どうもこんにちは、だいさくです。
皆さんは死ぬ事に関して考えることってありますか?
MRやってると、自分が担当してる疾患に自分がもし罹患したら、
自分だったらどうするかな?、あの治療法って自分だったらやるかな?とか、
そんなことって必ず考えると思います。
なんか、僕はずっと抗がん剤領域にいて、
この10年超の間、ずっと癌の話をほぼ毎日なくらいしてきたこともあって、
自分が死ぬ時のこととか、
癌になったら?みたいなことを考える時間がとても多かったように思います。
なので自分の人生と自分が死ぬ事に関して、多分、
普通の会社員の方よりも強く意識することが多いのかなと感じています。
死ぬときに後悔する5つの事は本当なのか看護師さんに聞いてみた
よく本とか、テレビなんかで、
「死ぬ時に後悔する5つの事」とかやってたりすると思うんですが、
あーいうのって僕は盲目的に信じております。
それもあって、
自分の人生は死ぬ時に後悔しないだろうか?とかよく考えてしまうんですよね。
でも、ふと、それって本当なのかな?と疑問に思いまして、
会社の看護師さんにちょっと聞いてみたのでシェアさせていただければと思います。
弊社はメディカル部門に看護師さんが結構いらっしゃって、
お話を聞いてきたのは、現役の看護師さんではないんですが、
元々外科病棟に勤務してて、その後米国に留学されて、
大手の製薬会社から今弊社で一緒に働いている女性の方です。
正直いうとたまたま上司と飲み行った時にいらっしゃっただけで、
その時になんとなく疑問に思っていたので聞いてみたって感じなので、
お気軽に読んでいただければと思います。
人間は「死」を意識すると年収が高くパフォーマンスも高い
今回記事を書くにあたって死ぬ事云々に関して調べていたんですが、
「死」を意識してる人と、そうでない人では、
実は「死」を意識してる人、もしくは意識したことがある人の方が、
年収も高く、パフォーマンスも高いという研究結果がいくつかもありました。
「いずれは誰もが死ぬ」ってことを意識の片隅においている人の方が、
スポーツ選手は得点能力が高くなり、シュートなどの成功率も高くなるそうです。
またビジネスマンにおいてもパフォーマンスが高く、
年収が高くなる傾向にあったそうです。
その理論としては、
死ぬことをほのめかされることによる恐怖心に対する対処への必要性の結果、
目の前の作業に熱心に取り組む傾向があるそうです。
また「死」を意識している方が人生への満足度が高く、挑戦する数も多い、
そのためいわゆる後悔の無い人生を生きれる確率がアップするそうです。
死ぬ時に後悔する5つの事
前置きが長くなってしまいましたが、
とにかく、死を意識するというのは実はあながち悪い事でもなさそうです。
自分が死ぬ事、そして死ぬ時に後悔しないような人生を送りたいですよね。
という事で、死ぬ時に後悔する5つの事ですが、
1、もっと健康に気を使っていればよかった、自分は働き過ぎた
2、もっと旅行に行けば良かった
3、お金や老後のことを心配し過ぎた
4、もっと恋愛をしておけば良かった
5、家族や友人との時間を大切にして優先すれば良かった
こんな感じのようです。
飲み会の席なので全部詳細を聞いてきたわけでは無いですが、
ざっくりとシェアさせていただきます。
死ぬ時に後悔する5つの事みたいなのは本当なの?
死ぬ時に後悔する事ってよく聞くんですが、あれって本当なんですか?
と聞いたら、
まず死ぬ時にそんなこと考えてる余裕なんてないんじゃん。
と言われてしまいました(笑)
まぁそうなんだと思うけど、癌って膵臓癌とかだと、
初めから自覚症状が強く出て見つかることも多いけど、
実は多くの癌は体に何にも異常がないけど、癌が見つかったって言うことも多いので、
後悔したことがある人は治療をしているうちに解決する時間があるって言ってました。
なので実は医師の選ぶ理想の死因ランキングっていうのがあるらしく、
(なんちゅうランキングだよと思いましたが)
それでダントツ一位なのが「癌」だそうです。
理由は色々準備ができるからだそうです。
男性が良く言う後悔は「働きすぎた」
これは、その看護師さん曰く、
人種(国)や男女やその死因(病気)によっても違うんじゃないかとのことです。
男性はやっぱり振り返ってみると仕事ばっかしてたなぁって言う人が多いそうです。
仕事ばっかしないでもっと自由に遊んだり旅行行ったりすれば良かったなぁと。
個人的には仕事を第一に持っていかないと行けない時ってやっぱ絶対あると思うし、
面白い仕事をすれば良いんだろうなぁとかは思いましたが、
前述の5つの後悔することにも出てきた通り、
男性は「働きすぎた」と思う人は一定数いるそうです。
ただ、女性の方は逆に割り切ってる人が男性よりは多く、
「私はもう十分に生きたし、後悔してないので」と言う風に仰って、
実は抗がん剤とかの辛い治療みたいなのも受けない選択をする人って女性の方が多いんだそうです。
逆に男性の方が少しでも長く生きたいと思って、
辛い治療にも積極的なイメージがあると言ってました。
家族や友人との時間を優先すれば良かった
「家族や友人との時間をもっと大切にすれば良かった」
これも男性が言うことが多いと言ってました。
男はどんだけ後悔しとんねん!って感じですね。。
これはどちらかと言うと定年後の生活、
仕事が終わった後の生活や人間関係を構築し楽しむスキルが、
女性の方が高いのも影響してるんじゃないかなぁとの事です。
確かに男は優先順位の1番が仕事の人も多いので、
定年してからの楽しみ方は考えておいた方が良いのかもしれないですね。
「お金や老後のことを心配しすぎた」って言うのも、
この辺りが影響しているのかなと思いました。
恋愛に関して
恋愛に関しては実はめっちゃ多いんだそうですよ。
余談ですが、老人ホームとかでもトラブルの原因が、
じぃちゃん、ばぁちゃんの色恋沙汰だったりするんだそうです!
70、80の方でも色恋沙汰トラブルが頻繁に起こるんだそうです!
なのでもっと好きな人に積極的にアピールすれば良かったとか、
思い切って告白しておけば良かったとか、
マジで思うそうです!
好きな人がいたけど告白もせずに後悔してる人は頑張りましょう!
かなりの余談ですが、
僕自身は全くそう言うのがなく、
嫁さんとは運命の相手だと思ってるので多分大丈夫です!
「死」を定期的に意識しておいたほうが良い
とにかく若いうちから、死を意識するというのはあながち悪いことではなさそうです。
癌領域の方は一度は聞いたことがある、
スピリチュアルな苦痛ってあると思います。
癌を告げられた人は一定数必ず鬱になってしまったり、
「生」への問いとして、
・自分はなぜ生まれてきたのか
・自分の人生にどんな価値があったのか?
この辺りはスピリチュアルな苦痛の代表格だと言われています。
なので、リアルに「死」が目前に迫ってくる前に、
定期的に意識して、
最初から後悔の無い人生を歩むようにしておくと言うのは大切なことかもしれません。
お互いに後悔の無い人生を歩みたいですね!
ではまた!
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