MRをやっていて「ありがとう」と言われた事が一度もなく辛いです・・

読者さんからの質問

どうもこんにちは、だいさくです。

久しぶりに読者さんからご質問をいただきました!

だいさくさん

こんにちは、私は某内資系製薬会社の3年目のMRです。

日々この仕事をずっと続けていて大丈夫なのかしらと感じながら仕事しているんですが、

最近ふと思ったんですが、顧客の先生からありがとうって言われた事ないなぁって思いまして、

そんなもんなのでしょうか?

私はまだまだ社会人経験も浅いし、

だいさくさんのように色々な経験をしてるわけではないので、

ちょっと気になってしまいました。

だいさくさんのように昔からMRやられている人は、

感謝されたりする経験は今よりも多かったですか?

私は内資系のプライマリーなのでお角が違うかも知れませんが、

最近転職することも考えていて、

せっかくなら人から感謝される仕事が良いのかなぁなんて思っていたりもして、

違う仕事ならどうなのかなぁと、、、その辺も踏まえてちょっとこの仕事辛いなぁと。

だいさくさんのご意見聞かせていただけませんでしょうか。

MRをやっていて「ありがとう」と言われた事が一度もなく辛いです・・




どうもご質問ありがとうございます!

とてもフレッシュというか、素敵なお悩みだと思います。

「ありがとう」って言われたいよね。

僕も言われたいし、本気で思い返してみるとここ何年か言われてないような気もするし、

言われたけど完全にスルーしてる気もする。

仕事って、間接的でも直接的にも誰かから感謝される仕事じゃないとやっぱ続かないし、

やりがいは生まれてこないと思う。

「人から感謝されなくても、やりがいなんかなくてもお金のために働いているんです。」

とかいう人たまにいるけど、

そういう人でも仮に絶対捕まらないとしても、オレオレ詐欺とかはやらないでしょ。

逆にそういう人こそありがとうと言われることとか、承認欲求高い人も多い気がするし。

めちゃくちゃお金稼げても、誰からも感謝されない仕事はやっぱ辛いし、続かない。

だからやっぱりある程度人からの感謝は仕事をする上で必要だと思う。

なんか今回の質問って、

「あんたが感謝されるような情報提供してないだけだろ!」みたいな、

ヒステリックであまりにも短絡的なことを言いそうな人がいる気がするけど、

僕なりの意見を書かせていただきますね。

今のMRがありがとうと言われる対象は顧客からではない

”今の”ってあえてつけたんですが、

そもそもMRって営業マンなんですよね。

まぁ多分ほとんどのMRの人が月のノルマを持っているし、

それを達成することが義務付けられていて、それが使命なわけです。

なので、それを達成するために働いているので、

それを達成した先に待っている「ありがとう」は、

医師から言われるものではなく、会社の人から言われるものなんですよね。

自分の上司とか、部長とか、同僚とか、

君は会社の利益と発展のために働いているわけで、

それに貢献して初めて”会社の人から”「ありがとう」と言われるものなのかと思います。

まぁありがとうでなく、すごいねぇとか、言葉は違うかも知れないけど、

大きい意味の感謝は会社からされて初めて一人前なのかなと。

だから、会社に貢献して、会社の人から「ありがとう」と言われるように、

対象を変えてみてはどうでしょうか。

たかだか情報提供で「ありがとう」は言われない




正直、たかだか情報提供くらいで「ありがとう」なんて言われないのかなぁと。

多分それはプライマリーとかオンコロジーとか全然関係ないんじゃないかな。

まぁそれが仕事だし、

さっき”今の”ってあえてつけたんですが、

昔は、それこそ適応外だろうと、学会情報だろうと何でもかんでも情報提供できた時代で、

僕も大きい学会の後はマジで徹夜で情報まとめて、

その次の日に1時間くらいのプレゼンを医局でやっていた時代もありました。

先生方が米国に行かなくて良いように僕の情報提供で全部教えます的な感じで、

スピードと質で勝負してたんですが、

それでも「ありがとう」なんて言われません。

むしろ質問に答えられなくて怒られたりしたし。。

そんな時代でも言われないのに、今のがんじがらめな環境では中々難しいのかなぁと。

なので、やっぱりありがとうを求める先は社内からというのが営業マンの自然な形なんですよね。

昔のMRは結構言われてた

昔の時代のMRはどうだったか?ということだったので、

昔を思い出してみると、めっちゃ言われました。

もうそれこそ「ありがとう」のオンパレードでした。

ただ先述の通り情報提供で言われることはやっぱあんまないかな。

ではどんな時に言われたかというと、

お医者さんのニーズに答えた時なんですよね。

例えば、若い医者をもっと病院にリクルートしたいから、

研修医のために飲み会開いてとか、

あそこの先生と一席設けて、

こんな臨床試験やりたいんだけど協力して来んない?、

こんな講演会やって来んない?、とか、

その人のお願いに対応した時は当たり前だけどめっちゃありがとうって言われます。

そもそも営業マンってルール以上のことを求められるのが営業マンなので、

ルール上厳しいのはわかってるけど、そこをなんとか!というのに答えるから、

わがまま聞いてくれてありがとうというね。

まとめ

なので、まとめると、

情報提供だけでは今も昔もそんなに感謝はされないと思いますよということと、

がんじがらめの昨今、

顧客からありがとうを引き出すのはちょっと難しいんじゃないかなと思います。

なんでもOKの時代、ありがとうのオンパレードの時代でも、

MRは嫌な仕事だぁなんって言ってる人もいたので、いつの時代も悩みはあるんですよね。

なので、単純に成果を出して会社に貢献したり、

本部に情報をフィードバックしてあげたりすることで、

会社から重要な人物になれば自然とありがとうはいただけるのかなぁと思います。

「ありがとう」と言われたい!と思う気持ちがあればきっとできます!

頑張ってください!

ではまた!




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