オーファンMRになる人は変わってる人が多いのか?【読者さんからのQ&A】

希少疾病系への転職

どうもこんにちは、だいさくです。

長い長い記事のリライト期間が終わりまして、

やっと新しい記事を書けるようになりました。

記事のリライトって本当に大変で、僕のブログは大体350記事くらいあるんですが、

とりあえず全部リライトしてみました。

リライトっていうのは、その当時に書いた記事の情報が古いのかどうかとか、

貼ってあるリンク先が正しいかどうかをチェックして修正をしていく作業のことです。

今回初めてやったんですが本当に辛かったです。

プロのブロガーさんから絶対にやった方が良いと言われたのでやったんですが、

もう2度とやらないと思います(笑)

それはそれで意味のあることなんでしょうけど、本当に地獄でした。

なので、今日は久しぶりの記事なのでちょっと軽めの感じで書いて行きたいと思いますので、

どうぞお気軽に読んでいただければと思います。

ではでは、本題に参りたいと思います。

読者さんから下記のようなご質問をいただきましたので、

私なりの回答を書いていきたいと思います。


だいさくさん

こんにちは、いつもブログ記事楽しみにしております。

私はとある大手の内資系製薬会社でプライマリーMRとして働いています。

だいさくさんの記事を読ませていただいてからオーファンの会社にとても興味が湧いてきて、

オーファンの将来性や価値というのはだいさくさんの仰る通りだと感じております。

ただ、だいさくさんが大手でオーファンやるのも良いけど、

オーファンは今後新規で立ち上がってくる会社もあるので、

そこで1から作り上げていくのがオススメとおっしゃってましたが、

私の周りの同僚や先輩にそのような話をすると、
(だいさくさんのブログはその人たちは読んで無いです)

オーファンに行く人はちょっと変な人が多いと言われます。

そんな変な人の中でやって行くのは結構大変だと言われます。

実際オーファンの会社に行く人というのは変わってる人が多いのでしょうか?

不躾な質問で大変恐縮ですが、もしブログ記事にでもしていただけるのであれば幸いです。

オーファンMRを選ぶ人は変な人が多いのか?




最近はおかげさまで本当に沢山のご質問をいただく事ができまして、

本当にありがたい限りです。

かなり直球な質問で、メールが来た時はちょっと笑ってしまいました。

変な人が多いか〜と逆に僕が熟考してしまいました(笑)

まぁ人によっては気になる内容なのかなと思いますので、

私なりの解釈を書いていきたいと思います。

誰から見て変わってるのか?

オーファンMRが変わった人が多いというイメージは、

誰からの目線の意見なのかってのが重要なのかなと思います。

僕の周りにいるオーファンの会社やバイオの会社で働いている人からすると、

プライマリーMRをやってる人の方がずっと変わってるように見えるわけです。

このブログでも何回か書いてますが、

プライマリーの領域の何がオワコンなのかというと、

開発費が注がれてないからです。

現在の製薬業界では多くの資本がオンコロジー・CNS・免疫などに注がれているわけです。

プライマリーMRは専門性が無いからとか、

働き方がうんちゃらみたいなことがたまに言われてますけど、

そういうことでは無いんですよね。

資本が注がれてないからなんですよ。

まぁあくまでオンコロジーやCNSと比べてですけど。

僕からするとそのプライマリー領域にいて、

薬価改定の中でも優遇されているオーファン領域に関心が無い、

そのオーファン領域を志す人を変な人呼ばわりする人の方が、

よっぽど変な人では?と思ってしまうわけです。

10年前のオンコロジーを思い出してみる

10数年前のオンコロジーやCNS専門領域のMRに関する

イメージを思い出してみると良いと思います。

10年前といえばプライマリー全盛時代で、

オンコやCNSの専門領域は変人呼ばわりされてたわけです。

プライマリーで使えなくなったやつが行くとこみたいな。

むしろ10数年くらい前からオンコやCNSへの莫大な開発費の投資が始まったわけですよ。

んで、それからびっくりするような革新的な医薬品がたくさん出て来たわけです。

血液癌の一部や、肺癌の予後なんて10年前と大分違いますよ。

もうすでにその兆候って10数年前からあったわけです。

それを知ってた人たちは、こぞってこれからはオンコロジーなどの

専門領域だ!ということで転職していったわけです。

僕が最初に勤めていた大手の外資系オンコロジーにも、

プライマリーから転職して来た優秀な人たちって本当に沢山いました。

そういう開発状況を知らない人や、

思考停止して会社に人生を預けているような人は、

専門領域に転職していった人たちのことを「変な人」と言ったわけです。

オーファンが変な人という人はその時と同じで、

ただの勉強不足じゃ無いですかね。

なので、オーファンに行く人は変な人と仰る方は、

誰から見て変な人なのか?ってことです。

オーファンは変な人って誰が教えてくれましたか?

本当にオーファンで輝いてる人が言ってましたか?

大手のオンコロジーとかプライマリーとかで、

思考停止して、勉強してない人が言ってませんかね?

という風に僕は思います。




成功するのはいつでも変わってる人

結局は自分の世界しか見えてないと、

その世界の外を見てる人のことは全員「変な人」になってしまうのかなと。

僕は、大村益次郎っていう長州藩にいた医師で、

のちの陸軍卿がかなり好きで、

その人も当時の常識からしたら相当変わった人でした。

この司馬遼太郎の花神(かしん)が大村益次郎が主役の本になりますので、

ご興味ある方是非読んで見てください。

坂本龍馬も高杉晋作も吉田松陰もみんな「変な人」です。

別にオーファンの人が坂本龍馬だとか言ってるんじゃないですよ!(笑)

成功する人っていうのは見てる方向が違うって事です。

見てるポイントも違うんだって事です。

どの業界に限らず、基本的に成功する人というのは、

人が行かない方向に行く人なのは常識なわけで、

その人が進んだ道を安全を確認してから行く人ってのは、

まぁ至って普通の人な訳でね。

変な人の意見には耳を傾けてみる、

その意見にはどのような根底があるのかを考えてみると

結構面白いんではないかと思うわけです。

最後に

軽く書いていこうと思ったんですが、

結構長くなってしまいましたかね。

僕はブログを始めてからや、ツイッターやり始めてからも、

ちょくちょく批判コメントなどもいただくので、

誹謗中傷意見に関しては完全に不感症になってしまったんですが、

確かに、変な人が行く会社とか言われたら嫌な気になっちゃいますよね。

僕はそういうの全く気にしないけど、

その会社で輝いて働いている人がお勧めしないのであれば、

その会社は辞めておいた方が良いと思うけど、

オーファンで働いた事もないような人がなんでわかるのかとは思いますからね。

誰がそれを教えてくれてるのか?ってのは結構重要だと思います。

それをやった事がない人ではありませんかね?と。

では!




 

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