【製薬社員が語る】ブイキューブ株価下落の原因、製薬向けセミナーは復活する?

MRと講演会

どうもこんにちは、だいさくです。

ブイキューブの株価が乱高下してますね。

株価掲示板も大荒れで、SNSでも愚痴が溢れ返っています。

コロナ銘柄筆頭とも言われるくらいコロナの影響で爆上がりしたブイキューブ株ですが、

今回3Qの決算を受けて、

ただでさえ減少傾向だった株価がさらに追い討ちをかけるようにストップ安になりました。

その原因の一つ(と言っても大部分)が、

製薬会社向けの小規模セミナーの売上が壊滅的な打撃を受けていたことにあります。

製薬会社で働いているとまぁそこそこ近い存在にあるブイキューブですが、

今日は現役の製薬会社の社員として、

ブイキューブの製薬向け配信サービスの売上減少要因はなんなのか?

製薬会社からみたブイキューブの印象(本当に他社と差別化できてないのか?)、など、

ブイキューブ株を注視されている方にご参考になればと思い、

その辺を書いていければと思います。

【製薬社員が語る】ブイキューブ株価下落要因の製薬向けセミナーは復活する?




下記ここ数年間のブイキューブの株価チャートになりますが、

コロナ禍に入る前までは、黒字と赤字を行ったり来たりしており、

株価も400円前後を行ったり来たりのいわゆる低迷株だったわけですが、

文字通りコロナの影響によって注目が集まり、かつ需要が倍増したため、

売上も利益も倍々ゲームで増えていきました。

2020年は一気に大幅黒字、株価も400円台だったのが、10倍とまではいかないまでも、

9倍近い、3,785円まで跳ね上がりました。

ブイキューブ株価下落の原因

一時期3,785円をつけていたブイキューブ株が現在(2021年11月10日時点)、

1,240円まで下落した原因は何か?というところですが、

2021年の3Qの決算が発表されたことにあります。

2021年12月期 第3四半期 決算説明資料

右の欄、2021年の通期予想としては、売上高130億、営業利益が24億でしたが、

3Qまでの累積として営業利益が11億しか無かった事を受けて、

あと3ヶ月を残してまだ半分も行ってない、あと3ヶ月で残り13億の利益が計上できるはずがない!

ということでどんどんと売られていきました。

また、最近はコロナが治まってきたこともあって、

コロナが治まったらやっぱダメなんだぁ〜、

やっぱりただのコロナ銘柄だったんだぁ〜という、

諦めの雰囲気からもかなりの売りが先行してしまいました。

大手の機関投資部門が相当な空売りをしていたのも原因ですが、

とにかく今直滑降に売られている理由としてはこのような3Qの実績を受けてになります。

ブイキューブ3Qの売上減少の原因、製薬向けDXの減少を解説

では、3Qの売上減少の主な原因はなんだったのか?という部分ですが、

これが本題のところで、製薬向けの小規模セミナーの売上減少になります。

下記資料のイベントDX事業の部分になります。

下記資料ですが、ブイキューブのイベントDXの売上の割合って大きいんですよね。

このイベントの部分が全て製薬会社ではないのですが、まぁほぼ製薬会社と言って良いわけです。

なぜ製薬会社向けイベントDXの売上が減少してるのか?




厳密にいうと、あくまで1Q、2Qと比べると減少しているだけで、

過去年度と比べると2倍以上に伸びているわけですが、

では、なぜ製薬会社向けイベントDX部門の売上がここにきて減少しているのでしょうか?

コロナ禍が治まってリアルイベントが増えたから?

結局同じようなサービスを展開してる会社が多く、料金、サービスで負けているから?

そんな声もありますが、理由は明確で、

製薬会社が自社でWEB講演会を行うようになったからです。

これは社長もコメントしていたと思いますが、

製薬会社が自社で講演会を行うようになってきており、

運営を外部サービスに頼らないようになってきているというのが理由です。

ブイキューブ必要無し?製薬会社はなぜ自社で講演会を行うようになった?

では、なぜ製薬会社が外部サービスに頼らずWEBセミナーを行うようになったか?という所ですが、

これは理由は大きく2つありまして、

1、ブイキューブは予約が取れない

1つ目は、外部サービス会社がどこも予約が取れないというのがあります。

最近はまだ少し落ち着いてきましたが、

有名どころのWEB配信サービスの会社、

例えば、ブイキューブ、木村情報技術、Jストリームなどは、

3ヶ月後どころか半年後も予約でいっぱいという状況がずっと続いてました。

それまでWEB講演会をバンバン行っていた特に大手の製薬会社からすると、

3ヶ月後、半年後にやっと予約が取れる状況というのはお話にならないわけです。

それで新しいWEB配信サービスの会社なんかを探して打診してもこれまた予約でいっぱい。。

そんな状態が続いていれば、withコロナと言われて久しい中、

自社でやってしまおうというのも当然の流れになるわけです。

2、コロナで活動できないため時間がある

2つ目の理由は、コロナで製薬会社の社員が活動をかなり制限されており、

時間が余っていたというのがあります。

ブイキューブというのは、

製薬会社の社員が営業活動等々で忙しい中、全ての下準備をしてくれて、

案内のセリフも考えてくれて、それは何でもかんでも全部やってくれる素晴らしい会社でした。

でも今は、その準備も自分でできる、

配信の状態をチェックする時間も余っているという状況下であったため、

予約も取れないし、自分達でできる時間もあるし、

それなら自分たちでやってしまおうという事です。

まとめ:ブイキューブはコロナ後にむしろ増える?

ブイキューブ3Qの決算は特に製薬むけDX配信の売上減少によって、

株価が下落し、その原因はコロナによって時間があった事、予約が取れない事により、

自社でWEB配信を行ったことが原因になるわけですが、

私も現在は米系製薬会社の本社部門に勤務しておりますが、

できれば自社でWEBセミナーはやりたくないと思っています。

やってくれるのであれば今まで通りお願いしたいし、

新興のWEB配信サービスは私も何度か使いましたが、

医者への対応に慣れていなかったり、設営に不慣れであったり、

口コミではブイキューブは差別化できてないなど言われてますが、

ブイキューブの丁寧なサービスは魅力的です。

むしろ今まで通りスムーズに予約が取れるのであれば全然需要はあると思いますし、

自分達で配信やって節約〜!なんて考えている製薬会社はあまりありません、

というかお金は潤沢に持っています。

お金の無い会社はそもそも使ってない気がしますし。

コロナ後に忙しくなってきたらまた普通に戻るのではないかと個人的には考えております。

それが株価にどこまで影響するのかわかりませんけど。。

そもそも売上100億前後で利益率が20%前後という会社もなかなかありません、

3Qの決算を踏まえても良い結果に変わりはありません。

僕は東京駅と大手町のテレキューブも使いますが結構良いです。

そこまで絶望になる程悪いサービスを展開してる会社では無いし、

もう少し株価対策をしたら良いのでは無いかと思いますが、

一応現役の製薬会社の社員として書かせていただきました。

ではまた!




コメント

タイトルとURLをコピーしました