熱い市場!将来性のある遺伝子検査の会社をチェックしてみた!

遺伝子検査領域が熱い

どうもこんにちは、だいさくです。

先日インタビューさせていただきました、

MRから遺伝子検査の会社へ転職された方のお話をアップさせていただきましたが、

【MRから異業種転職】遺伝子検査の会社へ転職!その理由や現状を聞いた!

それからかなり夢中になって遺伝子検査の会社や市場などなど色々熱心に調べてみました。

製薬会社の仕事にも遠からず関わってくる領域になるかと思いますので、

なぜ今遺伝子検査の業界が熱いのかご紹介させていただければと思います。

熱い市場!将来性のある遺伝子検査の会社をチェックしてみた!




今後5年から10年にかけて、日本の医薬品市場の成長率は、

0%ないしマイナス成長と言われており、管理してるのが政府なのでそれはほぼ確定的と言えます。

一方で遺伝子検査領域の市場の成長率は、米国では3.6倍程度、

日本では5倍くらいまで跳ね上がるのではないか?と言う見通しがされています。

次世代診断・検査の市場展望 -調査結果-

後述いたしますが、遺伝子検査の領域は自由診療で行っている事も往々にしてありますので、

市場予測としては医薬品ほど確定的なものではないので、

もっと跳ね上がる可能性ももちろんあります。

なぜ、今遺伝子検査なのか?

では、なぜ今遺伝子検査の市場が熱いのかと言うところですが、

これはいわゆる次世代シーケンサー(NGS)の登場がきっかけになります。

オンコロジーに携わっている方は一度は聞いた事がある技術かと思いますが、

NGSって何?と言う方はこの記事がとてもわかりやすいです。

簡単にお伝えすると、

今から10年ほど前は人の遺伝子を解析するのに多くの時間とお金(10億くらい)が

かかると言われていましたが、

今はそのNGSの登場によって、

とても安価にそしてスピーディーに人の遺伝子の解析ができるようになり、

現在の個別化医療、遺伝子疾患の解明から治療という分野に大きな変革をもたらしました。

要は今の個別化医療も、難しい遺伝病もこのNGSの技術があってこそだったりするのです。

ですのでNGSの技術を持っている会社は今後注目しておいた方が良いと思うわけです。

主流は米中、日本はベンチャーが奮闘

NGSの登場により、

人の遺伝子を安価で容易に解析ができるようになり、その技術が臨床の場で使用できるように、

様々な会社が研究と開発を続け、

各社合成の仕方など、技術的な応用の仕方を特徴づけした結果、

遺伝子検査の会社が独自の技術を持って、

正にラッシュのように登場していると言う状況が今の状況になります。

世界的にはやはり米国と中国の会社が有名で規模が大きいようですし、

米中の市場も大きいようです。

しかし中国は他の国に自国(中国人)の遺伝子情報は渡さないとしているので、

中国に外資が参入することは考えづらいですが、

日本では外資も内資もとても活発に市場に浸透していきそうです。

ちなみに、製薬会社で働いていると、遺伝子検査というと、

2019年に肺癌で承認されたオンコマインに代表されるような、

コンパニオン診断薬をイメージしますが、

コンパニオン診断薬は比較的国から承認を受けるためのものである事が多いので、

遺伝子検査の領域は必ずしも国からの承認ではないものも多いです。

オンコマインを開発した米サーモフィッシャーの記事は以前書いておりますので、

ご興味ある方はご参照ください。

サーモフィッシャーってどんな会社?MR経験者を募集してるよ!

遺伝子検査で市場を引っ張るのはオンコロジーだが・・




今回調べていたら、遺伝子検査の市場で大きいのはやはり癌の治療のための遺伝子検査になります。

僕のこれまでの記事でもお伝えしていますが、オンコロジーの治療は、

今後もっともっと個別化が進みますし、どんどん細分化されます。

遺伝子検査では市場がオンコロジーに集約すると予想されますが、

逆にそれ以外の領域にニッチに挑んでる魅力的な会社もありますので、

ここからは、製薬会社での経験を欲しているような会社で、

個人的に厳選して幾つかの会社をご紹介させていただきます。

1、バリノス株式会社

Varinos株式会社

バリノス株式会社は、2017年に創業したベンチャーになります。

と言うより、NGSの技術を持ってる遺伝子検査の会社はほとんどがベンチャーになりますが、

日系の企業で、癌以外の領域に取り組んでいて、自社開発してるような会社の代表が、

このバリノスと言っても良いかもしれません。

社員はまだ15名程度で、社長は桜庭さんと言う方で、

フォーブスジャパンの期待される次世代の経営者の一人にも選出されていますし、

日本の経済産業大臣賞も受賞されています。


※右が桜庭社長

Varinos株式会社「Japan Venture Awards 2020」にて経済産業大臣賞を受賞

桜庭さんは元々NGSの日本における先駆者的企業であるイルミナから独立されて、

不妊治療における子宮内フローラ検査のためのNGSを用いた遺伝子検査を開発されました。

米国の研究所で遺伝子研究などもされているバリバリの科学者です。

幾つかの記事を拝見しましたが、今後保険償還も見据えていると書かれています。

ご存知の通り日本は晩婚化による少子高齢化、

そして不妊治療と言うのは一つの大きな社会問題でもあります。

近いうちに不妊治療が自由診療から保険内での治療が可能になると考えられるので、

今後の時代背景にあった会社で、ニッチな領域ではありますが、

From Japanとして世界で勝負する事ができるかもしれない数少ない会社の一つだと言えます。

2、Genomedia株式会社

Genomedia株式会社

Genomedia(ゲノメディア)は2013年に創業した会社で、

東大発ベンチャー企業になります。

遺伝子検査は検体を採取して、それをNGSで解析する一連の作業を「ウェット」と呼ぶのですが、

Genomediaのウェットはまだ東大内で行われていますし、本社も東大のすぐ近くにあります。

固形癌では有名な、

国立がんセンター(NCC)が中心となっている「SCRUM」があると思いますが、

実はそのSCRUMの遺伝子解析を担当しているのがこのGenomediaなのです。

ゲノム医療情報ベンチャーGenomedia 第三者割当増資を実施

これはかなり凄い事ですし、この会社の大きな強みになると思います。

またGenomediaのもう一つのすごい技術として、

HPに載っていた文献で、Genomediaの技術で、血液の血漿から行う、

リキットバイオプシーの技術を持っています。

肺癌や入り組んだ場所にある臓器にできた癌は検体を採取するのも一苦労ですし、

サーモフィッシャーのオンコマインは検体の採取に患者さんにとって大きな侵襲を伴うのが、

一つネックでもありますが、癌の変異を血液検査で行う事ができるのであれば、

こんなに素晴らしいことはありません。

簡単に書いてしまいましたが本当にすごいことなのです!

なんとなくの僕の予想ですが、多分リキットバイオプシーは保険償還されない気がするので、

自由診療で行くと思いますが、とてもやりがいのある仕事なのではないかと思います。

大きな製薬会社でも恩恵を受ける会社が多いのではないかと思います。

3、コニカミノルタ プレシジョンメディシン ジャパン株式会社

KONICA MINOLTA

コニカミノルタプレシジョンメディシンジャパンは名前の通りカメラやコピー機などのオフィス機器

CTなどの画像診断機器でも有名なコニカミノルタの関連企業になります。

元々はコニカミノルタの社内ベンチャーとして遺伝子検査領域のビジネスを立ち上げ、

2018年にコニカミノルタから独立して同社が立ち上がっています。

NGSの技術は米国の Ambry(アンブリー)社を買収することでその技術を得ています。

同社のNGSは主に癌治療に関わる領域ですが、臨床用と言うよりは、

創薬支援にもかなり力を入れているように見えます。

正直創薬支援におけるNGSはビジネスとしてはかなり厳しいので、

おそらく臨床の方にスイッチしていくのではないかと思いますが、

注目の企業の一つとなります。

4、サーモフィッシャー

Thermo Fisher

サーモフィッシャーは検査市場では最大手の外資系になります。

売上は1兆円を超えております。

2019年に肺癌における治療薬につながる遺伝子変異を現状の全てを一気に解析できると言う、

オンコマインというコンパニオンキットを発売しました。

保険償還もされており、遺伝子検査の成功のロールモデルではないかと思います。

サーモフィッシャーってどんな会社?MR経験者を募集してるよ!

今この領域の営業は5、6人というお話を聞いた事がありますが、

元々MRをやられていた方も活躍されていると思います。

呼吸器の先生にチラッとお聞きした時には、

検体の採取をかなりしっかりやらなければならないようで、

完全に浸透しているかというとまだまだのようですが、

それなりに成功しているとはお聞きしました。

自由診療ではなく、保険内で行い、NGSの機会をSRLなどに販売し、

試薬で利益をしっかり出すという、なんというか、

MRのやっている仕事にとても似ている感があります。

大きい会社で投資を行えるからこそできるビジネスモデルなのだろうなと思います。

5、理研ジェネシス

理研ジェネシス

理研ジェネシスは2007年に理化学研究所より「理研ベンチャー」として設立された会社です。

新しいところだとROS1融合遺伝子の検出キットを2017年に発売してます。

いわゆるクリニカルシーケンスから、創薬支援、遺伝子解析の受託まで幅広く、

遺伝子ビジネスを展開している会社です。

6、その他

一応個人的にかなり面白そうな会社をピックアップしてみましたが、

遺伝子検査の会社は今後かなり沢山立ち上がってくると思います。

かなり長くなってしまいますので紹介できてませんが、

キャノンが立ち上げた遺伝子検査会社であるアクトメッド、

ガーデンヘルスケアなど本当に楽しみな会社が沢山あります。

最後に

とりあえず広く浅くではございますがまとめてみました。

遺伝子検査の営業の場合、年収の目安は大体600万〜1000万くらいかと思います。

中にはIPOを見据えてる会社もあって、かつRSUも付与してくれるような、

目の玉が飛び出るような条件の会社もあるそうですが、

大体年収は800万前後が相場なのかなと思います。

ただ、今後非常に面白い業界なのは間違い無いと思いますし、

MRの経験を欲している会社も多いこともあり、

ご興味を持っている方もいらっしゃるとのことで書いてみました。

(伝わったでしょうかね・・・)

一応今回ご紹介した会社の中で、理研ジェネシス以外は全てMR経験のある方は、

募集要項に入っております。

そもそも遺伝子検査の会社での営業経験がある人が少ないというのもあると思います。

一応遺伝子検査系の案件はJAC Recruitmentがダントツで強いです。

その次が【リクルートエージェント】あたりになります。

もしご興味あれば聞いてみてください。




 

 

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