製薬会社ランキングはただの買収上手いランキングなので気にしない

製薬会社ランキング

みなさんこんにちは。

現役MRのだいさくです。

私は今、とあるベンチャー企業に転職を考えています。

その会社は世界の製薬会社ランキングの中でも当然、

50位以内にも入らないベンチャー企業です。

ちなみに、私は27歳の時に外資系製薬会社に転職し、

その5年後に国内大手製薬会社に転職しました。

ランキング上位の会社にはカラクリがある





私が同僚にベンチャー企業ってどう思う?と実際聞いてみると、

みんな反対しますよね。

怖いとか、安定してないとか。

決してそんなことないですよ。

ちなみに、こちらが2015年度の製薬会社世界ランキングのベスト10の会社です。

会社名 売上額(百万ドル)
1位 ファイザー 44,547
2位 ノバルティス スイス 43,415
3位 ロシュ スイス 41,071
4位 サノフィ 34,804
5位 メルク 34,782
6位 ギリアド 32,639
7位 ジョンソン&ジョンソン 31,430
8位 グラクソス・ミスクライン 27,754
9位 アストラゼネカ 24,708
10位 アッヴィ 22,859

 

特に驚くべきなのは6位のギリアド社ですよね

肝炎の治療薬、ハーボニーを中心に世界を席巻しましたが、

3年前くらいまでは50位以内にも入らないベンチャー企業でした。

ただ、革新的な薬ひとつでここまで、のし上がってきたわけです。

ただ、他の会社に関しては、

自社の力一本でこのランキングになっているわけではないです。

ほとんどが自社での開発力がなくなってきたために、

他社を買収に買収を重ねているわけです。

要は買収がうまいランキングと言っても過言ではないわけです。

製薬会社側もランキングなんて気にしてない

製薬会社側も生き残るために必死なので、自社に必要な会社を買収するわけです。

なので、特に会社側はランキングを気にしてない会社の方が多いです。

私が最初に勤めていた外資系製薬会社はランキングを全く気にしてませんでした。

ただ、「革新的な医薬品を創出する」

「現在治療薬の無い疾患の治療薬をつくる」

目標はあくまでこの二つでした。

実際、世界ランキングでしばらく1番を続けている、

アメリカのファイザー社は何社買収したのか分からないくらいしてます。

正直世界1位だからといって、人気があるわけではないですしね。

ランキングを気にしているのは主に国内企業

一方で国内企業はかなり気にしてますね。

有名な話では、武田薬品なんかは、約2兆円使って大型買収をしましたが、

完全に失敗してしまいましたね。

現在では16位くらいになってます。

ただ、国内企業は驚くほどランキングを気にします。

なぜかというと、ランキングが上位であればあるほど、

日本人には人気がでるんです。

上位の会社ほど優秀な人間が寄ってくるし、

年配の人からも安心した企業だと思われるからです。

日本で商売をする上ではそういったイメージ戦略が重要なんですね。

ちなみに、海外ではそういった、大きい会社ほど人気がないんです。

優秀な人間ほど、独立したり、ベンチャー企業を選ぶ傾向にあります。

なので、ランキングを気にする国内企業、

気にしない外資系にはそんな背景があるんでしょうね。

MR経験者の更なる活躍の場はベンチャー

私は、27歳の時に外資系製薬会社にMR未経験枠で入社して、

5年後に現在の国内製薬会社に転職しました。

MR生活7年間の間に様々なノウハウを取得できました。

このブログでも紹介してますので、是非チェックしてみてください。

そのノウハウを最大限に生かせる場所はベンチャー企業だと思っています。

ベンチャー企業の不安点は安定していないと思われていることや、

将来が不安である点もあると思います。

しかし、ベンチャー企業での経験はかけがえのないものになります。

経営戦略会議にも参加できるし、マーケティングの仕事もできるし、

上との距離が近いので自分の意見も通りやすくなります。

製薬会社のエグゼクティブはもともとベンチャー企業のときから入社しているケースが多く、

そういった会社を早くから選択しておくことも、面白いかなと考えています。

現在の国内企業で働いていても、正直面白くないんですよね。

先が完全に見えてしまって。

何歳頃に何になって、大体こんな感じで、引退していくのかなって。

ただ、そういう人生が良いという人もいるので、

それはそれで否定はしないんですけどね。

公務員にでもなれば良いのにと思っちゃいますけどね。

 

ベンチャー企業を経験するということは、

その辺のワンオブゼムのMRにならないための第一歩だと私は考えています。

最後に

いかがでしたでしょうか。製薬会社のランキングあまり意味がないということを、

少しでもお伝えできましたでしょうか。

MRとしてのファーストペンギンを目指すことは私は可能だと思います。

ちなみに私は、27歳の時にMR未経験から外資系MRに転職して、

32歳で年収が1,000万円を超えました。

34歳の現在では1,180万円になりました。

現在転職しようかと考えているベンチャー企業からのオファーは1,480万円でした。

私は常に、どんなベンチャー企業が立ち上がって、

MRの転職事情がどういう風になっているのかを転職サイトのエージェントから情報をもらってます。

そんな経験から書いた記事もございますので、ご興味ある方は是非みてください。
MR転職サイトおすすめランキングを34歳で年収1180万を稼ぐ現役MRが教えます

まだ実行できてませんが、私の転職経緯はこのブログでも随時更新していきたいと思います。




 

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