バイオシミラーへの転職が熱い!バイオシミラーの無限の可能性を教えます!

バイオシミラー

みなさんこんにちは。

現役MRのだいさくです。

後発品の市場はドンドン大きくなっていますね。

2016年度の厚労省のデータでは、

後発品に置き換えたことで、

9412億円の医療費が減らせているという発表がありました。

2013年度は5500億円だったことから、

単純計算でこの3年間で後発品の採用を増やしたことにより、

3900億円の医療費の節約ができた計算になります。

この勢いは今後まだまだ加速していきそうです。

後発品の数量シェア80%目標もまだまだ続いていきそうですからね。

そして、今後はバイオシミラーの採用も活発になっていきそうです。

バイオシミラーへの転職は熱い!




バイオ医薬品ってなに?

バイオ医薬品とは、遺伝子組み換え技術や細胞培養技術等を応用して、

微生物や細胞が持つたんぱく質(ホルモン、酵素、抗体等)を作る力を利用して

製造される医薬品のことです。

この10数年の間にバイオ医薬品の開発が加速してます。

※厚労省日本再興戦略より

現在のブロックバスターはバイオ医薬品

こちらがバイオ医薬品の世界売り上げ上位30品目です。

これらのバイオ医薬品を扱う会社は一流企業がほとんどですし、

いわゆるブロックバスターといわれる製剤ばかりですね。

バイオシミラーバブルが来る!

そして、このブロックバスターといわれたバイオ医薬品が、

次々と特許切れを迎えようとしてます。

当初、バイオ医薬品は普通の医薬品と違い、

複雑な構造なので、開発が難しく、

且つ臨床試験を行わなければならないということで、

各後発品メーカーが開発を敬遠していた背景が有ります。

しかし、国からの支援もあり、

開発に乗り出したのが約10年前です。

現在では、アストラゼネカなどの先発品メーカーも

参入して大きな話題にもなりました。

バイオシミラーとジュネリックの違い

バイオシミラーはジュネリック医薬品ではありません。

ジュネリック医薬品とは別の分類にされているので、

その辺の違いを理解しておく必要があるかもしれません。

  バイオシミラー 後発医薬品(バイオシミラー除外)
分子構造 巨大で複雑 小さく単純
有効性・安全性 先発品とほぼ同じ 先発品と同じ
治験 必要 不要
開発費用 高い(200~300億)

※先発品は約1000億

安い(1億円程度)

※先発品は300~1000億

先発品との価格差 大きい 小~大
現在の収載数 27 9,478

 

開発費用にも非常に大きな差がありますし、

何より収載数の数が全然違います。

この辺が今後バイオシミラーの市場の大きさをものがたっています。

バイオシミラーはなぜ治験が必要なのか?

後発医薬品に治験が必要ないのに対して、

なぜバイオシミラーは治験が必要なのでしょうか。

バイオシミラーの「シミラー」はその名の通り「似ている」という意味です。

ジュネリック医薬品は先発品と「同じ」になります。

「分子構造」も複雑なことから、

本当に全く同じなのかを現在の技術だけでは、

証明する事が大変難しいのです。

冒頭にお伝えしたとおり、

バイオ医薬品は細胞に遺伝子を組み込んだ医薬品になります。

そもそも細胞は世の中に唯一のものになるため、

全く同じ細胞を作り出すことができないのです。

そのためしっかりと臨床試験を行い、

先発品と同じ効果が得られたことを証明する必要があるのです。



一流先発品企業から後発品企業までしのぎを削っている

バイオシミラーはごく一部の医薬品を除いて、

ほとんどの先発品の値段が高いです。

そのためバイオシミラーの値段も高いことが予想されていますし、

基本的に先発品の7掛けになるので、値崩れがおきにくいです。

そのことから、現在では、いわゆる一流の製薬会社がドンドン開発に着手してます。

武田薬品・第一三共・アストラゼネカ・日本化薬 etc

もちろん後発医薬品メーカーもしのぎを削っています。

実は、バイオシミラーは凄い可能性を秘めている

例えば市場の大きい医薬品の後発品が出た時は、

その要職に先発品メーカーの管理職の人間がつくことも珍しくありません。

イーライリリー社のジプレキサの後発品を初めにだした、

武田テバの社長はイーライリリーでジプレキサを担当していた方がついていますね。

現在の年収は5,000万円以上という噂です。
※あくまで噂です。

これはエグゼクティブだけに限った話ではなく、

例えば今後注目されているバイオシミラーの一つである、

中外製薬のアバスチン、ハーセプチンを出すメーカーの要職につくのは

中外製薬からヘッドハントされている話もあります。

バイオシミラーの会社からすれば、先発品の知識やノウハウを

持っている人はのどから手が出るほどほしいと思いますので、

その辺は当然の戦略になっていくわけです。

バイオ医薬品の先発品を今から経験しておくことが重要

特に20代、30代のMRの方であれば、

今からバイオ医薬品の先発品を経験しておくことが重要になります。

そして、40代前後であれば、常にバイオシミラの情報を取っておくことで、

もしかしたら、とてつもないビックチャンスが舞い込んでくるかもしれません。

エリアの管理職がいきなり部長職になる可能性も大いに秘めています。

また、部長職や支店長クラスであれば、社長職も見えてくるのです。

上述したように、実際日本イーライリリーのジプレキサ担当だった営業部長は、

テバの社長になりました。

バイオシミラーは基本的に儲かるようにできているし、

国策としても掲げられているので、今後バイオシミラーバブルがおきても

なんらおかしく有りません。

30代後半や40代になったら、これまでの経験を存分に活かすことを

考える時期に入ります。

そういった観点からもバイオシミラーへの転職は魅力的です。

バイオシミラーは1番目に出す所が最強!

バイオシミラーを扱う際に大事なのは一番目に出すことです。

実は、バイオシミラー同様、後発医薬品も最初に変えた薬剤から、

また違う後発医薬品に変えることは基本的に無いのです。

薬剤部長がめんどくさいということもあります。

ですので、この世界で重要なのは最初に出すということです!

バイオシミラーへの転職成功は情報が命

「セルトリオン」という会社ってご存知ですか?

先ほど紹介した売り上げ上位30品目の中の2番目に位置づけられていた、

「レミケード」のバイオシミラーを一番に上市する予定の会社です。

※韓国の会社ですが、日本でいう所の武田薬品や第一三共のような会社になります。

その間違いなくバイオシミラーのブロックバスターになるであろう、

レミケードのバイオシミラーを最初に出すセルトリオンという会社も

現在募集していますが、ほとんどの人は知りません。

かなりエージェントを絞っているからです。

セルトリオンは日本化薬とコプロする予定ですが、

自前でマネジャー職を募集してます。

今後セルトリオンのようなバイオシミラーの要職募集を

すぐにキャッチするために一番良いのがビズリーチになります。

僕もセルトリオンの情報はビズリーチで取りました。

会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』

ビズリーチはこのようなシステムになっているので、

ビズリーチに登録するだけで、

バイオシミラーのような比較的希少案件も全て網羅できるようになっています。

登録は無料です。

会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』

もし、既にビズリーチに登録してるけど、情報が来ない人は

設定を変えたほうが良いと思います。

最後に

いかがでしたでしょうか。

少しでもバイオシミラーの魅力をお伝えする事ができたでしょうか。

私は自分の市場価値が高い時に高く評価してくれるところに

行きたいと思っているので、

常に情報はキャッチしていたいと思っています。

もし転職に踏み切ることに不安があったり、

迷いがある場合は無料のネット診断なんかも活用してみてください。

ちょっと長いですが中々面白いですよ。

無料!転職力診断テスト@type

チャンスはいつも自分が用意してない時に訪れるので、

迷いますよね。

だから、常に自分の希望や人生のプランは考えておいた方が良いのだと思います。



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