製薬業界で初めての転職、上司との付き合い方など心がける事

転職

どうもこんにちは、だいさくです。

ブログをお読みいただいている読者さんから下記のようなご質問を頂戴しました。


だいさくさん

いつも楽しくブログ拝見させていただいております。

私は某大手の外資系製薬会社に勤務するものです。

私は20代の頃に今の会社に転職し、かれこれ20年ほど同じ会社で働いております。

様々な事情もあり、40代後半にして初めて同じ業界で転職をする事になりました。

幸いにも比較的好条件でベンチャー系の外資系企業に転職させていただく事になりました。

だいさくさんはベンチャー経験も豊富かと思い、

私も転職するのはかなり久しぶりで、

だいぶ馴れ合いのある環境だったため、

転職するにあたり心がけた方が良いことなどございましたら教えていただけないかと思い、

メールさせていただきました。

製薬業界で初めての転職、上司との付き合い方など心がける事




ご連絡いただきありがとうございます。

また幸いにも沢山のメールやお問い合わせを頂戴しておりまして、

ご連絡をいただいている方には、返信にだいぶ時間がかかっており申し訳ございません。

内容は確実に全て読んでおりますので、少々お待ちいただければと思います。

今回ご連絡いただいた方は記事化していただけるなら是非ということでしたので、

私も一応3回転職を経験しましたので、

その上で気をつけた方が良い事など5つに絞ってお伝えさせていただければと思います。

もし長らく転職されてない方など、ご参考いただけましたら嬉しいです。

1、上司との連絡方法を確認しておく

かなり基本的な内容になってしまうかもしれませんが、

自分が転職する際に重要な人物というのはやはり直属の上司との関係構築だと思います。

その上司がどんな人であれ、その会社から評価を受けている人なので、

やはりその関わり方を最初に失敗してしまうと自分にとっても良くないとおもいます。

なのでまず1番目として必ずやっておいた方が良いのは、

上司との連絡方法を確認する事だと思います。

これは僕も毎回やるようにしていて、

例えばその上司が電話で報告するのが良いのか、

携帯のショートメールを好むのか、

はたまたEメールの方が良いのか、

内容によって使い分けて欲しいのか、

その辺は最初に確認しておくと良いと思います。

まぁこれは転職に限らず、

上司が変わった時などにも有効なコミュニケーションの一つなのかなと思います。

2、自分の仕事に対して求めている事を確認する

2番目は、これも上司に対してですが、

特に今回の御質問者さんのようにご年配で転職される方は、

ご自身が考えているよりも大きな期待をかけられていたりすることがあるかもしれないので、

その辺はそれとなく上司に確認をしておくと良いと思います。

例えば営業職で転職された場合、

ご本人としては、とりあえず売れば良いんでしょ?と思ってるかもしれませんが、

実際には、もっとチームのためにこんなことをして欲しいとか、

営業と本社をつなぐような行動をして欲しいとか、

別の何かを期待してるかもしれません。

なので、自分がこの会社に転職して求められている(と思っている事)と、

自分の上司が自分に対して求めている事というのは乖離があったりするので、

お互いの期待値をすり合わせるというのはそれとなくやっておいた方が良いと思います。

これだけは知っておきたい「転職」の基本と常識 改訂新版

その「期待値のすり合わせ」というのは、

以前読んでこの本の中に書いてあって、なるほどなと思って実践するようにしてます。

いきなりの面談で面と向かって聞くのも微妙ではありますが、

会話の中で自分に対する期待値を意識してすり合わせるようにしておくと、

軋轢が起きにくいかと思うので良いと思います。

ちなみに、この本結構退屈な本なので読まない方が良いと思います。

3、謙虚に、ポジティブに、文句は言わない(特に最初は)




転職したら文句を言い出す人がたまにいます。

私の働いているようなベンチャー系の会社にもたまにいて、

「以前の会社は良かった」

「今の会社はここが良くない」など、

以前の会社で働いていた時はその会社の悪口ばっか言っていたくせに、

辞めてからいきなり褒め出して、

常にネガティブ思考で文句ばかり言うような人になってはいけないと思います。

何を勘違いしたか、「大手にいた」という事に価値を見出す人がいて、

会社が変われば、経営状況も変わるし、

投資されるお金も違って、担いでる看板の大きさや種類も変わってきます。

大手の看板があるからできた仕事や、

大手だからこそ賄えたリソースというのがあります。

その辺の事情をしっかりと理解して、

環境が変われば自分の思考もアクションも変えるべきなので、

その辺は前向きに捉えていくと良いと思います。

文句を言うな!というわけではなく、

仕組みの違いを理解して、理解できないなら謙虚に周りの人に聞いた方が良く、

大手の看板がなくなればただの一人の人間なので、とにかく謙虚に前向きに思考をしていく方が、

結果自分にとってプラスになるのではないかと思います。

4、目的と手段を間違えない

こちら最後になりますが、

今までの3つのことは比較的ベーシックな事でしたが、

この「目的と手段を間違えない」というのは、

私の働いてる会社の社長からちょくちょく言われる事で、

ちょくちょく言われるのでなんとなく僕も意識するようになったのですが、

例えばこの会社に入った目的は?と聞かれて、

「この会社は組織も小さいし、色々な事にチャレンジできると思いました。」

みたいな回答って、目的ではないんですよね。

それって何かの目的がある上での「手段の一つ」なので、

手段が目的になっていると、その後に行動を移した段階で、

目的(実際は手段)達成になってしまうので、

自分が働いてる意味がよくわからなくなってしまうのかなと。

そんな僕も今BD職に行きたいのですが、

それはやはりあくまで手段であって、目的ではないのですよね。

なので、目的と手段をごちゃ混ぜになって思考してしまうと、

特に転職した最初のあたりって、

「なんでこの会社に入ったの?」と聞かれることも多いと思うので、

上司やもっと上の人は、ハテナ?が浮かんでしまうこともあるかもです。

最後に

とりあえず思いつくままに書いてみました。

結構基本的なことが多かったかもしれませんが、

長く働いてると周りの人は自分のことをある程度理解してくれているので、

ある意味では居心地の良い環境から脱していくので、

以外に基本的なことを確認するというのも大切なことなのかなとは思った次第です。

会社が変わればめんどくさいこともあるし、

ありえないトラブルもあるかもしれませんね。

僕もまさか転職して数年後に毎日こんなに働いてるとは思わなかったです・・

以前に別件でご連絡をいただいた方からは、

「なんにしても後悔のないように一生懸命働くことが大切ですよね」という事を、

仰っていて、本当にその通りだなって思います。

是非後悔のないよう頑張ってください!

ではまた!




コメント

  1. いっくん より:

    いつもブログ楽しく拝見しております。
    私は某製薬内資系メーカーでMRとチームリーダーを兼任している35歳の者です。
    現在、転職を視野に入れています。
    というのも働き方を見直したいと考えております。
    毎朝7時に家を出て帰宅時間は20時半。
    そこから食事を済ませ、23時まで内勤業務を行うという働き方が常態化しています。
    このようなワークスタイルは製薬業界の他社では普通なのでしょうか?
    また35歳という年齢で転職市場というのはまだ勝負に出られるものなのでしょうか?
    最近、不妊治療を経て待望の子供(双子)を授かる事ができました。
    家族と過ごす時間を大事にしたいと考えるようになり、働き方について考えることが多くなったという経緯です。
    これまで転職経験はなく、転職のご経験がある「だいさくさん」に思いがけずメールしてしまいました。
    お手隙の時でも構いませんので、ご教示頂けると幸いです。

    • 大作 大作 より:

      すいません、全然ブログを見る時間がなくて遅くなってしまって本当に申し訳ないです。

      毎朝7時に家を出て帰宅時間は20時半。
      そこから食事を済ませ、23時まで内勤業務を行うという働き方が常態化しています。
      このようなワークスタイルは製薬業界の他社では普通なのでしょうか?
      →僕の場合、確かにこういう瞬間は幾度かありましたが、常態化してるという経験はなかったです。
      ただ、内資の時は会議も多かったし、報告も多かったので結構僕も遅くまで仕事してました。

      子供は本当に大事だと思いますし、うちの子はもはや11歳くらいになりあと2、3年したらほっといても大丈夫かなぁって感じなんですが、
      一緒にいられる時間とか、いなきゃいけない時間というのは絶対にあると思います。
      僕は絶対に家族ファーストにするべきだと思います。
      なので、転職するという選択肢も勿論ありですが、そこまで長く勤務されてリーダーも兼任されているというのであれば、
      転職の前に一度会社の上司とかに相談してみても良いのかなと思います。

      いきなり転職だと少しリスキーな気もしてしまいます。

      ちょっとちぐはぐしてしまうんですが、
      思い返すと、僕も子供達が小さい時は、一緒にキャンプ行ったり、旅行行ったり、一緒に寝たり、風呂入ったりしたのは、
      本当に良い思い出なんですよね。。。

      どうか、いっくんさんが良い選択ができるように心から祈っております!!!

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