないというか、大企業あるあるで、面接の時に、君の個性は?その個性を活かして学生時代何をした?そして会社に入って活かせることは?と聞くけど、実際会社に入ったら個性を出したら変なやつ扱いされる感じの社風をイメージしてしまうというか、本当に新入社員自らが変革改善を担うようなことをすることに期待を寄せてるのかな?と。実際そんなことしたら大変なことになってしまうのでは無いかと思ったというか。「変革改善を経営陣がやるから是非ついてきて欲しい」で別に良いのではないかと。生意気ですが。

基本的にはイノベーションと法令遵守




全文気になる方は読んで見てください。2分くらいで読めます。

入社式社長あいさつ  イノベーションの先頭に立つ人材に

基本的にはイノベーションと法令遵守に関するコメントが多かったようで、

個人的にはもう少し夢のある事を言ってはどうかとは思いました。

エーザイの内藤社長で、

「今までと違うことをするには矛盾を恐れず、勇気を振り絞ることが必要だ。ビジネスには消化試合はない。目先のルーチンの業務についても手を抜かず真剣に取り組むことで、新しい取り組みに挑戦することができる」

なんか矛盾ってなんなんだろう?とか、勇気を振り絞るとか、ビジネスに消化試合はないとか、なんか表現が面白いなぁと。松岡修造っぽいというか。目先のルーチン〜のところはとても的確だと思いました。なんていうか、良い意味で同族経営の社長って感じというか。

MRはキャリアの入り口

もちろん全員がMRではないと思うんですが、

これからMRとしてのキャリアをスタートする人も多いと思います。

最近の若者は色々情報をとってる人も多いと思いますが、

MRは昔と比べると本当にやれることが少なくなってしまいました。

なのであくまで昔と比べると勉強のしがいがないというか、

勉強した事を出せる場がなくなってくると思います。

なのでMRは一つのキャリアの入り口として捉えても良いと思います。

早くからマーケティング部門に行きたいとか、

グローバルのファンクションに関わる部門に行きたいとか、

そういった志を持った方がきっと面白い社会人人生になると思います。

大日本住友の社長も「10年後にグローバルの人材に」的な事言ってたので、

僕はそんな感じをイメージしても楽しいのかなと。

結局はどこの会社に入ってれば安泰、なんの領域を担当してれば安泰、

というような時代ではなくなりそうです。

1番の安泰は「努力する事」だったりするのかなと思うし、

それが唯一心を安定させてくれるのかなと、

10年間の製薬会社人生を振り返ると思います。

とりあえず最初の3年間頑張れ!と思う

僕も転職して現在3社目の製薬会社にいますが、

転職する時は体力もいるけど、

大体最初の1年間を必死で頑張れば、結構周りは認めてくれるし、

ストレスも減るので、僕は転職者は最初の1年必死で頑張れ!と思ってます。

新入社員の方は3年くらいですかね。

3年必死でやれば仕事は覚えられると思うし、

最初の会社で学んだ事を基準にその先生きていくことになると思うので、

希望を持って周りの人から沢山学んで頑張って欲しいなと、

若干パイセンづらして書いてみた次第です。

最後に

新入社員の方は実際そんなに覚えてないのかなぁとか色々考えながら読んでました。

是非外資系も知りたかったですね。

僕は製薬会社に足を踏み入れた人は、

勝手ながら今後の荒波を一緒に乗り越える同士くらいに考えていたりするので、

頑張って行きましょう。

んじゃまた!




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