【若手は是非ご参考に!】40代MRの転職のリアルを聞いてきた

40代MRの転職

どうもこんにちは、だいさくです。

夏休みの時期ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。

僕はというと、2回目のワクチン打ちました。

筋肉注射の影響で腕が2日間くらいですかね、結構痛かったですが、

副作用という副作用は出なかったです。

僕は毎年この時期子供とクレヨンしんちゃんの映画見に行くのと、

海水浴行くのが本当に楽しみなんですが、

まだ中々外に出られないし、本当に残念ですね。

早くおさまってくれると良いですね・・・

結構シビア・・40代MR、転職のリアルを聞いてきた




ところで、40代になると転職って本当に難しいよ〜なんてよく聞きますよね。

僕も一応アラフォーの部類に入るわけなんですが、

今のところ転職しようという気持ちがあまりないのもあって、

だいさく
だいさく

いやいや、難しいって言っても需要があれば全然受かる自信あるし、そこそこキャリアもあるしいけるんじゃないの?

なんて考えていたりするんですが、

それがどうやらそうでもないというか、それって結構甘い考えみたいなんですよね。

そんな甘い考えをしている僕以外の人や、

年は全員平等に取るので若い方にもちょっと参考になればと思い、

今日は40代のMR転職のリアルということでお話を聞いて参りました。

40代のMRの転職のリアル

 

だいさく
だいさく

今日お話を聞かせていただいたのは現在40代中盤の男性MRの方になります。お名前は伏せております。簡単に自己紹介をお願いいたします。

 

皆様こんにちは。

私は元々異業種から某外資系に転職をし、その後内資系製薬会社、

その後は外資系のベンチャーで働いています。

今のベンチャーは色々な意味で非常に働きやすくて、

全く転職を考えてはいなかったのですが、詳細を伝えると会社が完全にバレそうなのですが、

とある事情があり、そろそろ転職を考えなければならなくなりました。

ただ、若い頃、特に30代と比べると本当に40代の転職は厳しいと非常に強く実感しています。

今のご時世MRが買い手市場というのはもちろんあるんだと思いますが、

それでも本当に本当にしんどいです。

今日は私の経験が少しでもこれからの若い方にご参考になればと思います。

40代MRはまず書類が通らない・・過去の実績も関係ない

30代から40代になって強く実感するのは、まず書類に通りません。

手前味噌ですが、私はMRの経験としては担当先も含め結構すごい施設や、

お医者様を担当してきましたし、売上も相当あげてきました。

経験値としては誰にも負けないくらいのキャリアなのですが、

それでも年齢には勝てません。

過去の実績など関係なく、年齢の壁の方が断然高いのです。

書類にさえ通ってくれれば、面接さえしてくれれば自信があるのですが、

若い方に比べるとその機会すら与えてもらえないのが40代の転職事情だと感じています。

だいさく
だいさく

少し古いデータですが、MRからMRの転職って仮に面接までいけば、面接を約3.5回受ければ1回内定をもらえるというデータがあるみたいです。なので頑張って面接を4回でもしてもらえれば転職先が見つかると言えるのですが、その面接まで行けないというのはキツいですね。

そういうデータがあるんですか。。なるほど。

30代の頃は正直書類準備をそこまで頑張らなくても面接まで行けてたんですが、

今はかなり気合入れて書類作っていても書類すら通らないんですよね。

何故40代のMRは書類が通らないのか?

だいさく
だいさく

40代になると何故書類が通りにくいんでしょうか?ご自身とか、転職エージェントとかから言われたことも含めて何か考察されてますか?

書類で落ちてしまった時にエージェントから言われる事として多いのは、

「転職回数が多い」です。

と言っても私は最初の異業種からの転職を含めても転職回数は4回です。

この業界であれば全然普通の回数だと思いますし、

それぞれの勤続年数もそれなりに長いのですが、

それでも世間一般的には4回転職しているというのは多いんだと思います。

でも私より転職回数が多いけど年齢の若い人が書類を通っているというのは聞いているので、

やっぱ年齢なんだと思います。

短期的なマネージャーの経験は意味が無い




あと、私はとある外資系の時にマネージャーの経験があって、

プレイングでは無く、完全なピープルマネジメントなんですが、

それもほとんど意味をなしていません。

むしろ中途半端なマネジメント経験は、

マネジメントができなかった経験に写ってしまっている気がします。

私は当時の家庭の事情もあって転勤の頻度やその可能性が低いMRの方が良くて、

自分からマネージャーは降りたんですが、

40代の今マネージャーをやっているのであれば、まだ全然可能性はあったと思いますし、

実際私の友人も同じ年齢でマネージャー募集で、

ベンチャーの立ち上げ時の応募で受かっていたりします。

だいさく
だいさく

ベンチャー立ち上げのマネージャーって本当にしんどいですし、もちろん大手の組織の中でのマネジメントも相当なストレスフルだと思いますが、やっぱ年齢が上がった時にはマネジメントしておいた方が良いのでしょうかね。

そうですね。例え領域が異なったとしても「マネジメント経験」というのは、

ある意味で領域を超えていく経験値になると感じています。

40代の転職で可能性があるのは人気の無い案件

だいさく
だいさく

ちなみに今現在の状況としてはどんな状況ですか?

実際今もまだ転職活動中です。

時間の猶予があまり無いのですが、

最悪は年収面もスライドでいければ良いなぁくらいに考えていたんですが、

まずそれなりの自分の年収をキープできるような案件は人気がありますし、

書類で通りません。

こんな言い方はしたく無いですが、残っているのは人気の無い案件で、

年収600万から800万くらいの聞いたことのない内資系の会社であったり、

年収の低いコントラクトの案件は今度面接があります。

ちなみにですが、私は英語がそれなりに喋れるんですが、

製薬会社でビジネスとして使わなかった英語力は意味が無いなぁと感じています。

【まとめ】40代になるまでに考えておいた方が良い事

だいさく
だいさく

最後にこれから40代を迎えるような方に対して後悔しないような取り組みとか、心構えなど教えていただけると嬉しいです。

そうですね。

まず転職をして何か、例えばバイオベンチャーとか、

マーケティングとかに挑戦するのであれば絶対30代です。

私自身は自分で考えているよりも、

40代という年齢の壁が厚いということを40代になって初めて知りました。

そしてマネージャーの経験のチャンスがあれば絶対やっておいた方が良いです。

結構管理職の人って、「MRの方が良いよ〜」なんて言いますし、

周りの管理職を見ていてもすごく辛そうに写ると思いますが、

実際はそうでもありません。会社の他部署との調整や評価など、

いわゆるピープルマネジメントは、だいさくさんのコメントにもありますが、

領域を超える経験になります。

もちろん管理職が合わない人もいるかも知れませんが、

それが天職になる人もいますのでやってみなければわかりません。

ですのでチャンスがあれば断らずやってみてください。

40代で僕のように苦しまないためには必要な経験だと思います。

あとは、40代に転職で困った時に助けてくれるのは人脈です。

過去の人脈は本当に、本当に大切です。

年齢とか、経歴とかを超えて助けてくれるのは人脈だと思います。

私も全く人脈を形成してこなかったわけではないのですが、

今働いている会社のタイミングと合わずに中々難しいのですが、

人脈は何よりの宝だと思って色々な方と接していると良いと思います。

暗い話になってしまいましたが、

少しでも私の体験が何かのご参考になれば嬉しいです。

だいさく
だいさく

この度は大変な時期にありがとうございました。また是非良いご報告をお聞きできるのを楽しみにしております。




コメント

  1. スマッシュ より:

    中堅内資企業に勤める36歳の男です。
    ジョブ型雇用などアメリカのように転職回数が多い時代が日本にも到来するものと想定していました。
    当記事のインタビュー内容を拝読する限り、まだまだ年齢や転職回数への障壁があるんだなと痛感した次第です。
    ご意見を伺いたいのですが、
    私は現職を継続すると、来年には管理職になる機会が得られそうです。
    ただ「パイプラインが豊富な企業への転職を検討した方がいいのではないか?」と転職に前向きになっていた矢先、この記事を見ると現職で管理職を経験する機会を待った方がいいのではと思ってしまいました。
    だいさくさんのご意見をお聞かせください。

    • 大作 大作 より:

      コメントありがとうございます。まぁあくまで個人の方の経験談ではありますので、なんとも申し上げにくいです。新しい挑戦自体は30代で!というのもあると思うのでなんとも難しいですよね。管理職の経験も重要だと思うんですが、あくまで、あくまで僕ならですが、次の転職先候補の会社の年収とか福利厚生面で良いのであれば、前向きに検討してしまいますかね。。。
      その辺は現在お勤めになられている会社と天秤にして考えられると良いのかなと思います。往々にして隣の芝生は青く見えるのも事実ですしね。

      ちょっと答えになってなくてすいません。。

      • スマッシュ より:

        だいさくさん
        早速のご返信とご意見ありがとうございます。
        将来性のない会社でマネジメント経験を積んでいるうちに転職出来ない年齢になってしまっては、元も子もないので、やはり前向きに転職を検討してみたいと思います。
        お忙しい中、ありがとうございました。

  2. 独身MR より:

    転職活動をしていますが、これは本当に実感しますね。今は市場が冷え込んでて圧倒的に買い手市場なのもあるとは思いますが、書類が本当に通らないです。
    大学やKOLを担当したことがあるのは当然として、領域経験ドンピシャじゃないと全然引っかかりません…。
    私もそれなりに経験や実績を出してきた自負はあるのですが、あくまでも若さが伴っていなければ魅力は半減どころか1/3程度なんだなと…。同じ30代でも、35以上か35以下かでも全く違うし、市場的に求められてるのは35歳以下ですね。

    そしてお決まりのように言われるのが「転職回数が多い」です。私も現在で4社目なのですが、理想は3回以下だとエージェントにも言われています。
    もう八方塞がりで参ってます…。

    • 大作 大作 より:

      どうもです。
      大変なんすね。。。てゆうか年齢云々ももちろんありそうですが、やっぱ今の買い手市場が、スーパー買い手市場になってるんでしょうね。。
      とりあえず、面接までは行きたいですよね。。。。
      また色々教えて下さい!!

  3. Sawtelle より:

    はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいています。
    私は新卒から20年外資系製薬でMRをしていましたが、2016年にオーファンメーカーに転職し、合併に伴い2018年に他のオーファンメーカーに転職しました。転職先は人気のメーカーで、2度とも転職の時にも書類の倍率は40倍くらい、面接も10倍以上の倍率でした。縁があって採用頂いたので偉そうに言ってしまいますが、いつの時代もまともな会社は倍率が高く、断り文句は年齢や経験不足と言った当たり障りないものが多いのかなぁと思っています。
    単純な売り上げだけではなく、エリアマネジメントやハイレベルなKOLサポートなど求められるものは確かにレベルが高くなってきています。でも一定数の求人はあるし、40代でも転職できている人もいます。
    採用側も本社が手厚いサポートをしてくれる名ばかり大学担当やプライドだけ高いメガファーマ出身者の中から、本当に仕事を任せられる人を見つけようとしているイメージです。
    なので、いま苦労している40代の人達はその他大勢の面接者と同じレベルの仕事をしてきた人なんじゃないかなぁなんて思ってしまいます。
    あと、誰でも入れるブラックみたいなメーカーが求人を控えてるのもありますかね。
    駄文失礼しました。

    • ギガデインファーマ より:

      40代後半の希少疾患MRです。私の場合、キャリアは地味ですが転職回数が過去1回だからか大概の書類審査は通過していました。準備不足でいくつかのチャンスを面接で逃しましたが、今は幸い転職が叶っています。記事中の方はこんなに素晴らしいご経歴でなぜこんなに苦労されているのか不思議に思いました。私のキャリアは表彰経験はなくかろうじて地方国立大学担当を数年のみ‥です。転職回数と領域に助けられたのでしょうか。たいさくさんはどのようにお考えでしょうか?

      • 大作 大作 より:

        どうもこんにちは、コメントありがとうございます。
        なるほど、、、多分それは転職回数が少ないからではないのかなぁという印象があります。
        転職回数4回を超えると一気に成功確率が低くなるというデータもあるみたいで、
        やっぱ外資系と言えども審査してるのは日本人なので心象が悪いんじゃないかと思うんですよね。

        面接で落とされるのは僕もしょうがないと思いますし、僕も何度も落とされた経験はあるんですが、
        やっぱ書類通らないって、面接で落ちるより悔しいんですよね。やり切った感が出ないというか。。

        転職回数や領域、あとは行きたい会社が求めてる人材像などその時の巡り合わせなんだと思うんですよね。
        でも40代後半で内定もらうってすごいですね!!!

        次の会社でも頑張ってください!!!
        そのうちMRエピソード企画行う予定なので是非ご投稿お待ちしております(笑)

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