製薬会社のMRに海外勤務の可能性はあるのか?必要な英語力とは?

MRの海外勤務

みなさんこんにちは。

現役MRのだいさくです。

私は27歳の時にMR未経験中途入社で外資系MRに転職いたしました。

現在34歳で年収は1,200万円になりました。



とにかく海外勤務がしたい!

私は現在では、外資系製薬会社を退職して、

国内の大手製薬会社に勤めて3年が経ちました。

そもそも何で国内製薬会社に転職したかというと、

海外勤務がしたい!からです。

なぜ海外勤務したいのかと言われると、理由は沢山あって、

・自社の製品を海外で展開したい!

・日本だけでなく病気に苦しむ世界の人々に貢献したい!

・世界の医療情勢を生で感じたい!

・かっこいい!

・英語ペラペラになりたい!

・海外経験を職務経歴の一つにしたい!

・子供をバイリンガルにしたい!etc…

まぁ最後の方は私利私欲が凄いですが….

海外勤務のチャンスは外資系には無い

いやいや、外資系にいた方がチャンスはあるんじゃないのか?

と思う方もいらっしゃるかもしれません。

実際結構そのようにいわれるのですが、

外資系というのはそもそも本社が日本以外の国にあるわけです。

私が元々いた会社はアメリカ系でしたので、

アメリカからみた時に日本はあくまで「日本支店」になるわけです。

私のように日本支店で採用された人間には残念ながら、

海外で働くチャンスというのは皆無に近いんです

本社(アメリカ)に教育とか、研修目的で半年なり、

1年なり行くことは可能ですが、

いわゆるビジネスとして海外勤務をすることはかなり難しいわけです。

製薬業界をグローバルでみた時に、

日本はかなりの後進国になります。(売り上げは大きいです)

よっぽど日本人にしかいないような疾患でない限り

新薬の臨床試験を日本を中心には進まないし、

進まない医療制度になっています。

グローバルからすると日本は出た薬の市場規模は大きいですが、

残念ながらそれ以上でもそれ以下でもないのです。



日本の製薬会社の海外勤務の可能性は高い

外資系にいた時、そっか~今の会社にいても海外勤務できないのか~

と考えていた時に同じ担当先の、今の会社のMRから、

オンコロジーが立ち上がるから来ない?と誘ってもらいました。

そこでよく話を聞くと、

なんと!

日本の会社の方が、

海外に行けるチャンスが格段に高いではありませんか!!

まぁ当然なんですが、

日本の製薬会社は日本に本社があるので、

アメリカ支店、シンガポール支店などがあるので、

海外勤務の可能性はだいぶ高くなります。

ということで、少しでも海外に行けるチャンスがある会社に行きたいと思い転職しました。

入社してみるとチャンスはあるが、、、

入ってみるとどうでしょう。

確かに海外に行けるチャンスは、前の会社より100倍高いです。

いや、1,000倍以上かもしれません。

実際、私が今いるオンコロジー領域の100人に1人は海外勤務のチャンスをつかんでいます。

しかし、、、かなりハードルが高いのです。

もともと日本の社員が何人も海外に行ってるんですが、

アメリカやヨーロッパの方からかなりクレームが来てるんだそうです。

・彼ら(日本人)は何しに来ているんだ?

・語学留学してるわけじゃないんだろ?

・もっと仕事できるやつをよこせ!

いや、日本人が優秀じゃないわけじゃないんです。

文化が違いすぎるんです。

そこに順応できないで、帰国する人が後を立たなかったそうです。

だから、現在では現地で人を雇う方向にシフトチェンジしており、

日本から日本人を海外に送り込む機会があまりないんです。

まして、私のように海外経験が無く、

英語も流暢に話せないとなると難しいんだよね。

海外赴任したいMRに求められる英語力は?

MRに英語力は必要ない?

現在多くの製薬会社で新卒入社の人間にはTOEIC700点以上など、

一定の英語力を求めています。

私のこれまでの経験上ですと、ただMRをやるだけなら、

英語はできる方が良いができなくても大丈夫。って感じです。

普段MRの仕事をしている時に英語が必要になることはあまり多く有りません。

文献を読む時や海外の学会情報を調べたり、

勉強したりする時だけです。

その辺は慣れなので全然余裕です。

英語の必要性は外資系と国内企業で大きく違う

しかし、私が外資系にいた時は営業部長が外国人であることがあります

外国人と言っても中国人だったり、韓国人だったり。

私の場合はフィリピン人でした。

どうしても部長が会議に参加するケースもありますので、

そういった時は全て英語で話さなければなりません。

プレゼンも基本的に英語を交えて行うことも有ります。

私はその場のノリとジェスチャーで何とか乗り切ってましたが、

英語でしっかり伝えられる人をみていると本当にうらやましいですし、かっこいいですね。

Startup Stock Photos

英語を使う機会がない国内企業

一方現在の国内企業では、会社の中で英語を使う機会は全く有りません。全く。

ただ、国内企業も最近では外国人が多く入社している会社も多いので

近い将来は必要になるかもしれません。

・外資系の方が英語を使う機会は多いけど、海外勤務の可能性はない。

・国内企業は英語を使う機会は無いけど、海外勤務の可能性がある。

とまぁそんな感じです。

 

抗癌剤MRならアジア勤務ならいけるかも…

ただ、国内でもアジアであれば可能性があります。

というのも、特に抗癌剤はアジアの中で日本でしか使用することができない薬が沢山有ります。
日本はドラッグラグを叫ばれてる時期もありましたが、

現在ではアメリカ、ヨーロッパの次あたりに承認されるようになっています。

しかし、抗癌剤は特にアジアで承認されるのがめちゃくちゃ遅いです。

なぜかというとあまりニーズがないからです

アジア圏というのはまだまだ貧しい国が多く、

日本での死因の第1位は癌ですが、

他のアジア圏では脳卒中や、

心筋梗塞などが多いのが現状です

そのため抗癌剤のニーズよりは、

血圧の薬などの、生活習慣病の薬の方が求められる傾向にあります。

しかし、お隣韓国や、中国も経済成長が著しく長生きする人が増えてきました。

特に中国人は日本に自費で癌治療を行いに来る

いわゆるインバウンド医療を受けている人も沢山いるのです。

そういったことから、アジアでも抗癌剤のニーズが昨今急激に増加してきているのです。

私はアジアでもどこでも行きたいので

今後はアジア圏であればいける可能性はあるかもしれません。

みんな英語の勉強めちゃくちゃしてる

海外勤務を夢見てる社員は私以外にも沢山います。

このブログ記事を見ている方も恐らくそういった方なのだと思います。

実はみんなが想像してる以上に、みんなめちゃくちゃ英語の勉強してます。

口では「そんなしゃべれないっすよ」とか言いますが決してそんなことはありません。

そんな僕も今は結構しゃべれます。

帰国子女なんかも周りにたくさんいるのが製薬会社ですので、

そういった人たちに負けないように現在でもめちゃくちゃ勉強してます。

海外勤務したいならとにかくスピーキング力!

海外赴任を目指すMRに求められる英語力ですが、

会社にもよりますが、TOEICの点数はあまり関係ありません。

まぁ750点くらい取ってればスタート地点に立ってはいると思います。

重要なのはスピーキングです。

TOEICは別に受けなくても良いです。

スピーキングさえできれば。

私が海外赴任に関する人事担当者に掛け合って聞いてきた、

どれくらいのレベルのスピーキング力が必要なのか?

と問い合わせて出てきた回答がこちらです。

・外国人の前でプレゼンできるレベル

・雑多な環境でもディスカッションができる(静かなところで1対1ではない環境)

・TOEFLのSpeakingが「優」のレベル

これくらいのレベルであれば上司があなたを海外赴任に薦められるレベルになるそうです。

ベルリッツとかAEONはダメ

とはいっても海外経験をしてない人間にとっては中々難しいと思います。

私は一応上記の条件はクリアできました。

私は2年ほど前までは、月に10万ほどかけてベルリッツに通ってましたが、

成果を感じられずにやめてしまいました。

ベルリッツとかイーオンで失敗してる人は多いと思いますし、

実際かけてるお金ほど意味はないと思います。

現在ではベルリッツなどの高額なものはやめました。

何より教室までに行くのが面倒ですし、高いです。

ペラペラレベルに達した勉強法

私もスピードラーニングとか、NHKラジオ英会話とか

とにかく何でもやりました。

私の考えるベストな英語学習法はスタディサプリレアジョブです。

私は、毎日早朝に1時間ほど早朝イングリッシュを行っています。

スタディサプリは英語の基礎に必要な要素が全て入っており、

月額980円、1日換算にすると33円で、

ディクテーションからスピーキングまで日本トップの有名講師のレクチャーの元学べます。

このサプリのおかげで英語習得の障壁が極端に下がったと言われています。

これは本当に凄いので是非試してみてください!

僕は朝起きた時にまずこのアプリで英語から始まる朝を迎えるようにしています。

一週間無料体験できますし、月額980円で行えます。

スタディサプリ ENGLISH

ちなみに上記のリンクから入るとキャンペーンコード(クーポンコード)の入力

がでてきますので「TRY2016」と入力すると無料体験期間が1週間から1か月になります!

まだレアジョブやってないの?




レアジョブをすでに行ってる人はスルーしてください。

スピーキング力向上に、

レアジョブで1日1回の25分レッスンは必須です。

1日1回じゃなくても、コースは1週間に1回とか、月に何回とか選べます。

大体1回のレッスンが129円です。

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こんなにコスパの優れたものはありません。

無料レッスンだけでも一度試してみてください!

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スタディサプリで基本を学び、レアジョブでとにかくアウトプットする。

これで半年もやれば随分しゃべれるようになります。

英語の勉強は簡単で安いなと実感できます。

ベルリッツやAEONの1か月分のお金で、

スタディサプリとレアジョブなら2年間は学べます。

しかも得られる効果はこっちのほうが断然高いです。

ビジネス英語を学ぶ

普通に日常会話なら上記の2つでかなりのレベルまで行けますが、

ビジネスの現場で英語でプレゼンできるレベルっていうのは中々難しいです。

ライザップイングリッシュはご存知ですか。

ベルリッツやイーオンと年間金額はそこまで変わりません。

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完全にビジネスマンのスピーキングに特化したプログラムなので、

英語でのプレゼンスキルやビジネススキルを身に着けたい人は

チャレンジしたほうが良いと思います。

まぁベルリッツほどではないですが高いので、

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TOEICの点数は関係ない

重複しますが、TOEICの点数は製薬会社に入社するためには

700点以上必要なケースがありますが、

海外勤務に関しては全く関係ありません。

要はスピーキングです。

しゃべれればTOEICを受けていなくても良いのです。

実際私も受けたことありません。

たとえば、本社に行った時とか、外国人が講演に来たときに英語で質問するとか、

周りの人の前で流暢にしゃべればよいのです。

そういった細かいアピールを行っておけばチャンスはつかめます。

いつチャンスが起きても良いように日ごろから勉強しておけば良いのです。

できれば早く海外勤務がしたい!

ただ、やはりもっと早く海外勤務はしてみたいんですよね。

海外勤務の求人って結構たくさんあるんですよね。

私の場合は年齢も制限があるし、家族がいるので思い切った決断ができないです(悲しい)

海外勤務の求人は間違いなくビズリーチが業界ナンバーワンです。

勤務地別に優れた求人を持っています。

僕がもし20代前半なら絶対チャレンジしてます。

製薬会社はかなりオープンなので一度別の職種を経験してからでも十分戻れますし。


会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』

海外勤務は有料案件のことが多いですが、

大体2か月程度は有料案件が無料でみれますので、

一度情報取ってみても良いと思います。

もちろん製薬業界の海外案件もあります。

※履歴書と職務経歴書をアップロードする必要があります。

もしくは、チャットで「海外勤務の求人」と入力するだけで、

AIが勝手に検索してくれるアプリもあるので一度見てみるのも良いかもしれません。

ジョブくるチャット

最後に

結論としては、今すぐ英語を生かせる会社で製薬企業であれば、

間違いなく外資系です。

しかも小さい規模の外資であればあるほど良さそうです。

将来的に海外勤務が希望であれば間違いなく国内企業です。

まぁMRだけやっているのであれば現状英語はほとんど必要ないと思います。

30代後半くらいの人なんてほとんどしゃべれないですからね。

それでは夢の海外勤務目指して頑張りましょう!!


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