楽天メディカルがついに営業部隊の立ち上げ求人募集を行ってるぞ!!

楽天メディカル

どうも、こんにちは、だいさくです。

待ちに待たれてた方も多いかと思いますが、

楽天メディカルがついに営業部門の立ち上げ募集を開始しましたね!

今回は本格的に営業部隊の募集がかかっています。

しかし、英語が基本必須(必ずでは無い)であったり、

医療機器の経験があると優遇されていたり、

はたまたMR経験を必ずしも必要としてないので、

なんと業界未経験者の募集もしています。

通常の製薬会社の募集内容よりは、少し特殊な内容であるので、

ASP-1929のデータも確認しながら、

しっかり吟味されて選考に進んだ方が良いのかなと思いました。

楽天メディカルがついに立ち上げ求人募集を行ってるぞ!!




今回の募集背景に関しては、

ASP-1929という薬剤になります。

この薬剤に関しては、以前ASP-1929に関してまとめました、

こちらの記事をご参照いただければと思います。

楽天メディカル(旧アスピリアン)はオンコロジーMR要チェックだよ!

調べた感じだと、この記事の情報以外に、

現在までにアップデートされている内容は、

厚労省で先駆け審査されたニュースと、

2019年ASCOにおけるポスター発表のお知らせが追加されています。

楽天メディカル社 アメリカ臨床腫瘍学会 (ASCO) 年次総会における 発表内容および展示ブース出展のお知らせ

ASP-1929が「先駆け審査制度」対象品目指定

まだ、P3の結果も出てないのですが、

厚労省において、ASP-1929に関する光免疫療法の画期性、

有効性等の可能性が認められ、

「先駆け審査制度」対象品目指定されたというニュースがあります。

「先駆け審査指定制度」の対象品目を指定しました

こちらが楽天メディカルのプレスリリースです。

楽天メディカル社 頭頸部がんにおける「ASP-1929」を用いた光免疫療法画期性・有効性等の可能性が認められ「先駆け審査指定制度」対象品目指定へ

この先駆け審査制度に指定されてから、

楽天の株価もグイグイ上がっていますね。

楽天は医薬事業以外にももちろん様々な要素が加わっているのかもしれませんが、

赤い矢印の部分が先駆け審査が発表された4月8日頃なので、

それからずっと上昇傾向にあります。

営業部隊も英語必須!?




楽天は公用語が英語を採用していたりと、

英語に対する意識の高い会社なのは有名ですが、

これまでの非営業部隊の方は全て英語必須でした。

また、営業部隊も基本的に英語が必須ですが、必ずでは無いという少し曖昧な感じです。

英語は、別に論文が読める程度であればOKと記載されていることが多いですが、

今回のASP-1929は抗体にIRDye700DXという近赤外蛍光色素を結合させる薬物複合体になり、

その薬物複合体に近赤外線を照射するわけですが、

その照射をするレーザー機器がドイツ製の物を使用し、

その辺の使い方関連も取り扱うようになるようです。

しかし、取り扱いに関する翻訳関連が追いついてないなどの問題もあり、

基本的に営業部隊の方も英語ができる方が好ましいとされている背景があるそうです。

楽天メディカルで求められるスキルは3つ

ということで、楽天メディカルにおいて求められているスキルとしては、

3つあります。

1、オンコロジー経験(特に固形癌)

2、医療機器の経験

3、英語

募集人数は20〜30名、面接は8月から

ちなみに営業の募集人数は20〜30名だそうです。

面接は8月から10月に行われて、

入社は現状の目安では1月、2月、3月と段階的に入社してもらうようになってるそうです。

かなり狭き門になりそうですが、

立ち上げにしては人数が多いと思いますので、

気合い入っているんだろうなという感じがします。

うまくいって上市するとなると、

2020年の中頃の薬価収載になるのではないかと思います。

募集内容もKAM(Key Account Manager)となっております。

ASP-1929はピカ新ではない(と思う)

ASP-1929は恐らく今年のASCOなんかで詳細が発表されるんでしょうけど、

まだ結果もしっかり出てないし、数本の論文しか出てないのに、

募集して大丈夫なのかな?と思いますよね?

僕も思います。

※2019年のASCO(米国腫瘍学会)において結果が発表されました。

楽天メディカル、光免疫療法P2a試験で結果発表

P2aの発表でしたが、

RR:43%(うちCR4人)
PFS:5.2ヶ月
OS:9.3ヶ月

という結果でした。

P3試験である、LUZERA-301試験は概要だけ発表されておりました。

もしかしてポシャってしまう事もあるんじゃないの?と、

その辺はまだわからない部分ですが、

今回のASCOの発表内容に加えて、

P2の論文や公表されている学会のデータを見ても、

めちゃくちゃ良い成績のものもあれば、かなり微妙なものもあります。

その辺は以前の記事でがっつりまとめたのでご参照いただければと思います。

楽天メディカル(旧アスピリアン)はオンコロジーMR要チェックだよ!

蓋を開けてみてP3のデータをしっかり見てみる必要があるのと、

あまり具体的なイメージ湧かなかったのが、

「標識」という文言がちょくちょく出てくるんですが、

抗体と色素を結合させるための作業なんだと思いますが、

その辺も通常の医薬品とは違うことなので、

投与に至るまでが通常の医薬品よりも若干煩雑になる気がします。

なので、楽天の薬剤は画期的なのは間違いないと思いますが、

ものすごいピカ新だという風に思い過ぎない方が良いかもしれません。

楽天メディカルの年収

この辺ははっきりとしたことはわかってませんが、

一部転職された方の情報だと結構高いと言う方と、

かなり低い提示をされたと言う方がいます。

話によると、前職の年収が優先されるわけではなく、

あくまでその人のポテンシャルに応じて提示するようになっているようです。

ただ、あくまで楽天の目安になるので、びっくりするような高額年収はでないと予想してます。

また、RSUもつきそうな感じではあります。

少し曖昧でごめんなさい。

最後に

楽天メディカル(旧アスピリアン)ですが、

何が良いって、日本の会社から出てくるのが良いですね。

導出しないでしっかり自社で販売もしていくというところも、

やっぱり良いですね。

社風とか、働き方とか、求められるスキルも違ってくるので、

面白そうです。

応募される方は是非頑張ってください!

今は多くのエージェントが楽天に関しては扱っていると思いますが、

ランスタッドが筆頭で扱っているそうです。

登録したらエージェントから電話面談の依頼がきますのでぜひ聞いてみて下さい。

また、希少疾患や立ち上げの転職情報にご興味ある方は、こちらの記事もご参照ください。

希少疾患(オーファン)系製薬会社への転職を考える人にオススメの転職サイト

ではまた!




コメント

  1. 独身MR より:

    医療機器とオンコ(固形がん)の経験を併せ持ってる人材という時点で、かなり限定されると思いますけどねー。
    医療機器と医薬品は同じ医療業界と言えど、全くの別物だと思います。

    医薬品から医療機器に転職していく人は常に一定数いるけど、それでハマる人よりハマらずに出戻ってくる人の方が明らかに多い印象ですし、機械からMRへの転職も(最近はほぼ無いけど)スタイルの違いからギャップに悩む人が多いし。

    • 大作 大作 より:

      そうですね、、、受けてないからわからないですけど、
      医療機器の経験がなぜ望まれているのかっていうのも実はあまりよくわかってないところであったりも。。。
      医療機器の営業のこと今色々聞いてるところなので、少々お待ちを!!
      いつもコメントありがとうございます!

  2. ガブ より:

    今回だいさくさんのブログに載せてもらったガブリエルです、皆様どうもです!

    こんな横文字ネームですが日本語OKですのでご興味・ご質問ございましたらお気軽にご連絡下さい!

    • 大作 大作 より:

      どうもどうもありがとうございます!
      おっしゃる通り日本語ペラペラなのでご安心を(笑)

タイトルとURLをコピーしました