どうもこんにちは、だいさくです。
早期退職など沢山の退職金をもらった方、いらっしゃると思います。
エーザイがリストラ(希望退職)開始!積み増し退職金が60ヶ月だと!?
エーザイの割増退職金は、1人当たり2200万みたいですね。
割増だからね。普通の退職金とは別でプラス2200万円。。。
エーザイに限らず大きい内資系だと早期退職で辞めちゃった方が、
退職金という意味ではお得そうですね。
退職金控除の範囲では賄えないだろうけど、
それでもこれだけ大きな金額がいきなり入ってくるという経験も中々できないと思います。
製薬会社の退職金はいくらくらい?
一般企業での退職金、仮に22歳から60歳まで働いた場合だと、
経団連の調査では、平均2,374万円と言われているそうです。
では高年収の代表である製薬会社の社員の退職金はいくらかというと、
残念ながらデータはありませんでした。
製薬会社(MR)の退職金の金額はいくら?現役MRがぶっちゃける!
こちらの記事で詳しく書きましたが、
僕が最初に勤めていた外資系では、
全ての社員の平均で3,980万円と言われてました。
営業部門では、
課長クラスで:6,000万
部長クラスで:8,000万
本部長クラスで:10,000万
と言われてました。
まぁ入れ替わりの激しい外資系で、
30年以上勤める人が果たしてどれくらいいるのかってのはあるんですが、
それでも大金ですよね。
ちなみに、僕の以前勤めていた大手の内資系の方が退職金は高かったです。
上述の外資系の退職金のプラス20%くらいが大手内資の目安になると思います。
僕の今の小さな会社では積み増し退職金という制度が導入されて、
1ヶ月に10万円ずつ積み立てられて、
年間120万×勤続年数が退職金として付与される制度が2019年から導入されました。
導入の背景は、
全員が他社からの転職者であり、
20年以上勤めないと旨味がない退職金制度は導入できない、
退職金がないと良い人材が集まらない、
できるだけ長く勤めて欲しい、という思惑があるそうです。
10年勤めて1,200万なので僕は全然嬉しいです。
良い会社だなって思ってます。
※積み増し退職金制度という名前は僕の造語です。一般的に「退職金」と言われてます。
退職金の使い道は5割以上は貯蓄
では、その大金である退職金ってどのような使い道になっているのでしょうか。
こちら博報堂がまとめたデータですが、
50%以上が貯蓄、次が消費、投資、ローンの返済。
ローンの返済は妥当ですね。
消費は一体何に使ってるかっていう詳細データもありました。
退職金を投資に!という甘い罠
上述のデータでは、15%の方が投資に回しているとありますが、
元々投資をしていたのであれば、全然OKだと思うんですが、
退職金目当ての資産運用で、特に銀行の窓口で手続きを行うような資産運用や、
投資は絶対やめた方が良いです。これは絶対です。
なぜならものすごい割高だからです。
銀行員の給料とか、銀行の家賃とか、
そう言った経費が手数料に乗せられていて、
銀行が儲かる投資(信託)しか紹介されません。
銀行でやるくらいなら、
今はネットで証券口座を開いて、
国内外のインデックスとか日本国債買ってる方がまだマシです。
普通に楽天証券とかで良いと思います。
ポイント還元できるし、使わないポイントも投資に回せる、
何より使い方が簡単です。
取引銘柄が1900くらいでSBIと比べるとやや少ないですが、
そんなに沢山あっても選べないので、
まぁ楽天かSBIあたりが手数料も安いのでおすすめです。
僕は楽天使ってます。
製薬会社で退職金を沢山もらった人に超おすすめの優待株投資をご紹介するよ
やっと本題ですが、退職金をもらっても50%以上の人が貯蓄に回すっていうのは、
今後の年金減額への懸念だったり、
これから収入がなくなるかもしれない生活を考えるとやっぱり不安だからですよね。
ただ、貯蓄に回してもお金がお金を稼いでくれるわけではありません。
だから投資信託やってみようか〜と思う人が一定数いて、
そんな時に銀行から退職金が振り込まれたきっかけで電話がかかってきて、
ついつい割高な投資信託に手を出してしまうってことがあるんだと思います。
そうならないためにも、
普段から金融リテラシーみたいなのはつけておいた方が良いと思うんですが、
中々そう言った時間も持てなかったりする中で、
退職金をいただいてから改めて「投資」を考える方にお勧めしたいのが、
「株主優待投資」です。
株主優待投資は何が魅力か
株主優待投資は、特に年配者の大きな金額の退職金をもらった方に、
是非興味を持ってもらいたい投資方法です。
株主優待とは?
株主優待は上場企業の会社の株を購入することで、
1年に1回ないし2回程度その会社からもらえる「優待」のことです。
製薬会社の株やいわゆる新興バイオ株には優待が付いてないことが多いので、
馴染みがなかったりするかもしれませんが、
とても便利な制度です。
例えば、僕が保有している優待目的の株で「コメダホールディングス」があります。
コメダホールディングスは中京発祥の「コメダ珈琲店」を運営してる会社です。
この会社の株を購入すると2月末と8月末に1,000円相当の自社電子マネーが付与されます。
僕はコメダでブログ書いたり内勤したりすることが結構あって、
店員さんがとても元気なので好きです。
しかも年間2,000円分コメダで楽しめるし、応援したい気持ちもおきます。
コメダは現在の価格が2055円で優待を受けようとすると、
1単元(100株)購入する必要がありますので、
205,500円で優待が受けられます。
利回りにすると大体1%ですね。
これが優待株投資です。
優待株は安定してる
バイオ系の株はかなり乱れますが、
株主優待を設けている会社は基本的に長期保有してほしいと思っている会社なので、
保有している人も優待目的で取得していたりしますので、
あまり乱れません。
これがコメダの2年チャートです。
このようにそこまで大きく乱れることがないのが優待株投資の一つの特徴です。
こちらが武田薬品の2年チャート
もちろん優待株が下がらないと言いきれるわけではございませんが、
系統としては安定企業が多い傾向であるということです。
他にもある優待株投資の魅力
例えば、お孫さんがいたり、これから生まれるみたいな方は、
タカラトミーの株とか買うと、トミカが2台、もしくは4台プレゼントされます。
しかも、オンラインショッピングサイトで、トミカの30%割引券、3年以上保有してる人は40%割引券が付与されます!
お孫さんが男の子だったらトミカは100%通る道ですので、喜ぶんじゃないかと思います。
例えば、エムエイチグループという美容サロンの株を1単元保有すると、
年1回3000円分のエステサロンの優待券がもらえます。
奥さんにプレゼントすれば熟年離婚されません(笑)エムエイチグループは1単元3万円くらいで購入できるので、利回りにしたら10%になります。
変な話、奥さんと二人でエステに行っても良いと思うんですよね。それってなんか素敵だし、いつまでも若々しくいられて、今までしてない経験をするって良い事なんじゃないかなと。
他にもオリエンタルランドの株を買えばディズニーランドの無料券が、
吉野家の株買えば年2回3,000円分の優待券が(僕買ってます)、
大庄(庄屋、やる気茶屋、築地日本海)を買えば年2回2,500円分の優待券がもらえます。
もちろん他にもいっぱいあります。
優待券生活もあり!?
退職金のうち仮に1千万円分を優待券のある安定企業の株を購入すれば、
優待券だけでかなりお得に生活できたりします。
有名なのが桐谷広人さんです。
ネタバレすると僕もこの方の本を読んだことがきっかけで
優待株を購入するようになりました。
桐谷さんはほぼ全て優待券だけで生活しているそうです。
全くお金がかからないのである意味老後も安心といえば安心です。
定年後の優待株の最大の魅力
桐谷さん曰く、定年後に優待株を始める最大の魅力は、
「刺激」であると述べています。
定年後に燃え尽き症候群になり、家に閉じこもったり、
誰とも話さなくなったりっていうのは本当によくあるんだそうです。
しかし、優待株投資を行うことによって、
例えばトミカが送られてきたら孫に会いに行こう、
エステのチケットが送られてきたら、
今まで行ったことなかったけど行ってみようと思えたり、
すかいらーくのお食事券もらえたらすかいらーくに行こうと外出したり、
せっかく今までとは違って時間があるのに閉じこもってたらもったいない、
だから優待株投資を行なって「刺激」をもらうんだそうです。
パートナーがいればさらに幸せを共有できるし素敵だなって思いました。
最後に
今年からNISA口座も利用して、少しづつ株式投資してます。
僕は基本的には夢見るバイオ株応援投資したいと思ってる、
超破滅型人間ではありますが、
優待株投資はやっぱ良いなぁと思います。
僕の妻も無料でもらえたものに尋常なく喜ぶので体質なので、
喜ぶ妻の顔はやっぱこっちも嬉しいですからね。
退職金は貯蓄も良いですが、
優待株はそこまで大金はたかなくても購入できるので、
一部だけでもやってみると面白いかなと思います。
何よりその企業を応援したくなるし興味を持つってのは良いことですよね。
よろしかったら桐谷さんの本読んで見てください。
ではまた!
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