製薬会社で英語のスキルはなぜ大切なのか?【読者さんからの質問】

英語力

どうもこんにちは、だいさくです。

ブログの読者さんから下記のようなご質問をいただきました。

お陰様で、最近いろんな種類のご質問をいただくことが増えておりまして、

回答するのにお時間をいただいてしまってすいません。

メールでも、コメントでも、ツイッターフォローいただいてる方は、

DMでも全然構いませんので、どしどしいただけましたら幸いでございます。

極力、今後同じようなことを考えてる方向けにブログで紹介していければと考えております。
(個人名や特定できるようなものは全てカモフラージュいたします)

全て確実に読んでいますし、キチッと返信いたします!

 

質問


だいさく様

こんにちは、ブログ記事拝見させていただきました。

私は現在地方大学薬学部に通う5年生になる男です。

製薬会社で働く上での英語力に関して質問をさせていただきたいのですが、

だいさくさんは製薬会社はグローバル企業だから英語はやっておいた方が良いと、

いくつかの記事で書いてありますが、

私の薬学部の先輩数人からはTOEICは会社に入るためにも必要だけど、

英語で話す機会はほとんどないと聞いています。

もちろんそれでも、今後英会話は習得したいと思ってるのですが、

何のためにやったら良いかというのがイマイチわかりません。

留学経験などは無く、英会話はあまり得意ではないのですが、

実際のところ、だいさくさんが英語を使う機会というのは

どれくらいの頻度でどのような時に使っているのでしょうか。

製薬会社で働く上で、英語のスキルはなぜ大切なのか?




私もいろんな記事で、製薬会社で働くのなら英語くらい話せないと、

何かあった時困りますよ、即リストラの対象になっちゃうかもよ?

といった記事を書いております。

英語が少しでも話せない人は、僕自身としては、お話にならないとすら思っています。

これが、40代後半とか、50代ならまだ逃げ切れる可能性ありますが、

40歳以下の人は難しいと思っています。

今日は製薬会社で働く上で英語はなぜ必要なのか?

なぜ英語を勉強しなければならないのかを書いていきたいと思います。

ずっとMRで良いなら英語はいらない

その先輩方のようにMRでいる分には、必要な英語力は、

文献読むくらいの英語力があれば特別必要ないと思います。

ただ、文献って基本的に決まった単語で構成されているし、

文献は英語力が向上したから読めるわけではなく、

ただの慣れです。

なので、実質英語力はMRでいる分にはそこまで必要にはならないと思います。

ただ、MR以外のステップに行きたいなら英語は必須です。

英語が少しでもできておかないと、

自分が恥かくし、めちゃくちゃ苦労するし、

結局英語ができないストレスに苛まれます。

そうすると、やっぱり自分のキャリアはMRという選択肢しか持てなくなります。

MRの80%はMRで終わるという、ミクスのデータがあるんですが、

それはそれで辛いものですよ。MRって若者でも、50代のおじさんでも、

基本的に同じ仕事をするんです。

英語ができないと、

20代の若者ができる仕事を50代でも続けるという選択肢しか選べないのです。

製薬会社で英語ができないと外人の奴隷になる

では、英語ができないとどんなストレスがあるのか?

英語ができないと本社勤務への道はまず開けないと思っても良いと思いますが、

英語ができないまま本社勤務(マーケや、MSL含み)するとどんなストレスが

おとずれるか?

まず一つ目が外人の奴隷になります。

外国人が間違ったことを言っていたり、

すっとんきょうな方針を打ち出したとしても、

英語が喋れなければ、

提言することもできないし、反論することもできません。

自分が言いたいことがあるのに、英語が出来ないせいで、

言いたいことが言えないっていうのは本当にストレスです。

拙い英語でも良いので自分の考えを表現できるくらいにはなっておかないと、

下にいる社員に迷惑かかるし、

無能な方針を野放しにしてる時点で、自分が無能扱いを受けます。

英語ができる無能人間に支配される

今は、英語が不自由なくペラペラ喋れる人の方が少ないです。

でも中には、大して現場感覚の持たない、ん?みたいな人が英語ペラペラであったばかりに、

上にいる外国人と密なコミュニケーションが取れるので、

外国人がその人の言ってることばかりを間に受けることがあります。

これがまた本当にあるし、しょっちゅうあるんです!!

営業の現場のことを営業じゃない英語が喋れるだけの人が決めてしまうのです。

我慢できますか?そして、自分の会社がそういう風に意思決定されていると思ったら、

どうでしょうかね。

なので、英語は絶対に必要だし、

英語ができないと本社勤務なんかできないですし、

仮にそうなってしまうと自分と自分の下にいる人間が被害を受けます。

てゆうか、英語が少しでも喋れない時点で、

会社にもよると思いますが、流石に本社には呼ばれない気もします。。。

現役MRの僕はどこで英語を使うか?




質問者さんのように先輩MRの方は英語を会社で使う機会があまりないと

仰ってましたけど、

僕の場合は、現在のバイオベンチャー ではしょっちゅう使いますが、

最初に入った外資系の時もそこそこ使ってました。

むしろ直近の内資系の時は使わなかったかなという印象です。

多分、あいつは英語が多少喋れるという印象を持たれていると、

そういう機会が訪れるんですよね。

外国人と同行する機会とか、

外国人がいる会議でプレゼンさせてもらえたりとか・・・

なので、先輩MRが英語を習得してないのであれば、

君だけは英語を勉強した方が良いです。

そこで英語の勉強を怠ってしまうと、

君に訪れるべき新しい世界をみる機会損失になる可能性があるわけです。

僕の会社は本当に小さい会社なので、

今はグローバル企画のお手伝いをすることもあったりします。

普通のメガファーマだと外人演者を呼んでくる時に、

現地法人の人間が手配したりすると思うんですが、

それすらできないことがあるんです。

そうすると、直接その演者にオファーをかけないといけないので、

学会で見つけて声かけるとかもします。

まぁ小さい会社あるあるみたいですけどね。

あと一番多いのは外国人との同行と会議ですかね。

それはしょっちゅうあります。

みんな英語は結構勉強してる

英語がある程度喋れておかないと、

君に訪れるべき新しい世界の機会損失があるというのは覚えておいても良いかもしれません。

ただ、現役MRは僕の印象ではみんなまぁそれなりに英語の勉強してると思いますよ。

以前の内資系のときでも、英語を使う機会はあまりなかったかもしれないけど、

勉強自体は結構してました。

僕自身はあんまりTOEICはどうでも良いかなと思ってますが、

TOEICやってたり、イングリッシュカフェに行ってたりとかで、

とにかく英語に対する意識は高かったと思います。

ただ、東京勤務してるからかもしれないですね・・

他の地域ではもしかしたらそこまで意識高い系ではないのかもしれないです。

TOEICの前にスピーキング!

最後になりますが、TOEICの前にスピーキングです。

マーケティング職に行くにはTOEIC800点以上とかボーダーがあるかもしれませんが、

そのボーダーって本当に英語が喋れる人が引いてるんですかね?

僕は恥ずかしながら、TOEICの点数は14年くらい前に受けたんですが、420点です。

多分、今受けてもそこまで変わらないと思います。

でもTOEICが820点の人が、

first of allをファーストオブオールと言ってるのを聞くと、

TOEICの意味無いな〜とか思ってしまうんですね。

これは、ファスタボ、です。

大人になると英語を文字で追ってしまうんですね。

だから、ファーストオブオールとなってしまう。

いわゆる耳コピしないとダメです。

聞いたものを喋る癖です。

一応僕が普段からやっている英語の勉強法をまとめたのがこちらの記事になります。

製薬会社の社員におすすめの英語勉強法9選!

比較的楽しんで続けられるかなと思います。

では!




 

 

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