転職を考えるMRが抑えておくべき今後バブルが予想される領域5選!

MRの転職先

どうも現役MRのだいさくです。

私は異業種からMRに転職してかれこれ8年が経ちました。

8年経って、こころから実感してることは、

専門領域のMRで本当に良かった!!ってことです。

私は運よく!?最初からオンコロジー専門のMRでした。

当時はまだプライマリーMRとか、非専門のMRも沢山いましたが、

彼らの末路というのは本当に悲しいものがあります。

プライマリーMRの時代はとっくに終わってる

プライマリーMRや専門領域ではないMRは、

10年位前まではまだよかったのですが、

現在ではほとんど新薬が出ない状況にあります。

彼らのほとんどは会社内での領域異動であったり、

転職をしていった人がほとんどです。

社内での領域異動はまだ良いですし、

転職をできた人もまだ良いです。

問題は現在でもプライマリーMRをやってる人で、

彼らがいわゆる巷でいわれているような「MR減少時代」

「MR不要論」の中心的存在になってしまっていることです。



専門領域MRはあるべき理想の姿

プライマリーMRにはほとんど未来がありません。

「MR減少時代」の代表格であるのがプライマリーMRです。

これから紹介する専門領域のMRに関しては、

まだまだ人数も増えていきますし、

間違いなく、

今後のMRのあるべき理想の姿になります。

最初はCSOでもとにかく専門領域!

なので、今後MRをやってみたいと思っている、

学生や、異業種からの中途入社を目指してる方は、

「会社名」というよりは「領域」で選んだほうが良いです。

いくら会社名が立派な会社でも専門領域でない所はまず未来がありません。

会社名がすごくても専門領域でないところは絶対にダメです。

例えスタートがCSO(クインタイルズ等)だとしても絶対に専門領域を選択しましょう。

しっかり専門的な領域を経験していればそれ自体がとても大きな

力となって人生をより良い方向に導いてくれます。

転職を考えるMRが抑えておくべき今後バブルが予想される領域5選!





それでは今後さらに注目されるであろう、

領域を順位別に紹介していきたいと思います。

第1位 CNS(中枢神経)領域

【会社例】ヤンセンファーマ・エーザイ・イーライリリー etc

【対象疾患】統合失調症・認知症(アルツハイマー等)・鬱病・小児ADHD etc

【ポイント】

CNS領域は日本国内においても、世界的に見ても莫大な患者数がいます。

しかし、患者数がたくさんいるのにもかかわらず、CNS系の疾患にかかる

原因がはっきりと特定されていません。ですので、製薬会社はこぞって

この領域に莫大な研究開発費を投じています。

それが成功しているものもあれば失敗しているものもあります。

しかし、苦しんでる患者さんが多数いるのは事実ですので、

このCNS領域は間違いなく今後も研究が続けられます。

ちなみにアルツハイマーに関しては日本国内で2025年までに700万人

の罹患患者がいる見込みになっています。

第2位 希少疾患領域

【会社例】バイオジェンファーマ・アレクシオンファーマ・シャイアーetc

【ポイント】

希少疾患もCNSやオンコロジーの一部だろ!と突っ込みが入りそうですが、

希少疾患といわれている疾患は6000ほどありますが、その40%は小児の

疾患になります。中にはお母さんのおなかの中で発症するものもあります。

また原因の大部分は生まれつきの遺伝子異常や自己免疫疾患になります。

患者の数がとにかく少ないことも特徴です。

日本の中では患者数が年間5万人未満であれば希少疾病に認定されますが、

実際、希少疾病といわれるものは100万人に1人の割合であるものをさします。

かなりにっちな領域ではありますが、赤ちゃんが多い領域でもありますので、

投与の仕方、投与量のさじ加減なども医療従事者としっかり話し合う必要

があるので、この領域のMRはとても頼りにされています。

一人あたりの担当範囲が広いというのも大きな特徴で、とにかく年収が高いです。

第3位 オンコロジー(がん)領域

【会社例】ロシュ(中外製薬)・イーライリリー・ブリストルマイヤーズ etc

【対象疾患】がん全般

【ポイント】

オンコロジーは10数年前にモリキュラーターゲットというものがわかり、

癌がなぜ癌化するのかというのがわかるようになりました(すべてではない)

そこからこぞって製薬会社が癌の研究に開発費を注ぎました。

それからこれまでの抗がん剤とは別の治療薬である、分子標的治療薬が

どんどん登場しました。いわゆるオンコロジーバブルがそこで生まれましたが、

現在では大手の製薬会社であればほとんどオンコロジー部隊を持っているので、

一昔前のオンコロジーMR=引く手あまたの状況では無いかもしれません。

しかし、まだまだ癌の治療薬は出てきますし、癌を克服できるまでは

開発が終わることは無いと考えられます。

かなり状況も整備されているので、オンコロジーMRを選んでおいて

損することはありません。

上記の希少疾病系やCNS系もオンコロジーの経験者を優遇して採用

している会社もあります。

第4位 免疫領域

【会社例】武田薬品・イーライリリー・アッヴィ・田辺三菱 etc

【対象疾患】多発性硬化症・重症筋無力症・クローン病・リウマチ・乾癬 etc

【ポイント】

免疫領域は、この場合がんの免疫療法ではありません。

基本的に自己免疫疾患と呼ばれる疾患です。

本当にたくさんの病気があり、大人になってからいきなり発症したりします。

この領域もまだまだ治療薬がないものも多く、

苦しんでいる患者さんが多いのが特徴です。

この病気の一つの特徴として見た目に現れやすいので、

患者さんの満足度が医師を通じて

ダイレクトに感じられる部分もやりがいの一つになると思います。

第5位 骨領域

【会社例】武田薬品・イーライリリー・旭化成・大正富山・第一三共 etc

【対象疾患】骨粗しょう症etc

【ポイント】

骨領域は今後の高齢化社会を迎える日本においては重要な市場の一つになります。

まだまだニッチなイメージがありますし、比較的体育会系な

営業スタイルではあります。

また骨領域と免疫領域が同じになっている会社も多くあります。

 

研究開発費は専門領域に注がれている

※MRBiZ調べ

こちらは製薬会社大手の研究開発費と売り上げに対する割合です。

一般的には売り上げに対して研究開発費を15%以上とっていれば魅力的な

製薬会社といわれています。

問題はその額ではなく、何に投資をしているか?ということです。

今回紹介しました、5領域以外に中心的に投資をしている会社は

おそらく19位のノボノルディスクやジョンソン&ジョンソンくらいです。

こちらに記載されているほとんどの会社は、オンコロジー、CNS、

希少性疾患、免疫に力を入れています。

ですので、今後も間違いなく今回紹介した、

・CNS領域

・希少性疾患領域

・オンコロジー領域

・免疫領域

こちらを中心に新薬の開発は進んでいくと考えられます。

最後に

いかがでしたでしょうか。

今後MRになりたいという方は専門領域を選んでおいた方が良いのは間違いないです。

今回紹介した領域のほかにも、

もしかしたら、MRのブームが来るのではないかと思われるものとして、

IPS細胞(再生医療領域)、バイオシミラー(後発品)、

日本ではあまり投与されていないワクチンなんかも

ブームが来る可能性がありますね。

ですので、しっかり情報をつかんでおいたほうが良いと思います。

最近はめんどくさい登録作業無しでアプリで簡単に教えてくれるサービスもあります。

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ではでは!




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