どうもだいさくです。
最近ガンガン医療業界に入り込んで来ている、
DrJOYですが、
多分使用したことがないMRの方は、
もはやほとんどいらっしゃらないのかなと思います。
あくまでMR目線になってしまいますが、
昨今の訪問規制により、メーカーと医療従事者の接点を考える上で、
非常に痒いところに手が届くサービスですし、
特に薬剤部の先生にも重宝されていますよね。
今日はそんなDrJOYを設立された、
石松宏章先生の本を読了したので、
ご紹介させていただきます。
石松先生はギャル男
石松先生を一言で紹介しろと言われたら、
まずでてくるのが「ギャル男」だと思います。
こんな感じの先生です。
この写真は大学時代の写真ですが、
完全にギャル男です。渋谷です。
しかし、本を読んで思うことは、
この見た目とは裏腹に非常にピュアな心の持ち主で、
人のために何かするという事を一生懸命に考えている人だという印象を持ちます。
石松宏章先生をご紹介
石松 宏章(いしまつ ひろあき)
1984年大分県生まれ
ご実家が開業されており、小さい頃から医師を目指す
大分上野丘高校を卒業後、1浪して東京医科大学に入学
大学在学中チャリティーサークルGRAPHISを立ち上げ、
4年間代表を務める。
その収益でカンボジアのコンポントム州に小学校を建設。
その後沢山の苦労を重ね、カンボジアに念願の病院を建設
【書評】DrJOY社長石松宏章先生のマジでガチなボランティアを読んだ!
この本はかなり古い本です。
アマゾンで350円くらいで買えます。
2009年に発売された本で、石松先生がまだ学生の頃に書かれた本です。
この本を読むきっかけは、ツイッターで石松先生からフォローいただいたからです。
なんだこの人は?と思ってプロフィールを見たら、
なんと、あのJOYの設立者だ!と思って、
よく見たら、著書の欄に「マジでガチなボランティア」とあったので、
これは読むしかないと思って読むことにしました。
マジでガチなボランティア目次
プロローグ
第1章 こんな僕が、小学校を!?
第2章 波乱の幕開け〜病院建設・前編〜
第3章 奇跡が始まる〜病院建設・後編〜
エピローグ
付録 HOW TO START LOVECHARI
このようになっています。
全部で240ページで、比較的読みやすい本です。
舞台は大体2005年頃なので36歳の僕は23歳くらいです。
この本を読んだ感想
この本を読んだ率直な感想としては、
すげー!です。
石松先生は完全にギャル男ですし、大学1、2年生の頃は原宿でナンパして、
合コンして見たいな日々を送っている普通の大学生です。
でもサークルを自分で立ち上げて、運営していく過程で、
収益を何かの形で残したい、生きがいを感じたいと強く思います。
そして、友人から来た一通のメール
「カンボジアに小学校を建てない?」
というメールに触発され、結構簡単に建ててしまいます。
単純にすごいなと思います。
即決してそれを即行動する部分は本当に尊敬に値します。
印象に残る言葉
本は沢山ありますが、
本というのは伝えたいメッセージは1つだったりします。
僕は本を読むときに、この本でこの著者が一番伝えたいことは何か?
を考えながら読むんですが、
おそらくこの本で石松先生が伝えたいこと、
少なくとも僕に刺さった言葉は、
「知ってしまったら、それを伝える義務がある」って言葉だと思います。
この言葉はよく文中でもでてきます。
石松先生はカンボジアでの医療状況や、
子供達への教育状況を知ってしまい、
これは多くの人に伝えないと思い、チャリティーサークルを発足します。
病院建設のきっかけ
石松先生はカンボジアに学校を建設した後、
とあるきっかけで、カンボジアのプノンペンにあるAIDS病棟に立ち寄ります。
その際AIDS病棟の光景を実際に目で見て、大きなショックを受けます。
文中では3人の患者さんの話が出て来ますが、
その中の一人の患者さんに、
売春婦との性行為がきっかけでHIVに感染し、治療を受けなかったため、
AIDSが発症し、脳炎に至り倒れていたところを発見され入院した患者さんに、
「ここでの生活はどうですか?1日の生活サイクルを教えてください」と尋ねると、
「たべる、ねる、おわり」という答えが返って来ます。
ちょっとした誘惑に負けてしまったばかりに、
死と隣り合わせの状況に追い込まれてしまった絶望に石松先生は言葉を失います。
文中ではもっと詳しく書いてありますが、
石松先生がカンボジアに病院を建設のきっかけとなる一つの出来事になります。
病院建設に難渋
この本のメインは病院建設に関する石松先生の苦悩です。
ホリエモンが逮捕される前のライブドアとの協賛により、
お金を集められるが、その後ホリエモンが逮捕されサークルのイメージがガタ落ち。
ヤクザ屋さんに騙されかなり遠回りしてしまう。
発足メンバーとの決裂。
新木場のSTUDIO COASTでの大規模イベントの大赤字。
益若つばささんや、当時の夫の梅しゃんへのオファーなど。。。
この辺の話は非常に面白いです。
この本からは、
とりあえずやってみること、
諦めないこと、
その重要性を教えてくれる本です。
もしご興味ある方是非読んで見てください!
その後医師になる
石松先生はその後、普通に医師になります。
石松先生のブログの中で、沖縄での勤務状況などが書かれていますが、
あんまり更新されていないです。
おそらく内科医だと思います。
著書の中では糖尿病内科を目指してると書いてありましたが、
その辺はインターネットの情報では見つけられませんでした。
ブログの中で途上国(インド)への留学をされてたりして、
カンボジアに病院建設をした後にも
途上国への医療貢献への興味は途絶えていないと感じます。
2013年DrJOYが22億円調達!
そしてついに2013年DrJOYを石松先生が立ち上げます。
そして、2015年にDrJOYがKDDILABOにて、
史上初の3冠を達成します。
それが大きなきっかけとなり22億円の資金調達に成功します。
その時のことは、こちらのブログの中で紹介されています。
※石松先生のブログより
とてもイケメンですね。
DrJOYは製薬会社の経験を重視してる
ちなみに、DrJOY株式会社は求人を出しています。
僕のところにも結構求人きます。
僕はこの会社に関しては面白いなと思っています。
DrJOYでする仕事は、大学病院や総合病院の院長や、薬剤部長、事務長に対する、
営業活動になります。
今はかなり導入されている施設もありますし、
逆にJOYを導入してない施設は、MRと癒着?みたいな軽いイメージも湧いちゃうくらい
になってます。
年収面も前職を考慮してくれるみたいです。
比較的若手も多いですし、特に製薬会社での経験を重要視してくれています。
僕はジョブくるアプリからしか求人はこないです。
登録は3分でできますので求人とって見てください。
DrJOYはどうやってマネタイズしてるのか?
JOYって製薬会社はすぐ登録できますよね。
んで、無料です。
僕はずっとこの会社はどうやってマネタイズしてるのかな?って思ってたんですが、
多分ですけど、求人内容を見る限りは、
医療機関から月額制かなんかで徴収しているんだと思います。
JOYってすごい可能性があると思うんですよね。
いわゆるリストビジネスにも繋げられそうだし、
医師や薬剤師などの転職系にも繋げられそうです。
それくらいJOYのリソースはすごいなと思っていますし、
未来の可能性が広がっていると思います。
最後に
JOYという会社の可能性は個人的にはこの石松先生の人柄とか、
志、諦めない心っていうのが1番の大きな可能性だと思います。
それは今回の本を読んで強く感じました。
こういったベンチャーの会社の良い所は、
社長の人柄で考えられる所ですね。
ではまた!
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