どうもこんにちは、だいさくです。
皆様昨今いかがお過ごしでしょうか。
私はというとヤバイ程働きまくっており、
一時期コロナの関連でまったりしてたこともありましたが、
今はコロナ禍は収束するというのが前提で考えられていたりというのもあって、
アフターコロナの企画やらなんやらで大忙しの毎日を送っております。
なんか4月になって部署移動された方も多いという事で、
本社勤務になりました！というご報告をいくつか頂戴いたしました。
何か本社勤務する上で辛いかったことや気をつけたほうが良いことなど教えてください
とのご依頼をいただきまして、
僕も一応本社勤務して２年以上経過したので、
その辺の僕の激務ぶりをリアルにシェアして参りたいと思います。
38歳の製薬会社本社勤務の僕の激務ぶりをとりあえず聞いてほしい
僕自身は営業戦略の仕事をしているんですが、
いわゆるセールスマーケティングのような仕事も併設した部署になっており、
ちょっとキャパオーバーなくらいなので、もしかしたら大手の会社とは少し違うかもですが、
KOLの先生方の所に訪問したりして他社のマーケの人の疲れ切った顔を見たりすると、
まぁどこも同じもんなのかなぁと思ったりはします。
なんとなく製薬会社の本社って都心の一等地に立派でお洒落なオフィスに勤務してみたいな、
ある種キラキラしたイメージがあるかもしれないんですが、
僕だけに限らずだと思いますが、かなり疲弊している人も多いのかなと思います。
以前の企画でMRエピソードを話してもらう時に、
優秀なMRの人が本社勤務になってから壊れてしまったエピソードがあったのですが、
確かに全国回って沢山の先生方とお話しする事で日本全体を見れたり、
ある意味本社勤務しておく事で将来の選択肢が増えるという利点もあるかと思いますが、
それなりに目的や目標をしっかり持っていないと本当に潰れてしまう人もいるので、
あくまで僕の視点ですが何故本社勤務すると疲弊するのか？
本社勤務後に訪れる落とし穴的な部分を書いていければと思います。
本社にいるのは偉い人ばかりである
本社に入った途端、現場の時にはお目にかかる事がなかったような、
偉い人だらけの空間に入る事になります。
あなたがもし現場でブイブイ言わせていたスーパーMRだったとしても、
本社に入った途端、
一気に新人的扱いになりますし、覚えることも山のようにあります。
周りにいるのが社長や取締役、本部長など偉い人が多いので、
まず自分に発言権があるわけもないですし、
そういった方達から降りてきた仕事はすぐに取りかからないといけません。
なので当然自分の仕事に自由度は少ないです。少ないというか皆無です。
とにかく、
とにかく！
人の為の仕事が９割以上を占める事になり、人のために生きる事になります。
特に最初は簡単にいうとパシリみたいな感じです。
でも聞かれた時には自分の意見をしっかり言えるように準備しておかないといけなかったり、
なので、「ある程度ここまで区切りをつけて・・」みたいなのがありません。
仕事は次から次へと自分の元へ舞い込んできますし、
目の前の仕事を片つけなかったら次の仕事が溜まる一方なのですぐに取り組まないとならず、
時期にもよりますが、自由な時間も休む時間も本当にありません。
自分に求められるレベルも周りの社員のレベルも高い
製薬会社の偉い人達って基本的にめっちゃエリートなんですよね。
めっちゃエリートの人達って体力が鬼のようにあって、
四六時中働いて、疲れている時でも頭だけはしっかり働かせている感じで隙が無い感じ。
それは偉い人達だけに限らず、いわゆるジュニアのようなポジションの人でもその傾向があります。
ガッツもあって理路整然と論理的にしっかり伝える技術もある人が多いので、
当然自分もそのレベルに合わせる努力をしないといけません。
めちゃくちゃ言葉悪いんですが、
自分の評価を上げてくれるのは周りにいる仕事ができない人だったりするわけです。
営業マンだと数字で評価が決まる部分が大なり小なりあると思いますが、
そういった定量化された指標が無いので、
周りにエリート社員ばかりいる環境だと、
エリート集団の中で高い評価をもらうことの厳しさを感じる事になるかもしれず、
ある意味では現場よりも競争が熾烈である事があると思います。
家族を蔑ろに、仕事ファースト！
僕のような家族ファーストの人間には結構きつい部分があって、
仕事を人生のプライオリティとして一番に考えている人が多いので、
僕は家族も大事なので、土日の子供の野球とテニススクールは必ず見に行きたいので、
土日も夕方からまた仕事したりしてます。
まぁ部署やどのようなポジションでの仕事かにもよるんですが、
現場を回っていた時のような自由度は皆無になりますので、
ある程度、これまでのような家族との過ごす時間が少なくなるのは覚悟したほうが良いかもしれません。
ちなみに僕は先週月曜日の朝一の飛行機で北海道に出張してまして、
その後四国、大阪、東京と出張続きで家に帰ったのは金曜の夜だったりしました。
なので、正直副業とかでブログ書いているような人はまずいないと思います。
僕もそうなんですが書く時間がほぼ無いんですよね。（と言いながら今書いてはいるんですが）
株や不動産投資はかなりやってるイメージですけどね。
製薬会社の本社勤務は結局どうなのか？お得？損？
僕の会社の場合は本社勤務すると営業手当が丸々無くなります。
大手の場合はその分残業手当がついてむしろ年収が上がったりしますが、
僕は管理職なので残業手当は一切つかずで、営業手当、そして日当分が丸々無くなりました。
なので、年間にすると130万くらい見入りとしては無くなりました。
年間130万円削ってでも行く価値があるのか？というと、
答えとしては「人による」と思います。
冒頭にもお伝えした通り、何か目的や目標をしっかり持ってないと本当に潰れてしまうし、
しかも年収まで下がったとなれば尚更です。
例えば僕のように年収が130万下がったという事は、
今の年収から年間130万支払いしてでも経験したい価値のある事なのか？
という天秤にかける必要があるのかなと思います。
僕は今の会社で事業開発に行くという目標があるので全然耐えられますが、
（というより慣れました）
結構耐えられない人を多く見てきました。
ただ、特に大手の場合は出世とか自分の目標をある程度諦めて、
いわゆる一般の内勤職に行ければ結構勝ち組のような気がします。
もちろん年収は下がってしまいますが、
僕は大手の会社で働く価値ってある意味出世を諦めてからなんじゃないかと思う部分があるので、
自分のライフイベントに合わせて異動できたりすればそれはそれで良い事だと思います。
基本的に転勤もないですし。
なので人によるのかなとは思いますが、
営業部門とか数字に責任を持たないといけない部署の場合は激務なのはある程度覚悟しておいたほうが良いのかなと思います。
ではまた！
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