みなさんこんにちは。
現役MRのだいさくです。
最近、製薬会社に転職する看護師さんがとても増えていますね。
私が今働いているベンチャー系製薬会社にも看護師免許を持ちながら、
働いている人もいます。
普段、看護師をやっていると製薬会社の人間はMRくらいしか、
接することがないと思いますが、
製薬会社には様々な職業があります。
今日はそんな看護師免許を持つ方が、
製薬会社で働くメリットやデメリット、
そしてどんな職業でどんな仕事をしているのか紹介して行きたいと思います。
看護師さんは激務
以前書いたこちらの記事でも伝えていますが、
看護師さんって激務なんですよね。
本当に気の毒になるくらいですが、
笑顔で仕事をこなしてる姿を見るとリスペクトします。
病棟看護師は特に激務で辛い
特に病棟看護師さんは激務ですよね。
30代に差し掛かってくると年齢的にもかなりしんどくなります。
若い頃であれば、多少仮眠するくらいで夜勤にもいけたんでしょうけど、
30代や40代になってくるとそんな訳にもいかないんですよね。
だから夜勤のある日は昼間でもしっかり寝ないといけないけど、
中々寝付けない、んで睡眠薬とか飲んだりしてる看護師さんも
結構いますよね。
毎日の生活が不規則なので疲れも中々取れない、
結婚したりすると、パートナーとのすれ違いも起こったり、
睡眠薬飲んだり、生活が不規則なために不妊になったりする看護師さんもいますよね。
看護師さんが製薬会社に転職する5つのメリット!
まぁMRとして普段普通に接してる看護師さんですが、色々あるんですよ。
30代、40代になると転職のことも考えだす頃だと思いますので、
看護師が製薬会社に転職ってどうなんだろう?って思った方に、
製薬会社で看護師さんが働く5つのメリットをご紹介して行きたいと思います。
1、規則正しい生活が送れる
製薬会社に勤務してる看護師さんが製薬会社で働くメリットとして、
口を揃えて言われているのが、規則正しい生活を送れることです。
上述したように不規則な生活をしてる看護師さんも少なくないと思います。
夜は当たり前のように眠れて、太陽が登ったら起きる生活は、
激務の看護師さんにはとても嬉しいのです。
これは製薬会社に転職したお医者さんも同じことを言いますよね。
もうピッチに怯えなくて良いみたいな。
2、経費が使える
看護師さんも例えば、学会に参加したり、
セミナーに参加する際に自腹で参加してる人の方が多いと思います。
しかし、製薬会社に勤務すると学会の参加費用は全て経費で賄えます。
当然そこまでの交通費やホテル代も経費です。
お金をもらって勉強できるというのは実はとても恵まれたことです。
企業に属するということは給料の他に使えるお金があるということですので、
その辺は大きなメリットになると思います。
3、広い世界を見れる
製薬会社の勤務すると、看護師の仕事だけをしてたのでは、
見えなかった世界というのを沢山見ることができます。
全国の医療機関を訪問したり、有名なオピニオンの先生と面会します。
そして、その道の第一線を歩んでいる看護師さんと面会する中で、
自分の仕事が今までとても狭い世界だったんだと感じる看護師さんも少なくないようです。
製薬会社からビジネスの目線で、医薬品というものを考えたり、
医薬品がどのような流れで臨床試験が行われて、
どのような問題があるのか?
そして、薬が上市(発売されること)してからどのような問題があるのか、
これまで持ってなかった視点を持てるようになります。
時には海外出張することもあったり、行ったことのない場所に行く経験もできるので、
まさに広い世界を見ることができます。
また、自分の目の前の患者さんだけでは無い範囲の患者さんを救う事も、
製薬会社に入れば経験できます。
4、給料が高い
看護師さんの平均給与は473万円と言われています。
製薬会社でどのような職種につくかにもよりますが、
おそらくどのような職種に就いたとしても給料は高くなると思います。
しかも看護師さんの場合はこの給料から色々な経費を払うことを考えても、
やはり給与面でも恵まれていると思います。
私は実際年収270万円でしたが、27歳で外資系製薬会社に入社することで、
年収は570万円になりました。35歳の現在では1,500万円です。
まぁ職種にもよりますが、普通に頑張っていれば年収1,000万円くらいなら
いきますからね。その辺もメリットになると思います。
5、まだそんなにいない
これは実は大きなメリットです。
看護師さんを製薬会社が欲しているのは事実なんですが、
実は看護師免許を持っている人が製薬会社に入社してくるケースは、
現在の所、そこまで多くありません。
その理由は後ほどのデメリットの部分で説明していきたいと思いますが、
まだそこまで看護師=製薬会社というのが浸透してないので、
逆に貴重な存在になることができ、重宝されています。
看護師が製薬会社に転職するデメリット
メリットも沢山ありますが、やはりデメリットもあります。
1、医療従事者から歓迎されるわけではない
看護師さんが製薬会社に入ると、
「私は元看護師」を全面に出す人がいます。
それは実はあまり得策ではありません。
お医者さんや、現役の看護師さんからは、
なんとなく、医療現場を捨てた人という目線で見られることもあります。
例えば、私は、創薬を通じてもっと患者さんの痛みや苦痛を取り除く仕事が
したいと思った。
など、製薬会社で働く理由がしっかり自分の中で持っておかないとその辺は苦労します。
例えば、看護師の仕事は激務で、本当に辛かったから、
そんな理由だとやっぱり白い目で見られてしまうこともあります。
ただ、実際は自分が看護師かどうかは訪問する医療従事者の方には、
何かのきっかけがない限り伝えることがないのも事実ではあります。
2、転勤や引っ越しがある
民間企業で働くことは同時に転勤があります。
多くの看護師さんは本社勤務で行う仕事が多いので、
転勤はほとんどありませんが、製薬会社の多くは本社が、
東京や大阪にあります。
通える距離にあれば良いですが、
例えば四国で看護師をしてる方が製薬会社に転職しようと思うと
まず間違いなく引っ越しすることになります。
また、かなり稀なケースではありますが、
MR職につく看護師さんもいらっしゃいます。
MRは5年に1度は転勤がありますので、
その辺は民間企業で働く場合は覚悟しなければなりません。
3、会社が無くなることもある
恐らく病院が潰れることというのはあまりないと思います。
製薬企業が潰れることもほとんどありませんが、
会社が突然買収されたりすることもあります。
また製薬会社は外資系が多いので、
本国がいきなり日本撤退!となることも0%ではありません。
まぁ製薬会社は沢山あるので、職に困ることは無いと思いますが、
その辺のリスクは0では無いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私は製薬会社で働くことはとてもオススメです。
特に現在は看護師さんや、女性の活躍を謳っている製薬会社多いため、
数年後には看護師さんが製薬会社で働くというのも
ごく当たり前になるのではないでしょうか。
今回の記事をまとめると、
看護師さんが製薬会社で働くメリット
・規則正しい生活が送れる
・経費で勉強できる
・広い世界を見れる
・給料が高い
・まだそこまで沢山いない(今後求められる)
看護師さんが製薬会社で働くデメリット
・医療従事者から歓迎されるわけではない
・転勤や引っ越しがある
・会社が突然なくなることもある
私はもちろん看護師の仕事もとてもリスペクトしていますが、
製薬会社で働く事も選択肢としてはと、ワークライフバランスや、
看護師の仕事とはまた違った意味でのやりがいという意味でも
素晴らしい事だと思っています。
是非一度情報をとって見て下さい。
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