オンコロジーMRの年収を現役MRがぶっちゃける!

オンコロジーMR

みなさんこんにちは。

現役オンコロジーMRのだいさくです。

私は27歳の時、異業種から外資系製薬会社にオンコロジーMRとして入社しました。

その後32歳の時にその経験を生かし国内大手製薬会社に転職することができました。

オンコロジーMRの年収は他領域のMRと比べても高いです。

というよりオンコロジーMRでなければ32歳で年収1000万は無理!

といっても過言ではございません。

そんな高年収オンコロジー領域のMRである私が、

なぜオンコロジーMRの年収が高いのか?ということをまとめてみました。

オンコロジーMRの年収はどれくらい?




私が最初の会社を辞めるときの年収は270万円でした。

その後外資系製薬会社に入社した時に570万。

5年後に退職する時は890万でした。

その後国内の製薬会社に転職して、

32歳の時に初めて年収が1000万を超えました。

34歳現在では1180万です。

最初に私がオンコロジーMRを選択していなければ、

恐らく32歳で年収1000万を超えることは不可能だったと思います。

オンコロジーMRの年収は総じて他領域MR(オンコロジー以外のMR)

よりも高い傾向にあります。

転職サイトのDODAがまとめたデータでも

オンコロジーMRの年収は、

非オンコロジーMRの年収と比較して

平均的に100万円以上高いというデータがあります。

また、市場価値が高いため転職回数も多い傾向にあるそうです。

では、オンコロジーMRの年収はなぜ高いのでしょうか。

オンコロジーMRの年収が高い理由①1人で稼いでる金額が違う

昨今の製薬業界ではオンコロジーラッシュといっても過言ではないぐらい、

抗癌剤の新薬が立て続けに登場してます。

約10数年前から、

癌がなぜ癌になるのか?(モリキュラーターゲットと言います)

というのが分かり始めてきました。

それまでは様々な要素が絡んで癌になると考えられていましたが、

いくつかの癌(特に血液癌や肺がん、乳がん、消化器系癌の中の一種)

ではたった一つの要因(遺伝子変異)が原因であるということが分かってきました。

製薬会社はたった一つの要因(遺伝子変異)

をターゲットにする薬を作れば良いということになり、

その後様々な抗癌剤(分子標的治療薬)が登場したわけです。

代表的なものにイマチニブイレッサが有りますが、

こういった分子標的治療薬は

劇的に癌患者さんの予後を改善しました。

また、新しい抗癌剤である分子標的治療薬の良さは効果が高いということだけでなく、

これまでの抗癌剤と比べると比較的つらい副作用を経験することなく、

質の高い生存を得られることになったことにあります。

しかし、このオンコロジーラッシュはまだまだ序章の始まりで、

現在でも沢山の分子標的治療薬が様々な癌腫で開発されています。

こういった分子標的治療薬は他の生活習慣病薬と比べても

かなり高額であるため、

オンコロジーMRは一人当たりの売り上げ金額が高いです

これは担当してる施設や地域にもよりますが、

たとえば糖尿病領域のMRは

月平均大体500万くらいのノルマになりますが、

オンコロジーMRは最低2000万以上のノルマを持っていることが多いです。

私が以前勤めていた外資系ではノルマは月平均大体5000万円でした。

これはいたって当然のことですが、

1人で稼いでる金額が違うので、

必然的に他の領域のMRよりも給料が高くなります。

私(34歳)オンコロジーMRで1180万ですが、

生活習慣病領域では900万もらえればかなり良い方だと思います。

私はたまたまオンコロジーを選んだんですが、

同じMRをやるなら給料が高い方が良いですよね。

オンコロジーMRの年収が高い理由②市場価値が高い

オンコロジーMRは他のMRと違って勉強がとにかく大変です。

癌患者さんは癌がある場所だけに苦しんでるわけではないのです。

担癌状態(たんがんじょうたい=癌をわずらいながら生きてる人)の患者さんは、

癌のある場所だけに痛みがあるわけではありません。

癌が転移してる場合では、

様々な臓器に障害が出てきます。

肝蔵や腎臓、時には脳にも症状がでます。

さらに抗癌剤を投与することにより、

血液の中の免疫機能が下がり感染症にかかってしまったり、

手足がしびれたり、

皮膚症状や下痢など様々な副作用と戦わなければなりません。

オンコロジーMRは自社の抗癌剤だけの勉強をすればよいわけではなく、

副作用の対処法から合併症の管理まで沢山の知識を必要とされます。




また抗癌剤は1剤だけで投与することは少なく、

他の抗癌剤と併用して使うことが多いため

他の抗癌剤の勉強も必須になります。

そのため、これまでのMRと違い高い学術知識が求められます。

また、先ほどお伝えしたようにオンコロジーラッシュと言っても過言ではない、

現在の状況ですので、他の製薬会社から新しい抗癌剤が出るとなるとスカウトが来ます。

その際にオファーをもらった製薬会社は必ず現在の年収よりも高い(平均100万円UP)

金額を提示しなければ引き抜くことができません。

非オンコロジーMRですと中々新薬は出ませんし、

でても現在いるMRでまかなうことができるわけです。

オンコロジーMRは替えが効かないので、

新しい抗癌剤がでると、

製薬会社は多少年収が高くても必ず引き抜きたいのです。

そうして必然と年収が高くなるわけです。

オンコロジーMRの年収が高い理由③オンコロジーMRは製薬会社の利益を引っ張っている花形領域である

これまでお伝えしたように

製薬業界を取り巻く環境でオンコロジーMRの価値は非常に高いです。

これは業界全体に限らず、

各製薬会社の中でも

会社の利益を引っ張っているのはオンコロジー領域!

というところは多いです。

①でもお伝えしたとおり1人あたり稼いでる金額が

非オンコロジーMRと比べても異なるため

会社の中でも花形領域になります。

私が最初にMRを始めた外資系でも

オンコロジーMRの給料の上がり方や

ボーナスの利率は他の領域と比較しても高い傾向にありました。

オンコロジー+転職で年収は跳ね上がる

オンコロジーで失敗してる会社はやはり儲かっていないですし、

オンコロジー領域に取り掛かるのが遅かった日本の企業は

現在あわててオンコロジーの開発に着手してます。

そのため今後オンコロジー領域で募集がでるのは

国内企業が多いのではないかと思います。

基本的に年収が上がるGoodタイミングは、

自分が今までやってきた仕事にこれから参入してくる会社に入ることです。

オンコロジーMRの門はいつでも開かれている

外資系は出入りが激しいので

オンコロジー領域の募集はいつでも行っていますし、

オンコロジーMR未経験でも入社できるチャンスがあります。

もしくは現在募集が無くてもしばらくしたら募集がかかりますので、

もしオンコロジーMRに興味のある方でしたら、

転職サイトに登録して情報を取らないと損してしまいます。

私は現在でもビズリーチとDODAに登録して情報を継続的に取ってますが、

ご興味ある方はこちらも参考にどうぞ。

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最後に

いかがでしたでしょうか。

オンコロジーMRは非常にやりがいのある仕事です。

確かに勉強は大変です。

ただ、医師の先にいる患者さんのために働けるMRはオンコロジーMRだけです

医師、薬剤師、看護師から情報を求められるのもオンコロジーMRだけです。

私もオンコロジーMRを最初に選択していなければ、

ここまでMRという仕事に魅力を感じていなかったと思います。

魅力を感じていたからこそ、ここまで必死にがんばれたし、

そのおかげで32歳で年収が1000万円を超えることができました。

最初の会社で年収が270万円だった頃には想像もつきませんでした。

もしこれからMRを目指そうという方やオンコロジーMRになりたいという方、

是非挑戦してみてください!

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それでは!




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